やっちゃんの叫び

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中国のエスカレートは何を語っているか?

2011-04-02 14:26:37 | 日記
 我が国の未曾有の国難のこの時期に、尖閣諸島周辺においては、中国軍の行動が明らかにエスカレートしていることにお気づきでしょうか?
 これは何を物語っているか,述べたい。

1. 中国の戦略の遂行・・・尖閣は核心的領土 と言っている。
 中国国務院新聞弁公室は3月31日、「2010年中国の国防」と題する白書を発表?・・・国家海洋権益を守る姿勢を強調した。また、近海での防衛力強化と「富国と強軍を実現する」と強調した。


2.6・17 に向けて・・・民間(団体や漁民)保護を理由に出動する軍隊の訓練および挑発(諜報)行為、と考えるべきであろう

*2010年(平成22年)6月? 香港雑誌「亜州週刊」記事では・・・

来年6月17日、1000隻の船で尖閣諸島を竹島の例に習って取り返そうと、呼びかけた。

*2011年1月2日 民間団体「世界華人保釣連盟」結成 

尖閣諸島(中国名・釣魚島)の中国領有権を主張し、活動方針を発表。尖閣が沖縄県の一部とされた日米の沖縄返還協定が調印された6月17日を「釣魚島の日」として毎年活動を行うことを明らかにした。 
連盟には中国本土や香港、マカオ、台湾、米国、カナダの活動家が参加。今年5月から6月にかけて、チャーターした客船で香港を出発し、尖閣の周りを航行する活動を計画。 

*2011年3月19日 香港では最大の新聞「東方日報」では、・・・

日本が大震災で混乱している機に乗じて、中国は尖閣諸島(中国名・釣魚島)を奪取すべきだ。 「中国が釣魚島を奪回するには、コストとリスクを最小限にしなくてはならず、今が中国にとって絶好のチャンスだ」と主張した。

3.明らかな挑発行為・・・プロペラ機とヘリコプターとの違い及び近接距離と周回数の違いに、注目してください。
*2011年4月1日午後0時35分ごろ、 防衛省統合幕僚監部は,東シナ海中部海域で同日中国の海洋警備機関「中国海監」所属双発プロペラ機が、警戒監視中の護衛艦「いそゆき」に近接飛行した.。同様の接近は3月7日以降3回目。沖縄本島北西約450キロの日中中間線の西側。機体に「中国海監」と書かれたプロペラ機が、いそゆき上空を2周して去った。
 最接近時の水平距離は約90mで、垂直距離は護衛艦のマストすれすれの約60mだった。

*2011年3月7日午後 海上自衛隊の護衛艦「さみだれ」に中国のヘリコプターが接近し、さみだれの周りを1周した。 最接近時、高度は約40m、水平距離は約70m。時事通信

*2011年3月26日午後4時45分ごろ、中国ヘリ、海上自衛隊の護衛艦「いそゆき」に近づき、周りを1周して去った。
最接近時の水平距離は約90m、高度は約60m。時事通信


また、見過ごしかねない事実が・・・2011年3月2日、中国海軍の哨戒機が、尖閣諸島の北方50~60キロまで急接近した。航空自衛隊の那覇基地から戦闘機が緊急発進した。
領空侵犯には至らなかったが、日中中間線を 大きく越えて尖閣に近づいた例は   初めて  という。

 これに対し、枝野官房長官は「領空外を飛行していたので、国際法や安全の問題はない」といったというが、こんな認識で本当に大丈夫か?耳を疑う。
因みに、平成22年度の緊急発進は、中国機に対するものも48回に上る。前年度の38回をすでに大きく上回っている。

 更に、中国漁船は、日常的に尖閣沖で操業をしており、中国漁船体当たり事件以降、中国は6回にわたり漁業監視船接続水域で活動させている。

 以上、これらの事実から、中国は官民共同作戦で、海と空の両面から尖閣諸島を本気で狙ってきているとみなければならない

   本年6・17は、尖閣諸島が危ない!!     ”
  
      尖閣
の守りは、日本の守り!”を、喚起しよう!