バイクのカスタム8-7 呪縛から開放された(笑)ライセンスランプ(ナンバー灯)

2008年02月24日 23時55分13秒 | バイク
このブログを見て頂いている数少ない方々にとっては、
もはやどうでもいいであろうライセンスランプLED化ネタ。

前回の5pユニットでは明るさに満足できず、改善を考えていましたが、
電気回路の知識など中学・高校の理科で勉強して以来すっかり遠のいており、
オームの法則すらよく覚えていない状態。
とは言え、満足いく出来にするには基板にLEDと抵抗やCRDを配置したものを自作しなければならないか、
と半ば諦めの心境で悶々としていました。

さて、決心した後はネットで回路や自作LEDのページをいくつか探し、大まかな出来上がりをイメージ。
LEDの数は十分な明るさを得たいと思い、12灯にしました。
材料:ユニバーサル基板,白色LED 日亜(狭指向性・超高輝度27000mcd)/
スタンレー(広指向性・高輝度4000mcd),CRD(定電流ダイオード10mA)を調達。
CRDは並列に接続し20mA流せるように加工。
作業工程としては、①基板形状加工 ②LED/CRD半田付け ③配線 といったところ。
一連の作業で辛かったのはレザーソーによる手作業での基板カット。
回路や配線は素人知識なので悩む部分も多かったですが、手書きのインチキ回路図とにらめっこしながら
半田付けして次第に出来上がっていく様子は久々にモノ作りをしているという充実感がありました。
LEDの配置は、ナンバープレート中央部は十分な明るさを得られると思いましたので、
どうしても暗くなる端の方をなるべく明るくすべく日亜の超高輝度LEDにしました。

2日間に及ぶ作業の結果 どうにか形になりましたが、
過去の経験からすると苦労して作ってもうまく点灯せず失望するパターンになるのではないか
という不安が常に頭の中をよぎっていました。

実車での点灯確認。
以前ロックンビート製ライセンスランプを何度も付けたりノーマルに戻した時に、
グラブバーとシートカウルを外して配線を引き出すのがとても面倒で時間がかかっていました。
作業簡略化のためシートカウルの荷かけフック部分の隙間から配線を引き出し、
リアフェンダー裏側に這わせてあるため、ギボシを接続するだけで簡単に確認できます。
メインスイッチをONにした瞬間、繋いだライセンスランプユニットが大光量で真っ白に発光する様子を目にし
柄にも無くちょっと感動してしまいました。
まさか一発でうまく点灯するとは、夢にも思いませんでした。

写真は上から
・カットしたユニバーサル基板ベアボード状態/LED・CRDを実装した状態
・ライセンスランプベース部に基板assyを装着した状態/裏面の配線状態
・ランプケースに組込んだ状態
・確認のため取り敢えず端子を接続し、ユニットがぶら下がったまま点灯した様子
 (素晴らしくビカビカに光ってる!)
・実車取り付け・発光状態(全体像/アップ)
・ユニット発光状態アップ
・部品配置/配線図
となっています。

実車装着状態のアップ写真では、左右の端が暗く影になって見えますが、
全体像の写真で見るとかなり広範囲を照らしており、実際の見た感じに近いです。
ノーマルの小さなランプケースの照射範囲の割には明るさも十分あり、
写真では予想通り中央部の照光直下の「品川C」の部分が白く飛んで見えるほど。
ナンバーを隠さない状態で実車から少し離れて見れば、この部分も4桁の数字も全く問題なく識別できました。

乗っている時は自分で見ることが出来ず、しかも通常はナンバー灯の明るさなど気にする人はまずいない、
言われなければ気付かないかもしない、だからこそ苦悩しながら自分で作り上げた充実感と、
白色LEDによる大光量カスタム しかも外観はノーマルのライセンスランプのまま
という点で最も思い入れの強い、満足の出来となりました。

たかがナンバー灯にここまでの明るさが必要なのか というご意見もあるでしょうし、
ライセンスランプに興味ない人にとっては、全くどうでも良いカスタムですが(笑)


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