先週は、祝日のため休み、二週間ぶりのヨガでした。
身体が伸ばしづらい、へんな感じでした。
寒いのに日差しはまばゆい春。
身体は伸びたいのに、押し止めようとする力がはたらいています。
口をすっぱくして言っている足の角度です。
三角のポーズのとき、片方の足は180°、もう片方を45°にして立ちます。
なにもしなければ、45°の角度にほうに身体が傾くわけですが「おへそを正面、骨盤を正面」にして三角のポーズの土台をつくります。
ウェストに両手を当てて、正面に腰を固定するのですが、そのとき、45°の方の足の小指、180°の足の親指を意識してマットを踏んでください、と言います。
あまりしつこく言うとうるさいぞ、という顔をされることがあるので・・もうそのメンバーはいないのですが・・遠慮がちに言うわけです。
そして往々にして、力を入れてほしい小指がマットから浮いるので、私は近づいていってぎゅっと手で押さえたりします。
今日は、マンツーマンで拝見したところ、どうしても小指が浮く、と自覚されています。
そこで、あえて腰の向きをそのまま流してみてください、と申し上げました。
45°の方向へ自然に身体をまかせ、その上で、腰をまっすぐに正面にしてください、と言しました。
ああ、わかった!
と言われました。
「これか!」と。
始めて3年になるメンバーです。
言葉と動き、動きと身体感覚が一致するためには、時間もお稽古も理解も必要になると思います。
足の裏から、湧き上がってくる感覚は、快いものです。
すーっと筋が伸びて、腰に響き、上体が軽くなります。