コキュートスの記憶

日々の出来事とか戦果(買い物)とか。
主にガンダムを中心にしています。

アイシム 後編

2010年12月21日 | 短編
本日は、サイバーコミックス020から
引き続き、夢月ななさんの『アイシム』でございます。

『アイシム』
■人物
・ザイン
機関から脱走した実験体。
・アレフ
元「風の哲人」。ザインの行動で、やる気に火が着く。
・ラブ
アレフの恋人?ケンプファーのローンが心配。
・ビナー
フラナガンエレメンタルの責任者。
・レシュー
ザインの双子の姉。アイシム開発に心血を注ぐ。
・アイン
アレフの元同僚。ザインが脱走した際、亡くなる。
・メム
アインの妹。ザインを兄の敵として狙う。
・ダレス
ザインとアレフの元同僚。情報屋としてザインを追う。
※今回も、人名は「生命の樹」の小径に由来しています。
■機体
・アイシム
フラナガン製の深紅の機体。
レシューが生体因子として組み込まれているようで、
EXAMの流れを汲み、ALICEとかに繋がるシステムかも??
・ケンプファーbis
アレフがローンで買った機体。
・セラフィム
アイシムの完成機。強化人間のメムが搭乗。

月面都市・グラナダ-。
アレフの要望で、ラブはザインが乗っていた機体について
調べておりました。
持ち込んだ先では、連邦のガンダムに似てるとのことで、
機体色から、深紅のガンダムと呼ばれたりします。
と、そんなラブの元に先程の戦闘から離脱した2人が合流。
機体については、フラナガンが関係してるらしいとのことだけで
具体的な調査は出来なかったようです…。

また、ザイン自身もコクピットで感じる誰かの気配や、
自分の意志とは別に動く機体に違和感を感じているようです。
時として見る、女性の幻…。
一応、機体には生体反応は見られなかったようですが…。

その頃、ビナーの指揮するフラナガンエレメンタルでは、
アイシムの後継機であるセラフィムの出撃準備が行われます。
ここで、ビナーが独り言ちるのですが、
アイシムとセラフィムはザインの双子の姉であるレシューが
心血を注いで、完成させた機体だそうです。
しかも、その姉もアイシムの生体因子となっているようで、
アイシムが戦えば戦うほど、それは寿命を縮めるそうです。

ザインの追憶-。
その昔、ザインはアインと呼ばれる人物と機関にいました。
もうひとり、ダレスという人物もいたようです。
ザインは機関からの脱走を考えていたのですが、アインは
妹を人質に盗られ、それも叶わなかったみたいです。
で、ザインはひとり脱走するのですが、その追っ手として
アインが立ち塞がり、彼も自由を求めてザインと対決し、
そして、散ってしまったようです…。

戻って-。
アインはザインに、フラナガンと敵対するのではなく、
自分の相棒として、暮らしていかないかと誘います。
フラナガンは表面上は公国軍の研究機関だが、裏では
連邦とも繋がっていて、その両方と敵対することになる…。
それでも、と。ザインはアイシムで出撃いたします。
仕方ないなと言わんばかりにアレフもケンプファーbisで
ザインの後を追います。
ケンプファーのローンが残ってるのに…。
また、アレフは「風の哲人」の中で、
随一の居合の使い手と謳われた人物でもあるそうです。

フラナガンエレメンタル-。
セラフィムはアインの妹のメムをパイロットとして出撃。
彼女は兄がザインに殺されたとして、復讐を誓います。

で、両者が戦うところで終劇でございます。
結局、ザインの双子の姉がアイシムの生体因子として
組み込まれているのですが、どういう仕組みかは不明。
生体反応はないと言いながらも、寿命が云々…。
EXAMを目指したけど、完コピが出来なかったパターン?
コメント
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