小豆色のシルクの布に鮮やかなざくろの刺繍、木彫りの口のこのバッグ、
昭和18年ごろ叔母が作ったものです。
刺繍好きの叔母の作品は以前も「デジカメ日記」でも紹介しました。
18年といえば戦争真っ只中、暗い時代を想像しがちですが
個人的には好きなことを結構やっていたということがわかります。
現在も手作り風派手派手バッグは結構流行っていて
しっかり使えそうです。
あけましておめでとうございます。
故郷の小さな村に一人で住む82歳のおばの作品から
はじめました.
蓮の実の乾燥したものに、綺麗な布を丸めて詰めて
あります。
枝のほうは、どんぐりの実が落ちたくぼみに
布を詰めてあります。
見逃してしまいそうな自然から贈り物に
更に手を加えて綺麗に見せる・・・・
創造意欲の執念をお見せしたくて。