紅葉の京都1

2013年12月09日 00時46分29秒 | 旅行

真夏に京都の寺社仏閣を見て回り、侘び寂び、和の物の味わい深さを堪能しました。
どうせなら紅葉で美しい京都も見てみたいという思いが募り、ピークの時期に行ってきました。
秋になるとJRのTVCMも始まり、あれを見ると猛烈に京都に行きたい衝動に駆られますが、
今までは人が多いし、遠いし、お金かかるしと自分に言い訳して行かず仕舞いでした。
夏に行った勢いもあり、今回は「じゃあ行ってみようかな」程度の決意で決行。

金曜の夜に京都へ移動、土曜の朝一から行動できるように計画を立てました。
最初に向かったのは嵯峨野方面。
タクシーの運転手さんのお勧めで目的地近くで降ろしてもらい、最初に訪れたのは「化野念仏寺(あだしのねんぶつじ)」。


お寺のホームページによれば「「あだし」とははかない、むなしいとの意で、又「化」の字は「生」が化して「死」となり、
この世に再び生まれ化る事や、極楽浄土に往来する願いなどを意図している」とあります。
タクシーの運転手さんの説明によれば、地名として「嵯峨」と「嵯峨野」があり、「野」が付く場所は埋葬が行われていた場所を意味するとの事。
化野も古くから葬送の地だったようです。
お寺なのでお墓が多数あり、楓も多く植わっており「静かで美しい墓地」という不思議な世界でした。

雲一つない快晴の青空、早朝の澄んだ空気に鮮やかに色付いたモミジが日に透けて、それはそれは美しい光景です。


次に向かったのは、夏にも訪れた「祇王寺(ぎおうじ)」。
この一帯はお寺が多くあり、徒歩で移動できます。
夏は緑が濃い苔の庭として有名なお寺ですが、紅葉シーズンには一面にモミジが敷き詰められ、
オレンジの絨毯を敷いたような美しさ。
ところどころ顔を出している緑の苔との色彩のコントラストも見事です。


赤と黄色のモミジが混ざってオレンジ色、苔や常緑樹の緑の組合せが印象的です。


紅葉している木々の横には、青々とした竹林。


庵の前にある蹲(つくばい)。
誰かが置いたらしい一葉のモミジが流れ出る水に濡れて、石の黒さと対照的に色鮮やかに光って見えます。

行動初日の朝から、ただただもう美しいというため息しか出ない光景を満喫です。

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2 コメント

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Unknown (cb400sf_wantan)
2013-12-10 19:09:37
masaさん、コメントありがとうございます。
一度は行ってみたかった秋の京都は、景色も食事も大満足でした。
masaさんも綺麗な写真撮りますね。
しかも全部英語で書かれてるのが凄い(^^;
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Unknown (Masa)
2013-12-09 01:16:39
よい京都を満喫されましたね。
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