～レトロな役所・日光～

現庁舎は、日光市在住の小林庄太郎氏の祖父（国会議員も務めた故庄一郎氏）が
ホテル経営を目指して建設した建物であります。
建設着工の時期は、明治38年頃で、当時では約35万円の大金により、15年の歳月をかけ
大正8年にほぼ完成したと云われています。


その目的は、日光を訪れる外国人観光客のホテルとして名称も徳川家ゆかりの土地柄にちなみ
「大名ホテル」と決定していたとのことであります。
その後、古河電工日光青銅所に転売され条件としては、「ゆくゆくは政治向きのことに使う」
ことになっていました。戦後、進駐軍が一時社交場に使った後、再び古河電工の所有となり
昭和24年に庁舎として当時の日光町に寄附され現在に至っております。
現在にあっては日本で恐らく最古の市庁舎であると思われます。（資料より）












高台に聳えるお城のような歴史ある建物に出会い良かったですね～　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
（一部を除き見学自由）
住　所：栃木県日光市中鉢石町999
駐車場：あり