味わいがある街、草加市に出かけました。
草加宿~享保年中(1716~1736)、戸数84戸、長さ685間
伝馬役25人、駅馬25頭、旅籠屋5~6軒、店も豆腐屋や塩屋
油屋、団子屋、餅屋、髪結床、湯屋など数軒しかなく、あとは
すべて農家だったと言います。その後、次第に近郷商圏の
中心として、また、交通の要として栄え、宿場に発展しました。
「その日やうやう草加といふ宿にたどり着きにけり」と
「おくのほそ道」に記した松尾芭蕉。(草加市資料より)
日光街道 草加宿のかつて舟運で隆盛を極めた姿が
残されていました。(舟着場・甚左衛門堰)
今や一度は耳にしたことのある「草加せんべい」は江戸時代
から日光街道の名物だったそうです。言い伝えでは、茶店で
団子を売っていた「おせんさん」が、つぶした団子を天日で
乾かし、焼いて売ったのが始まりとか、今でも、市内には
80軒程の手焼きせんべい店があるそうです。
店頭で手焼き姿を見ることが出来ませんでしたが
味わいのある街・草加せんべいをおみやげに買い
家路に着きました。