10回目となりました。
◎中国海警局軍船の尖閣海域侵入が連続141日、最長記録更新中です。
日本国にとって深刻な状況になっていることを下の図で読み取っていただければ」幸いです。
21年度(6月30日現在)
・侵入日数 173日 年率 95.6%
・領海侵犯 26日(18回)、国有化後307日
◎6月度エスカレート(記録更新)状況
*領海連続侵入日数 3日→4日(20日~24日)
*領海連続滞留時間 58時間→83時間50分(20日~23日)
*接続水域連続侵入日数 111日→138日(最長記録更新中)
<特記事項>
・C桜関係の漁船が集団(4隻)で同一場所に出漁したのに対して、海保10隻が守る形で海警4隻に対抗した。
・20日から23日にかけて4日連続で、中国海警局船は領海侵犯している。がこれは漁船の操業が連続4日だったためである。この時の日本漁船は、純粋な漁船であり、170Kmも離れた尖閣に行って漁をするなら3~4日いないと採算が取れないそうである。それにもかかわらず中国海警局船が付き纏ったということは、日本漁船の追い出しが目的であるという事の証左であろう。
・漁船に付き纏って4日連続で領海侵犯したのは、過去最長である。
2つの図をごらんください。
どのようにお感じになられるでしょうか。
(1)ひと口に”侵入”と言っても・・・その航跡は???
(↓) FNNonline より
(2)過去9年間の 中国公船 の侵入カレンダー(↓)
連続侵入日数の最長記録は、現在も更新中(113日)です。
が、それよりも深刻な事実があります。
◎年間侵入率は、
19年76%、20年91%、21年(1/1~7/4)は94.8%です。
◎領海侵犯(滞留時間)は、20年5月以降
26時間→30時間→39時間→58時間と、エスカレートしています。
◎中国海警局船の行動
尖閣から日本漁船の追い出しを完成させようとしています。
(令和3年6月4日付 産経新聞より)
中国海警局軍船、
尖閣海域連続侵入日数最長記録(111日)に並ぶ
予想した通り、記録を更新するでしょう。
では、どのくらい伸びるか?
150日程と断言します。
何故なら、侵入が無いのは台風が接近している時だけだからです。
でも、記録の事よりも重要で、注目しなければならないことがあります。
それは、侵入日数率です。この年初より4日までの155日間で、侵入の無かったのは1月の6日間と2月の2日間の計8日間で、侵入日数は147日」。
(155-8)日÷155日=94.8%の期間我が国は尖閣海域を蹂躙されていたという事実なのです。
因みに昨年は、333日侵入していましたので、91.2%です。
恐らくこれも更新するでしょう。
改憲の前に、尖閣は取られてしまった状態です。
政府に、尖閣を守る気がみられません。
石垣市の標柱設置のための上陸さえ認めないというのなら、では自ら策を講じているのか?といえば・・「何もしない」が方針のようだ。
これでは、中国様、尖閣どうぞ、と言っているのと同じ。
裏密約でもあるのか! 国民の安全は守られるのか!
我々国民は、騙されているかも・・。
聞こえてくるのは、安保依存策ばかり。
これは、戦争への道、まっしぐらということに、国民は気づくべきだろう。
(本日の産経新聞より↓)
政府に対し・・・怒りしかない!
波風立てているのは、中国だ!
政府は、「平穏且つ安定的に」(尖閣を)管理するのが目的という。 この10年でみると、
中国はサラミ作戦でファイナル段階にまでエスカレートしてきている。
対して、我が政府は、何もしてきていない。
いまだに「わざわざこちらから波風を立てる必要はない」などと無責任発言をする始末。
うわさでは、自民党の中にも「中国にやってしまえ」論があるという。とんでもないことである。中国は勿論だが、身内にこそ問題あり、であろう。
(報告)5月8日現在で、中国海警局軍船の尖閣海域侵入は連続85日となりました。
過去最長連続侵入日数は昨年の111日です。
侵入しないのはほぼ台風避難のためだけですので、今回は間違いなくそれを大幅更新するでしょう。
この意味合いは、尖閣を「完全支配」してしまったよ、ということです。中国の、年初の「海警法」、4月の改定「船舶安全航行法」案の成立などが日本漁船の追い出しや、尖閣上陸の言い訳(根拠)にすることでしょう。
繰り返しますが・・・
対して、我が自民党長期政権は・・・?
次は海保巡視船だ!
漁船の追い出しの後は・・・。サラミエスカレートの中国が考えていること。
本日の産経新聞1面をご覧ください。(↓)
中国は、海保は国民(漁民)を守ろうとするが、本来の領海警備はしようとしない、ということを学んだ。法の改正を裏で阻止する工作がうまくいっていることも前提としてあるのだろう。
で、マスコミが報道しないし、政府自民党政権も、国会議員も、言論人も、保守も、誰も言わないので私が予測しました。
*「海警」の連続侵入日は昨日で71日になりました。昨年は、111日が過去最長でした。今回は、恐らく記録更新するでしょう。台風シーズンまでまだ日数がありますから・・・。予言します!
R3.4.25 付 R2.11.6付
中国海警局船の尖閣海域侵入カレンダー(下図)をご覧ください。
この4月10日で、連続侵入日数は57日となりました。これは、昨年の111日の半分を超えています。
昨年度は、4月14日からスタートし8月2日まで続き、台風接近による避難で途絶えました。この事を考えると、今回は、連続侵入日数の大幅更新の可能性があります。
しかし、そのことよりもはるかに重要なことがございます。
一番下の年間侵入日数表をご覧ください。
20年度は、なんと333日です。1年の内91.2%は、侵入されているのです。
この事は、何を意味するか解りますよね。そうです、尖閣諸島は、中国に支配されてしまったと言えるという事です。何故なら、いくら自国(日本)の法律で所有権があるといっても、何も利用せず、侵入者に振り回されている状態は、現実的に支配(占拠)されてしまっている、と言えるのではないでしょうか? この事の方が、連続侵入よりもはるかに深刻なことであるはずです。
私は、産経新聞と海上保安庁のホームページにより侵入記録を9年間付け続けておりますが、尖閣の危機にとても不安を感じております。
政府及び関係省庁はどうしているのでしょうか?
私は、国会内に超党派の「尖閣諸島を守るためのプロジェクトチーム」を作ること。また、省庁横割りの「尖閣防衛」組織を作ってもらいたい、と思っている。
<4月度>
1日 中国海警局軍船4隻 接続水域航行 連続48日
2日 中国海警局軍船2隻 領海侵犯(今年12日10回)(国有化後293日291回)南小島南沖で、日本漁船「鶴丸」に接近し、監視26時間
別の2隻は 接続水域航行 連続49日
3日 中国海警局軍船2隻 領海侵犯26時間(今年13日10回)(国有化後294日291回)
別の2隻は 接続水域航行 連続50日
4日 中国海警局軍船4隻 接続水域航行 連続51日
5日 中国海警局軍船3隻 接続水域航行 連続52日
6日 中国海警局軍船3隻 接続水域航行 連続53日
7日 中国海警局軍船2隻 接続水域航行 連続54日
8日 中国海警局軍船2隻 接続水域航行 連続55日
9日 中国海警局軍船3隻 接続水域航行 連続56日
10日 中国海警局軍船3隻 接続水域航行 連続57日
2021/4/3 八重山日報オンラインより
第十一管区海上保安本部によると、2日午前11時36分ごろから、石垣市の尖閣諸島周辺の領海に中国海警局の船「海警2502」「海警6402」の2隻が相次いで侵入。
同38分ごろ、南小島の南約22キロの海上で、航行中の日本漁船1隻に接近しようとする動きを見せた。海上保安庁が漁船の周囲に巡視船を配備し、漁業者の安全を確保している。中国海警局船が尖閣周辺で領海侵入するのは3月29日以来で、今年12日目。
日本漁船は仲間均石垣市議らが乗船し、2日早朝に石垣島から出港した八重山漁協所属の「鶴丸」(9・1㌧)と見られる。十一管によると3人が乗っている。
午後3時現在、漁船は南小島の東南東約5㌔の領海内で操業しており、周辺では領海侵入した中国海警船2隻が航行を続けている。
尖閣周辺海域では、領海侵入した中国海警局船が操業中の日本漁船に接近、追尾する事態が常態化している。中国には日本漁船の操業を妨害することで、自国の尖閣領有権を主張する狙いがあると見られる。
尖閣周辺の領海外側にある接続水域でも2日、機関砲のようなものを搭載した「海警1303」のほか「海警2301」が航行している。
尖閣周辺で中国海警局船が確認されるのは49日連続。
共有:
←登野城漁港に係留中の「鶴丸」
↑前回出漁時の動画を
Youtube「仲間均ちゃんねる」でご覧になれます。
尖閣諸島を巡って騒がしくなっている。政府の記者会見や外交部会などでの外務省役人の発言で、「 (尖閣)平穏且つ安定的な維持・管理を図る」とよく耳にする。
そこで、いつごろからそのフレーズが言われだしたのか探ってみた。
すると、2002年 国が尖閣3島(魚釣島、南と北小島)を賃貸するときの目的のフレーズであることがわかった。
なんとそれから約20年。今だに政府や外務省はお経の如く唱え続けているわけだ。只々唖然とするばかり。
第一に、当時と今では状況が全く違うではないか。
第二に、国会議員も役人も高学歴者で、平穏や安定的の意味と現状の乖離は、わかっているはず。にもかかわらず、そう言い続けるのは何故か? 言わされているのか? 言わざるを得ないのか?
第三に、そのフレーズに続き、「毅然と対処する」と言う。
ならば、自分で上陸調査するなり、灯台修理や漁業設備を作ったらどうだ。
ったく、〇〇に忖度しているとしか思えない。
今のまま、国会議員に日本を託して大丈夫か!?
WEDGE Infinity2021年03月19日 14:55 (配信日時 03月19日 05:59)
「海警法」に対し日本は尖閣の主権を明確に示せ - 岡崎研究所より抜粋
中国全人代において、本年2月1日から「海警法」(中華人民共和国海警法)が施行されることとなった。この法律によって、海警局巡視船に対し、外国船取り締まりに際しての武器使用権限が付与されることとなった。端的に言って、「海警」とは海上保安庁のような警察機構ではなく、軍隊の一部であることが明示的に決定されたことになる。
日本政府にとっての喫緊の課題は、日本固有の領土である尖閣諸島(沖縄県石垣市)の実効支配を内外にアピールするため、現地調査を行うなどの行動をとる必要があることである。相手を刺激しないために特段の措置や行動をとらないという時期はすでに終了したように思われる。