コキュートスの記憶

日々の出来事とか戦果(買い物)とか。
主にガンダムを中心にしています。

パレオロガス漂流 part4

2013年07月02日 | ゲームブック
前回はティターンズの女性兵士と
エゥーゴの新米兵が姉妹なのでは?ってことでしたが、
今回はその続きになります。

064:
その赤い痣を見た途端、キミはリディアとの会話を思い出した。
ポーションパックを持ってロッカーの方に歩いて行くルシールを
見て、キミは慌てて後を追った。
「キミはエゥーゴに入って長いのかい?」
「まだ新米です」ルシールはキミから離れた。
・ルシールをリディアに会わせる:081
・ルシールと2人だけで話してみる:179
折角なので、2人を会わせてみましょうか。

081:
「時間、空いてるかな?」キミはルシールに声をかけた。
「あと10分程で交替です」
「会わせたい人がいるんだ。つき合ってくれないか?」
「アーガマに知っている人はいないはずですけど」
非番になったルシールを連れ、キミはリディアのいる営倉に向かった。
ロックを解いて中に入ると、寝台に腰掛けていたリディアが
驚いたようにキミを見た。
「エリカ…」
ルシールは挑むような眼でキミの目線を跳ね返した。
「連邦の将校ですね。捕虜ですか」
「キミの名はエリカ=サンチェスだろう」
「ルシールです」たじろぐ風でもなく、一礼して営倉を出て行く。
後を追って営倉を飛び出した時には、彼女の姿は遥か先にあった。
「彼女はティターンズの工作員だ、追ってくれ!」
たまげた警備兵はものも言わずに駆け出した。
キミはインカムでブリッジを呼び出す。トーレスが出た。
「工作員を発見した。看護兵のルシールだ」
インカムを切ったキミの腕をリディアが掴んだ。
「わたしを出してくれない?」
リディアの目は何かを訴えるような光を帯びていた。
・リディアを営倉に戻し、ルシールを追う:137
・リディアと一緒にルシールを追う:135
戻しても一緒に行っても、今のトコ同じなので連れてってみます。

135:
「判った。一緒にエリカを捜そう」
キミはルシールが走って行った通路に目を向ける。
「カミーユ!まだいるか?」インカムでトーレスが呼んでいる。
「今、警報を出した。ルシール看護兵、17歳、これだけでは…。
顔写真を配るわけにもいかないから艦内中大騒ぎだぜ。取り敢えず、
モビルスーツデッキと動力部には人を回した。オマエも協力しろ」
・モビルスーツデッキへ向かう:099
・動力部を見回る:113
099:
モビルスーツデッキは大騒ぎだった。プレデッキに走り出したキミと
リディアは、アストナージに会った。
「来てくれたか。彼女は?」
「協力者だよ。どうなってるんだ?」
「ご覧の通りさ。警報聞いて、取り敢えずデッキから全員を出そうと
思ったんだが、丁度スペアパーツのネモをバラしてたところでな-
その上、ブリッジからの指示だって言って警備兵が入ってこようとする
もんだから、この通りだ」
「騒ぎ過ぎよ。つけ込まれるわ」リディアが言った。
・動力部へ行ってみる:113
・下部デッキに降りる:003
動力部に行くと、Gディフェンサーが使えなくなるので…。

003:
「降りてみよう」
キミとリディアはプレデッキの床を蹴って跳んだ。
雑然としたデッキを見回したキミは、Gディフェンサーに連結された
牽引車に目を留めた。運転席に潜り込む後ろ姿が見えた。ルシールだ。
「そいつだ、止めてくれ!」思わずキミは叫んだ。
運転席から乗り出したルシールは、警備兵から掠め取ったらしい
拳銃をキミに向ける。一瞬、棒立ちになったキミは、リディアに
突き飛ばされて転がった。
銃声。リディアの体が崩れるように倒れる。
「エリカ!いい加減にしろ!」
叫んだキミは、牽引車の運転席目がけて跳んだ。頭から運転席に
転がり込み、キーに手をかけていたルシールを抱きすくめる。
ルシールの手から拳銃が落ちた。
「放せ!自分で降りる」
キミを振り離したルシールは、駆け寄った警備兵に銃を突きつけられ、
連行されていった。メカマンに抱き起こされたリディアに目もくれず。
怒りにも似た感情に突き動かされ、ルシールを追うとしたキミは、
思い直してリディアに走り寄った。意識はなかったが、リディアは
生きていた。担架で運ばれて行く彼女をキミは無言で見送った。
しかし、感傷に浸っている暇はなかった。
・接近しつつある敵機が確認されたのである:111

111:
キミはゼータで発進し、アーガマの真上に占位した。この距離だと、
開放した通信機からブリッジの電波が切れ切れに飛び込んでくる。
「本艦を追尾中の敵艦から発進したことに間違いないんだな?」
「方位は同じですので、恐らく」
「欲しいのは推測じゃない!」
「本艦をバーザム、マラサイの攻撃可能圏内に入れてるのは、
その艦だけです」
「数は?」
「確認されているだけで18、後続の存在は不明…30秒で接触します」
「機銃座、各個に射撃!」
・ゼータは迎撃戦に入ります:156→033

033:
キミはゼータでアーガマに帰還した。
それ切り、直接の妨害を受けることはなく、
アーガマはパレオロガスの推定コースに侵入した。
しかし、パレオロガスは発見できなかった。調べてみると、
パレオロガスは予測座標の遥か先に位置していたのである。
「アクシズにはいるための減速をしていない、ということか?」
ブライトが戸惑い気味に言った。
「そうですね」サエグサが素早く計算する。
「このままですと、パレオロガスがアクシズに接触することは
不可能になります。プロペラントをかなり余分に積んでいれば、
話は別ですが…あの小型の輸送艦じゃ、アステロイドベルトから
ここまで来るだけでも困難なはずですからねぇ」
「どう思う?クワトロ大尉?」
「パレオロガスに接舷しているという所属不明艦は?」
「隻数は不明ですが、複数がパレオロガスを包囲しています」
「ティターンズですか?」キミは口を挟んだ。
「ビーム光の類は確認できないんだ」サエグサが答える。
「護衛にしても様子がおかしい」
「よし、強硬偵察だ」ブライトが言った。
「出せるモビルスーツは全部出せ。状況次第ではパイロットの
判断により、攻撃も許可する。
本艦も加速、パレオロガスに接近、全艦戦闘配備!」
パレオロガスに接近するに連れ、状況がはっきりして来た。
パレオロガスの周囲にティターンズのムサイ改が3隻、
1個戦隊掃討の戦力。が、妙なことにパレオロガスは
何か作業中らしいモビルスーツが取りついている他は、
どこも損傷を受けている様子がない。
・モビルスーツが迎撃に上がってきた:156→107

107:
アーガマが砲撃をかけつつ接近してくると、ティターンズの艦隊は
撤退していった。
「カミーユ、聞こえるか?」
「生きてますよ」トーレスの声にキミは答えた。
「武装した一隊をランチで送る。護衛してくれ」
「ランチで?相手が非武装だからって無謀ですよ」
「敵対行動を取れば砲撃すると警告している。もう拿捕したも同然さ。
ただな…」トーレスが口ごもった。
「幾らコールしても返事がないんだ…ま、ヤツらにも自分の立場は
判っているだろうさ」
ランチがパレオロガスに接舷したのを見届けてから、キミはゼータで
パレオロガスの周囲を飛んでみた。さっきの戦闘でできたらしい穴を
見つけたキミは、捜査班とは別行動を取ってみようと思った。
穴の横にゼータを固定して外に出る。ふと思い直し、コクピットの
小物入れから拳銃を取り出し、ハッチを閉め、ロックを取りつけた。
穴から艦内に入ってみると、着弾のショックであちこち壊れていて、
何が何やら判らない。取り敢えず、キミは…
・ブリッジへ行くべく、艦首方向へ:191
・船倉へ行くべく、艦尾方向へ:173
パレオロガスに乗り込んだところで、次回に続きます。
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