今回からヘルメス幻夢を遊んでみます。
主人公は先のヘルメス迷走と同じでございます。
001:
アフリカ独立戦線の地─。
連邦の上層部は独立運動そのものの存在を認めず、連邦軍の正規軍が
派手に行動する訳にはいかず、主人公が所属する連邦情報部特殊任務
班※という謀殺と破壊を担う組織に命令が下ります。
※Federation Intelligence for the Special Task、通称FIST。
この1ヶ月、主人公は相棒のザクとアトラス山脈で任務に就いてます。
主人公の機体はドムにバックパックを装着して推進剤を増量し、航続
距離を伸ばしたもので、それ以外はドムのまんま。
武装はエールT556対モビルスーツ240mmライフル、通称、ド
ラゴンスレイヤーを携行しております。
3機のディザートザクを乗せたザクタンカーが通りかかります。
ロケットランチャーを持ったザクが火柱を上げて転げ落ちた。続いて
ミサイルが降り注ぎ、ザクタンカーは爆発に包まれて見えなくなる。
1機のザクが斜面を滑り降り、向かってくる。発見された訳ではなく、
ただ火線から遠離ろうとしている。
もう1機はマシンガンを丘の上に向けて乱射しつつ、後退して行く。
・逃げようとするザクを狙撃する:199
・向かって来るザクに白兵戦を仕掛ける:155
・向かってくるザクを狙撃する:026
・このまま岩陰で待つ:039
039以外はザクを倒して030に進みますので、039以外の選択肢に。
030:
2機のザクを片づけて尾根に上がると、パートナーも丘から降りて来
た。ザクタンカーはひしゃげた鉄塊と化していたが、コクピットのあ
る前部は意外に無傷だった。腰のホルスターの拳銃を確認した。
まだ燻っている車体は耐え難い程の熱気を発散させていた。
ハッチを蹴破ると、煙の向こうに2階に続くラッタルを上がる。意外
に広いコクピットには3つの死体があった。
「酷いことをするのね」
ハッと振り向くと、そこには1人の女兵士が立っていた。コクピット
に入って来た時、ここには2つの死体と、怪我人以外は誰もいなかっ
た筈だ。壊れかけたラッタルを誰かが上ってくれば、聞こえる筈だ。
トリガーを引こうとした時、不意に空が暗くなり、キミを怯ませた。
「忘れたの?よく見て、思い出すのよ」
言われるままに女の顔を見詰める。
─リエ…リエ?
その瞬間、キミの意識は数年の時間を飛び越え、アフリカからサイド
6に至る。ヘルメスとパンドラ、ナオミ、そして、リエの記憶が意識
の表層に沸き上がって来る。
「リエは…リエは死んだんだ」
「アナタが来なければ、アタシは死なずに済んだ筈なのに」
リエは腰のホルスターから拳銃を抜き、キミに向けた。
「どうして…どうして独りで逃げたの?アタシとお姉さまを残して」
リエの声は悲鳴に近かった。
「あの時、アタシはまだ生きていたのよ!」
トリガーにかかるリエの指に力がこもる。キミの体は金縛りにあった
ように動かなかった。キミはただ叫ぶことしかできなかった。
「違う!!」
キミは跳ね起きた。寝室とキッチンを隔てるカーテンが開き、ナオミ
が姿を見せた。ベッドを降りながら胸の辺りを触ってみる。拳銃で撃
たれた痛みがまだ残っているような気がした。
ちゅーこって夢落ちでございました。主人公はナオミにヴァロージャ
と呼ばれているみたいで、主人公もそれを気にしてないようです。
サイド6は一応、独立を保っていたが、実質的にはアクシズ(ネオジ
オン)の軍政下にあった。ナオミはネオジオンの領事館でコンピュー
ターオペレーターとして働いていた。主人公はベイブロック詰めの水
先人をしています。
さっきの夢は3年前のアフリカでの経験が影響しているとのことです。
主人公は夢に出て来たリエのことが気になりつつも仕事に出掛けます。
「人殺し!」
─同じだ…ダブルシックスの時と同じだ…。
F066─同じFナンバーをもつFISTの一員。本名は知らない。
パンドラの任務に就く4ヶ月程前…主人公とF066、そして、大男
のアラブ人の3人は目的を告げられぬまま地球に降ろされた。
日本のムラサメ研究所─そこが到着地だった。何も答えてくれない白
衣の男に連れて行かれた殺風景な部屋で薬を打たれ、気を失った。
そして、3人は強化処理を受けた。
研究所から宇宙に送り返されても、自分が以前と変わったような感じ
はなかったし、何も知らされることなく体を調整されたことに対する
怒りも感じなかった。異変は研究所を出てから半月後に起こった。
「誰かがオレを呼んでいる…幻聴なんかじゃない」
ゼダンの門─ア・バオア・クーの食堂で、F066は目の前の食事に
も手をつけず、真っ青な顔で言った。
「F066なんて名前じゃないんだ…本当の…オレの本当の名前で、
オレを呼んでいるんだ」
翌日、F066は死んだ。ヒステリックな笑い声を響かせながらエア
ロックから宇宙に飛び出した。ノーマルスーツも着けずに。
─あれからもう2年だぞ!何故、今更…。
額の冷たい汗を拭って何気なく反対側の歩道を見たキミは、今度こそ
本当に狂ったかと思った。
リエがいた…。
リエが入って行ったのは、かつてT・Tの縄張りだった一角だ。キミ
がパンドラを渡したT・Tは装甲車まで動員した一斉検挙で壊滅した。
一大勢力を失って真空地帯となった場所は、ゴロツキが集まる不夜城
と化している。その無法地帯の向こうには、不健全な遊びのメッカと
なったグリーンパークがある。
・グリーンパークまで走る:065
・T・Tの縄張りだった一角を探す:008
・引き返して仕事に行く:174
仕事に行くとENDなので、縄張りを探ることにします。
てとこで、次週に続きます。
と、初見でやっているので、モタツくとこも大目に見てください…。
主人公は先のヘルメス迷走と同じでございます。
001:
アフリカ独立戦線の地─。
連邦の上層部は独立運動そのものの存在を認めず、連邦軍の正規軍が
派手に行動する訳にはいかず、主人公が所属する連邦情報部特殊任務
班※という謀殺と破壊を担う組織に命令が下ります。
※Federation Intelligence for the Special Task、通称FIST。
この1ヶ月、主人公は相棒のザクとアトラス山脈で任務に就いてます。
主人公の機体はドムにバックパックを装着して推進剤を増量し、航続
距離を伸ばしたもので、それ以外はドムのまんま。
武装はエールT556対モビルスーツ240mmライフル、通称、ド
ラゴンスレイヤーを携行しております。
3機のディザートザクを乗せたザクタンカーが通りかかります。
ロケットランチャーを持ったザクが火柱を上げて転げ落ちた。続いて
ミサイルが降り注ぎ、ザクタンカーは爆発に包まれて見えなくなる。
1機のザクが斜面を滑り降り、向かってくる。発見された訳ではなく、
ただ火線から遠離ろうとしている。
もう1機はマシンガンを丘の上に向けて乱射しつつ、後退して行く。
・逃げようとするザクを狙撃する:199
・向かって来るザクに白兵戦を仕掛ける:155
・向かってくるザクを狙撃する:026
・このまま岩陰で待つ:039
039以外はザクを倒して030に進みますので、039以外の選択肢に。
030:
2機のザクを片づけて尾根に上がると、パートナーも丘から降りて来
た。ザクタンカーはひしゃげた鉄塊と化していたが、コクピットのあ
る前部は意外に無傷だった。腰のホルスターの拳銃を確認した。
まだ燻っている車体は耐え難い程の熱気を発散させていた。
ハッチを蹴破ると、煙の向こうに2階に続くラッタルを上がる。意外
に広いコクピットには3つの死体があった。
「酷いことをするのね」
ハッと振り向くと、そこには1人の女兵士が立っていた。コクピット
に入って来た時、ここには2つの死体と、怪我人以外は誰もいなかっ
た筈だ。壊れかけたラッタルを誰かが上ってくれば、聞こえる筈だ。
トリガーを引こうとした時、不意に空が暗くなり、キミを怯ませた。
「忘れたの?よく見て、思い出すのよ」
言われるままに女の顔を見詰める。
─リエ…リエ?
その瞬間、キミの意識は数年の時間を飛び越え、アフリカからサイド
6に至る。ヘルメスとパンドラ、ナオミ、そして、リエの記憶が意識
の表層に沸き上がって来る。
「リエは…リエは死んだんだ」
「アナタが来なければ、アタシは死なずに済んだ筈なのに」
リエは腰のホルスターから拳銃を抜き、キミに向けた。
「どうして…どうして独りで逃げたの?アタシとお姉さまを残して」
リエの声は悲鳴に近かった。
「あの時、アタシはまだ生きていたのよ!」
トリガーにかかるリエの指に力がこもる。キミの体は金縛りにあった
ように動かなかった。キミはただ叫ぶことしかできなかった。
「違う!!」
キミは跳ね起きた。寝室とキッチンを隔てるカーテンが開き、ナオミ
が姿を見せた。ベッドを降りながら胸の辺りを触ってみる。拳銃で撃
たれた痛みがまだ残っているような気がした。
ちゅーこって夢落ちでございました。主人公はナオミにヴァロージャ
と呼ばれているみたいで、主人公もそれを気にしてないようです。
サイド6は一応、独立を保っていたが、実質的にはアクシズ(ネオジ
オン)の軍政下にあった。ナオミはネオジオンの領事館でコンピュー
ターオペレーターとして働いていた。主人公はベイブロック詰めの水
先人をしています。
さっきの夢は3年前のアフリカでの経験が影響しているとのことです。
主人公は夢に出て来たリエのことが気になりつつも仕事に出掛けます。
「人殺し!」
─同じだ…ダブルシックスの時と同じだ…。
F066─同じFナンバーをもつFISTの一員。本名は知らない。
パンドラの任務に就く4ヶ月程前…主人公とF066、そして、大男
のアラブ人の3人は目的を告げられぬまま地球に降ろされた。
日本のムラサメ研究所─そこが到着地だった。何も答えてくれない白
衣の男に連れて行かれた殺風景な部屋で薬を打たれ、気を失った。
そして、3人は強化処理を受けた。
研究所から宇宙に送り返されても、自分が以前と変わったような感じ
はなかったし、何も知らされることなく体を調整されたことに対する
怒りも感じなかった。異変は研究所を出てから半月後に起こった。
「誰かがオレを呼んでいる…幻聴なんかじゃない」
ゼダンの門─ア・バオア・クーの食堂で、F066は目の前の食事に
も手をつけず、真っ青な顔で言った。
「F066なんて名前じゃないんだ…本当の…オレの本当の名前で、
オレを呼んでいるんだ」
翌日、F066は死んだ。ヒステリックな笑い声を響かせながらエア
ロックから宇宙に飛び出した。ノーマルスーツも着けずに。
─あれからもう2年だぞ!何故、今更…。
額の冷たい汗を拭って何気なく反対側の歩道を見たキミは、今度こそ
本当に狂ったかと思った。
リエがいた…。
リエが入って行ったのは、かつてT・Tの縄張りだった一角だ。キミ
がパンドラを渡したT・Tは装甲車まで動員した一斉検挙で壊滅した。
一大勢力を失って真空地帯となった場所は、ゴロツキが集まる不夜城
と化している。その無法地帯の向こうには、不健全な遊びのメッカと
なったグリーンパークがある。
・グリーンパークまで走る:065
・T・Tの縄張りだった一角を探す:008
・引き返して仕事に行く:174
仕事に行くとENDなので、縄張りを探ることにします。
てとこで、次週に続きます。
と、初見でやっているので、モタツくとこも大目に見てください…。