前回はまたもや昏倒して、グリプス戦役時代のことを回想。
今回はその続きからでございます。
Vガンダムに乗るルートを辿っていきます。
156:
再びビームが煌めき、遥か後方で爆発が起こった。
─残りはオレ1機だけか。
突然、視界が開けた。霧を抜けたのだ。
目の前に研究所があった。白い壁が物凄い勢いで迫って来る。
・構わず直進し、壁を破って中に入る:107
・減速する:048
ここからBAD ENDが多くなるので、そっちは省きます。
107:
凄まじい衝撃、そして、ネモは半地下式の工場の中にふわりと浮いた。
バーニアを噴射して一気に降下し、地響きを立てて着地する。
モビルスーツハンガーにライトグレーのモビルスーツが3機並んでい
た。ズングリとした上半身を華奢なパイプ構造の胴の上に載せたモビ
ルスーツ─頭部のデザインから見てメタスではなく、エゥーゴで不採
用になったアニュスデイだ。アナハイムはこの機体を自衛用に使って
いるらしい。
その内の1機が動き出し、ビームサーベルを抜いて迫って来た。右に
ある上昇中のリフトにもアニュスデイがいて、外に出ようとしていた
らしい。その機体もネモにビームライフルを向けている。
・入って来た穴から外に逃げる:011
・接近して来るアニュスデイを撃つ:152
・リフトの上のアニュスデイを撃つ:067
011と152は157に辿り着きますが、Vガンダムに乗る方を選択。
152:
腰を落としてビームライフルを構えたキミのネモの頭上を、リフトの
アニュスデイが放ったビームが掠める。リフトはそのまま上昇し、ア
ニュスデイは天井に開いた穴に吸い込まれて行った。
サーベルを振り翳して躍りかかってきたもう1機のアニュスデイは、
ビームライフルの一撃で腰から下を吹き飛ばされ、フロアに転がる。
工場は大混乱だった。作業員らしいノーマルスーツ姿の男たちがフロ
アを右往左往している。
ハンガーに残ったアニュスデイのコクピットハッチにひとりが取りつ
くのを見て額のバルカンのボタンに手をかけたキミは、視界の隅にモ
ビルアーマーらしきものを載せたリフトを捕らえてハッとなった。
フロアに敷かれたレールの上をリフトはゆっくりと走っていた。レー
ルは壁に開いた穴に続いている。別の施設に繋がる連絡用トンネルだ
ろう。リフトは穴迄もう幾らもない所迄来ている。
ダークグレーのモビルアーマーに、キミは一瞬目を奪われた。
─これだ…これがVガンダムだ。逃す訳にはいかない。
・ネモを降り、Vガンダムに飛び移る:110
・レールを破壊し、リフトを止める:213
・アニュスデイに乗ろうとしている人物を撃つ:193
213:
ネモのビームがレールを焼いた。ついでに動力系も切れたのか、Vガ
ンダムを載せたリフトはガクンと停止する。耳障りな警報が危険を告
げた。全周囲モニターの正面に後部監視カメラが捉えた映像がマルチ
ウィンドウで表示される。ハンガーのアニュスデイが迫って来る。
マニュアル通りなら、ビームサーベルを使うべき距離だが、サーベル
を抜いている間に斬りつけられてしまいそうだ。
・ビームサーベルを抜く:121
・ビームライフルで狙撃する:163
・前方にジャンプしながらビームサーベルを抜く:130
121以外は141に続きます。
130:
スロットルを点火位置に叩き込み、左右のレバーを前方に押し込む。
ネモは噴射炎を引き、弾かれたように前に跳んだ。
アッという間に壁がモニターの全面一杯に迫る。機体を捻って向きを
変えつつ、ビームサーベルを引き抜く。得物に逃げられたアニュスデ
イはビームサーベルを振り切った姿勢のままだ。
ネモの両脚が壁にめり込み、工場全体が震えた。体がシートに押しつ
けられ、一瞬息が詰まる。
コンクリの破片を跳ね散らしながら壁を蹴り、アニュスデイ目がけて
宙を飛ぶ。擦れ違い様にサーベルがアニュスデイの胴体を切断した。
・141
141:
工場は奇妙な静寂に包まれた。さっき迄の激しい戦闘がまるでウソの
ようだ。走り回っていた作業員たちは全員退避したのか、それとも残
骸の下敷きになっているのか─恐らくその両方だろうが─とにかく滅
茶苦茶になったフロアに人影は見当たらない。
スクラップになったアニュスデイが燻って出す煙で、工場全体に薄く
靄がかかっていた。その靄を通し、リフトのVガンダムが見える。
─作戦目標はVガンダムの奪取、もしくは設計責任者の捕獲…
生死を賭けた戦闘の興奮から、一気に現実に引き戻された。
─違う!リエに、リエに会わなきゃ…
その時、残骸の間を縫い、Vガンダムに走り寄る人影が目に入った。
・人影をバルカンで撃つ:009
・ハッチを開け、外に出て人影に跳びかかる:057
ってとこで、次週に続きます。
今回はその続きからでございます。
Vガンダムに乗るルートを辿っていきます。
156:
再びビームが煌めき、遥か後方で爆発が起こった。
─残りはオレ1機だけか。
突然、視界が開けた。霧を抜けたのだ。
目の前に研究所があった。白い壁が物凄い勢いで迫って来る。
・構わず直進し、壁を破って中に入る:107
・減速する:048
ここからBAD ENDが多くなるので、そっちは省きます。
107:
凄まじい衝撃、そして、ネモは半地下式の工場の中にふわりと浮いた。
バーニアを噴射して一気に降下し、地響きを立てて着地する。
モビルスーツハンガーにライトグレーのモビルスーツが3機並んでい
た。ズングリとした上半身を華奢なパイプ構造の胴の上に載せたモビ
ルスーツ─頭部のデザインから見てメタスではなく、エゥーゴで不採
用になったアニュスデイだ。アナハイムはこの機体を自衛用に使って
いるらしい。
その内の1機が動き出し、ビームサーベルを抜いて迫って来た。右に
ある上昇中のリフトにもアニュスデイがいて、外に出ようとしていた
らしい。その機体もネモにビームライフルを向けている。
・入って来た穴から外に逃げる:011
・接近して来るアニュスデイを撃つ:152
・リフトの上のアニュスデイを撃つ:067
011と152は157に辿り着きますが、Vガンダムに乗る方を選択。
152:
腰を落としてビームライフルを構えたキミのネモの頭上を、リフトの
アニュスデイが放ったビームが掠める。リフトはそのまま上昇し、ア
ニュスデイは天井に開いた穴に吸い込まれて行った。
サーベルを振り翳して躍りかかってきたもう1機のアニュスデイは、
ビームライフルの一撃で腰から下を吹き飛ばされ、フロアに転がる。
工場は大混乱だった。作業員らしいノーマルスーツ姿の男たちがフロ
アを右往左往している。
ハンガーに残ったアニュスデイのコクピットハッチにひとりが取りつ
くのを見て額のバルカンのボタンに手をかけたキミは、視界の隅にモ
ビルアーマーらしきものを載せたリフトを捕らえてハッとなった。
フロアに敷かれたレールの上をリフトはゆっくりと走っていた。レー
ルは壁に開いた穴に続いている。別の施設に繋がる連絡用トンネルだ
ろう。リフトは穴迄もう幾らもない所迄来ている。
ダークグレーのモビルアーマーに、キミは一瞬目を奪われた。
─これだ…これがVガンダムだ。逃す訳にはいかない。
・ネモを降り、Vガンダムに飛び移る:110
・レールを破壊し、リフトを止める:213
・アニュスデイに乗ろうとしている人物を撃つ:193
213:
ネモのビームがレールを焼いた。ついでに動力系も切れたのか、Vガ
ンダムを載せたリフトはガクンと停止する。耳障りな警報が危険を告
げた。全周囲モニターの正面に後部監視カメラが捉えた映像がマルチ
ウィンドウで表示される。ハンガーのアニュスデイが迫って来る。
マニュアル通りなら、ビームサーベルを使うべき距離だが、サーベル
を抜いている間に斬りつけられてしまいそうだ。
・ビームサーベルを抜く:121
・ビームライフルで狙撃する:163
・前方にジャンプしながらビームサーベルを抜く:130
121以外は141に続きます。
130:
スロットルを点火位置に叩き込み、左右のレバーを前方に押し込む。
ネモは噴射炎を引き、弾かれたように前に跳んだ。
アッという間に壁がモニターの全面一杯に迫る。機体を捻って向きを
変えつつ、ビームサーベルを引き抜く。得物に逃げられたアニュスデ
イはビームサーベルを振り切った姿勢のままだ。
ネモの両脚が壁にめり込み、工場全体が震えた。体がシートに押しつ
けられ、一瞬息が詰まる。
コンクリの破片を跳ね散らしながら壁を蹴り、アニュスデイ目がけて
宙を飛ぶ。擦れ違い様にサーベルがアニュスデイの胴体を切断した。
・141
141:
工場は奇妙な静寂に包まれた。さっき迄の激しい戦闘がまるでウソの
ようだ。走り回っていた作業員たちは全員退避したのか、それとも残
骸の下敷きになっているのか─恐らくその両方だろうが─とにかく滅
茶苦茶になったフロアに人影は見当たらない。
スクラップになったアニュスデイが燻って出す煙で、工場全体に薄く
靄がかかっていた。その靄を通し、リフトのVガンダムが見える。
─作戦目標はVガンダムの奪取、もしくは設計責任者の捕獲…
生死を賭けた戦闘の興奮から、一気に現実に引き戻された。
─違う!リエに、リエに会わなきゃ…
その時、残骸の間を縫い、Vガンダムに走り寄る人影が目に入った。
・人影をバルカンで撃つ:009
・ハッチを開け、外に出て人影に跳びかかる:057
ってとこで、次週に続きます。