~秩父神社~ 埼玉・秩父市番場町1-3
秩父神社は、戦国時代の末期に戦争による火災で焼失後、天正20年(592年)再建された権現造りで数多くの彫刻群に覆われた豪華な造りになっています。秩父夜祭は日本三大曳祭の一つです。神社を代表する祭礼は全国的に知られています。
社殿には、名工「左甚五郎」の作と伝えられる彫刻もあります。「子宝子育ての虎」や「つなぎの龍」など、豪華な彫刻を今に残す貴重な遺産です。
←子育ての虎
つなぎの龍は、その昔夜な夜な近くの池に現れたために、鎖でつなぎ止められたという伝説があります。
境内には、昭和8年秩父宮勢津子妃殿下の御手植えの銀杏の木があります。女性のふくよかな乳房のような形に育ったことから「乳銀杏」と呼ばれ、親しまれています。
秩父夜祭も終わり、街は静けさを取り戻していました。今は「ユネスコ世界無形文化遺産」に登録申請中とのことです。