コキュートスの記憶

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主にガンダムを中心にしています。

第6話 カドモス! 凄絶なる剛拳

2024年02月02日 | 星矢
□聖闘士星矢 海皇再起 RERISE OF POSEIDON
 第6話 カドモス! 凄絶なる剛拳



女神ネメシスは、ふたつの流星を見て、ベレロポーンとテレプシコラが
倒されたことを察知します。これを見て、新手のふたりが姿を見せ、
聖域に数名が侵入したため、始末して参りましょうかと進言します。
が、ネメシスは、明日には死にゆく者たちじゃ。蝋燭が燃え尽きる刹那の輝き。
じっくり味わおうではないかと、ふたりに持ち場にて控えおれと命じます。

その頃、カノンとカーサは、竜牙(ドラコデンテ)のカドモスと対峙。
ふたりは、それぞれの必殺技、ギャラクシアンエクスプロージョンと、
サラマンダーショックを同時に放ちますが、これをカドモスは、受け止め、
拳撃の威力を、カノンとカーサにそのまま押し返します。
カドモスは、次は自分の番だとし、その場から跳躍し、ふたりの背後に回り、
右手でカーサ、左手でカノンの顔を掴み上げ、ドラゴンスカルマッシャーで、
上空から地面に叩き付けます。カノンとカーサのマスクが砕け散ります。
カドモスは、ふたりで挑んで来た蛮勇を賞賛し、その場を去ろうとすると、
カノンとカーサは、寝ボケ頭がスッキリしたぜと、立ち上がります。

カノンは、ゴールデントライアングルを放ち、異次元へと誘おうとしますが、
カドモスは、この世界に踏み止まり、異次元に呑み込まれまいとします。
この攻防の最中、カーサは、カドモスの心の奥底を探ろうとしますが、
カドモスの中には、ブラックホールのような真っ暗闇が広がっているのみで、
家族や親友、愛する者の姿が誰ひとりとして見えないとたじろぎます。
カーサは、あの一輝でさえ、心の奥底には、弱点を抱えていたのに……とも。

これを察知したカドモスは、次元の裂け目を力業で砕き、カーサに憤り、
その剛碗で、強かに殴り付け、助けようとしたカノンに向かい、投げ付け、
今度こそ勝利を確信し、その場から去ろうとします。

遠く飛ばされたカノンとカーサは、互いに声を掛け合い、無事を確かめます。
カーサは、ふいにカノンに両親のことを訊ねます。
カノンは、双子の兄貴ともども、天涯孤独だと笑って答えます。
カーサは、父親は呑んだくれで、母親は、そのあ¥ために早死にしたと。
で、オレは、一刻も早く逃げ出したくて、ワルの下っ端になり、何でもやった。
気付けば、一人前。肩で風切るいっぱしのギャングになったが、ガキの頃に
心に開いた穴は、何をやっても埋まらず、何処まで行っても独りぼっちだった。
バーで呑み潰れてる場面がありましたが、マスターが志那虎っぽかった。
そんな時、ポセイドンの声を聞き、神様も人間が嫌いなのかと親近感を覚え、
こんなクソみてぇな世の中、ぜんぶ水浸しになっちまえと思ったと話します。
カノンは、これを聴き、オレも似たようなものさと言います。
カーサは、だから最後位は、仲間たちと力を合わせ、世界を救ったんだと
天国でおふくろに自慢するんだと、再起し、小宇宙を燃焼させます。
それに呼応するように、カーサの鱗衣は、真鱗衣(アークスケイル)へと変化。
歩を進めていたカドモスは、小宇宙の高まりを感じ取り、振り返ります。

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