No0091「MS-11/アクトザク」
H:18.2m/W:59.1t
役職は「課長」となっております。
第91回「アクトザク」
「アクトザク」は、旧公国軍が「一年戦争」時、小惑星基地「ペズン」において開発され
た機体の1つです。機体は、ザクを原型として開発されていますが、ジェネレーター出力の
強化が行われているため、ビーム兵器の携行が可能となっています。また、関節部には「マ
グネット・コーティング」処理が施されており、さらに高機動型ザクの設計を取り入れ、脚
部にはスラスターが設置されているため、従来のザクとは比較にならないほどの運動性能を
持っていたと報告されています。一説には、公国軍の駆動システムとして主流であった流体
内パルス・システムではなく、モーター・システムが採用されていたと言われています。武
装類も専用の4砲身のブルパップガン、ヒートホークが用意されていました。それでも、ザ
クであることには変わりがなく、耐弾性は従来の機種と同程度のもので、本格的な量産には
至っていません。
完成した機体は、「グラナダ特戦隊」の隊長であるマレット・サンギーヌ大尉によって、
「ア・バオア・クー」が陥落した後の停戦命令を無視する形で、半ば強引に出撃するものの、
連邦軍の第16独立部隊に所属するフォルド・ロムフェロー中尉の駆るガンダム4号機の攻
撃を受けて撃墜されている…。
大戦後、連邦軍に接収された本機は、北米にある「オーガスタ研究所」の所属機として、
コクピットのリニアシート化や、ハイザックと同型のビームライフルの携行など、一応の近
代化が図られていたようです。
尚、余談ではありますが、本機の「MS-11」という型式番号は、当初「ゲルググ」に与え
られたものでしたが、開発の遅れなどから本機へ番号を譲り、「ゲルググ」は「MS-14」と
いう新たな番号の下で完成しています。また、こちらもザク「MS-06R-3S」を原型機として
おり、機種的にも近しいものであると言えます。
以上で91回のお話を終了いたします。
次回の92回では、「グフ試作実験機」のお話を予定しております。
H:18.2m/W:59.1t
役職は「課長」となっております。
第91回「アクトザク」
「アクトザク」は、旧公国軍が「一年戦争」時、小惑星基地「ペズン」において開発され
た機体の1つです。機体は、ザクを原型として開発されていますが、ジェネレーター出力の
強化が行われているため、ビーム兵器の携行が可能となっています。また、関節部には「マ
グネット・コーティング」処理が施されており、さらに高機動型ザクの設計を取り入れ、脚
部にはスラスターが設置されているため、従来のザクとは比較にならないほどの運動性能を
持っていたと報告されています。一説には、公国軍の駆動システムとして主流であった流体
内パルス・システムではなく、モーター・システムが採用されていたと言われています。武
装類も専用の4砲身のブルパップガン、ヒートホークが用意されていました。それでも、ザ
クであることには変わりがなく、耐弾性は従来の機種と同程度のもので、本格的な量産には
至っていません。
完成した機体は、「グラナダ特戦隊」の隊長であるマレット・サンギーヌ大尉によって、
「ア・バオア・クー」が陥落した後の停戦命令を無視する形で、半ば強引に出撃するものの、
連邦軍の第16独立部隊に所属するフォルド・ロムフェロー中尉の駆るガンダム4号機の攻
撃を受けて撃墜されている…。
大戦後、連邦軍に接収された本機は、北米にある「オーガスタ研究所」の所属機として、
コクピットのリニアシート化や、ハイザックと同型のビームライフルの携行など、一応の近
代化が図られていたようです。
尚、余談ではありますが、本機の「MS-11」という型式番号は、当初「ゲルググ」に与え
られたものでしたが、開発の遅れなどから本機へ番号を譲り、「ゲルググ」は「MS-14」と
いう新たな番号の下で完成しています。また、こちらもザク「MS-06R-3S」を原型機として
おり、機種的にも近しいものであると言えます。
以上で91回のお話を終了いたします。
次回の92回では、「グフ試作実験機」のお話を予定しております。