尖閣諸島を巡って騒がしくなっている。政府の記者会見や外交部会などでの外務省役人の発言で、「 (尖閣)平穏且つ安定的な維持・管理を図る」とよく耳にする。
そこで、いつごろからそのフレーズが言われだしたのか探ってみた。
すると、2002年 国が尖閣3島(魚釣島、南と北小島)を賃貸するときの目的のフレーズであることがわかった。
なんとそれから約20年。今だに政府や外務省はお経の如く唱え続けているわけだ。只々唖然とするばかり。
第一に、当時と今では状況が全く違うではないか。
第二に、国会議員も役人も高学歴者で、平穏や安定的の意味と現状の乖離は、わかっているはず。にもかかわらず、そう言い続けるのは何故か? 言わされているのか? 言わざるを得ないのか?
第三に、そのフレーズに続き、「毅然と対処する」と言う。
ならば、自分で上陸調査するなり、灯台修理や漁業設備を作ったらどうだ。
ったく、〇〇に忖度しているとしか思えない。
今のまま、国会議員に日本を託して大丈夫か!?