三角のポーズの前に、腰をゆるめる体操をします。
寒かったり暑かったり、湿気たり乾燥したりドタンバタンという段差を上り下りする私たちの身体。
すべて腰が吸収し、調整してくれています。
腰をゆるめるこの方法は野口体操の教えで、自分の指で腸骨をぐるりと押して感じやすいポイントとにぶいポイント、痛みを感じる部分があれば「いたきもちいい」程度に触れます。
この方法で実際にかなり腰がゆるむのです。
そして、両手で骨盤をしっかりと支えて、ぐるりと腰を回します。
まるーく回します。
きれいにぐるっとまわる部分と、どこかひっかかりを感じるような感覚を持つところもあるので、よく感じておきます。
自分の手で自分を支えることは貴重です。
自分の手のパワーを感じ、手で身体を知ることができます。
パワーは磨けばよりパワーを持つのです。