星矢LC207

『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話』
■第207話「鬼兄弟」

童虎とシオンを伴い、アスプロスがマーベラスルームから生還。
アスプロスはテンマを見留めると、シオンと童虎を預けます。
「来る途中で拾った、餞別にお前にくれてやろう」
また、2人を連れて、ただちに此処から離れろとも言います。
が、テンマは杳馬と因縁浅からぬ仲、引くことは出来ない、と。

「デフテロスが目をかけた割には、弱い"我"の男よな」
デフテロスという聞き慣れない名前に、テンマは戸惑います。
「せめて、鬼と呼ばれてみろ！！！」と
アスプロスは、周囲を意に関せず、小宇宙を燃焼させます。
テンマは、これに似た闘気を憶えており、思考を巡らせます。

ここで、テンマは気付きます。彼がカノン島の鬼の兄であると。
さらにテンマと杳馬に因縁があるように、アスプロスも同じく、
彼ら兄弟が殺し合う宿命を課したのも杳馬である、と言います。
アスプロスの言葉に、テンマは2人を連れ、この場を去ります。

シナリオ通りにいかないと見た杳馬は、次なる手を打ちます。
ポケットに忍ばせた機械時計で時間を止めようといたします。
が、時間は止まることなく、テンマは立ち去ってしまいます。
前もって、アスプロスが杳馬と自分との空間を切り離しており、
時間、それ自体が正常に機能しない空間にいるのだ、と。
杳馬の手を封じたかに見えましたが、新たな一手を窺わせます。

ちゅーこって、次号（No.2）ではNEXT DIMENSIONも併載です。
NDは、紫龍と氷河が出てくるのかな？？