こんにちは。
創業二十一周年を迎えるベルギーレストラン シャン・ドゥ・ソレイユとしては「今更」ではありますが、
ベルギー郷土料理とベルギービールの好相性を示した「ペアリングカード」なるものを作成いたしました。
要するに「この料理にはこんなビールが合うんじゃないかな?」というささやかな御提案をまとめたリストです。
初来店の御客様のメニュー選びや、御一人様の暇つぶしの役にでも立てば幸いでございます。
勿論、当店をいつも御利用頂いている御客様が御覧になっても、そこそこ楽しんで頂けるとは思います。
機会がございましたら御一読下さい。
尚、このペアリングカードは料理とビールの組み合わせを強制するものでは全く持ってございませんし、
あくまで非才の私めの私見で作成した「遊び」のようなものでございますので、
専門家による的を射たような正確な御指摘などは絶対に受け付けません。
その点御了承下さいませ m(_ _)m
完成したばかりのペアリングカードを厳しい目で真剣に見定める総料理長原田氏。
自分の生み出す入魂のベルギー郷土料理の味わいを更に膨らませてくれる好相性ビールとは如何に…
「私の愛するシメイホワイトも、とある料理との好相性にちゃんと選ばれている。
…という事はある程度は信頼できるカードという事かな…まあ、ある程度は…。」
…総料理長・原田氏の「シメイホワイト好き」は相当なもの…。
私のベルギー土産のシメイキャップを半ば強奪するように奪い取り強制装着。
人道に背いてまで関連グッツを欲しがる熱の入れ様であります。
ベルギー研修回想 ~その8~
研修6日目はランビックビール(自然発酵ビール)で有名な「ブーン醸造所」と、
例えベルギービールを全く知らなくても、
この銘柄だけは知っているという人も多かろう「ヒューガルデン醸造所」を訪れました。
「ランビックビール」とは所謂「自然発酵ビール」と言い、醸造段階で酵母を加えず、
空気中の微生物の力を借りて発酵を行うという非常にクラシカルな製法に基づいて造られるビールです。
世界広しといえども、ランビックビールはベルギーのブリュッセル近郊でしか造ることのできない貴重なビールです。
また、ランビックにチェリーやフランボワーズ等の果実を漬け込んだ「フルーツランビック」は
まさにワインを思わせる瑞々しい味わいとなります。
数多あるベルギービールの中でも異彩を放ち、その強烈な個性ゆえ、
飲む者の好き嫌いがはっきりと別れるランビックビールですが、ビールを求めてベルギーを訪れたのであれば、
ランビックの醸造所は絶対に立ち寄らなければいけなかった場所でもあると思います。
ちなみに「自然発酵」というくらいですから、醸造所はさぞや田舎の森の中にひっそりと佇んでいるものだと
勝手に想像しておりましたが、実際訪れてみると、醸造所の凄んご~い近くに普通に電車が通っておりまして…。
…正直、ちょっとしたショックも受けましたね(-_-;)
ブーン醸造所のビールは当店でも「グーズ」「クリーク」「フランボワーズ」の3種類御用意があります。
醸造所近くの風景。朝9時を回っていたと思いますが霜が降りています。
思えば、ベルギーは非常に寒いという印象を持って出発したのですが、東京に比べて寒いと感じたのは
後にも先にも、この日のみでした。ちなみに、日本の冬との大きな違いですが、
ベルギーは日の出がかなり遅いです。8時過ぎにやっと明るくなってくるような感じです。
広く浅いお風呂のようなクールシップで麦汁を冷やし、ここで野生酵母を取り込むそうです。
ちなみに、いくら「自然発酵」と言っても、夏場は空気中に様々な菌が繁殖し過ぎていて
条件がよくないそうで、醸造は主に冬場に行われるんだそうです。…やはりデリケート。イメージ通りです。
熟成樽には話しに聞く通り、蜘蛛の巣が張ったままになっておりました。
これはブーン醸造所に限らず、多くの醸造所で見受けられましたが、現在は使用されていないような、
昔ながらの機材が、そのまんま保管(放置?)されているところが多いのが、面白いですね。
…実は当店にも、オープン当時(94年)の、店の写真入りパンフレットが密かに保管されております。
「大都会にオアシス登場!!」…みたいな…。
バブル末期の匂いがプンプンする、今見ると、ちょい恥ずかしの内容でございます(*´艸`*)
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ベルギーレストラン シャン・ドゥ・ソレイユ
東京都千代田区内神田1-10-6
TEL 03-5281-0333
FAX 03-5281-0334
創業二十一周年を迎えるベルギーレストラン シャン・ドゥ・ソレイユとしては「今更」ではありますが、
ベルギー郷土料理とベルギービールの好相性を示した「ペアリングカード」なるものを作成いたしました。
要するに「この料理にはこんなビールが合うんじゃないかな?」というささやかな御提案をまとめたリストです。
初来店の御客様のメニュー選びや、御一人様の暇つぶしの役にでも立てば幸いでございます。
勿論、当店をいつも御利用頂いている御客様が御覧になっても、そこそこ楽しんで頂けるとは思います。
機会がございましたら御一読下さい。
尚、このペアリングカードは料理とビールの組み合わせを強制するものでは全く持ってございませんし、
あくまで非才の私めの私見で作成した「遊び」のようなものでございますので、
専門家による的を射たような正確な御指摘などは絶対に受け付けません。
その点御了承下さいませ m(_ _)m
完成したばかりのペアリングカードを厳しい目で真剣に見定める総料理長原田氏。
自分の生み出す入魂のベルギー郷土料理の味わいを更に膨らませてくれる好相性ビールとは如何に…
「私の愛するシメイホワイトも、とある料理との好相性にちゃんと選ばれている。
…という事はある程度は信頼できるカードという事かな…まあ、ある程度は…。」
…総料理長・原田氏の「シメイホワイト好き」は相当なもの…。
私のベルギー土産のシメイキャップを半ば強奪するように奪い取り強制装着。
人道に背いてまで関連グッツを欲しがる熱の入れ様であります。
ベルギー研修回想 ~その8~
研修6日目はランビックビール(自然発酵ビール)で有名な「ブーン醸造所」と、
例えベルギービールを全く知らなくても、
この銘柄だけは知っているという人も多かろう「ヒューガルデン醸造所」を訪れました。
「ランビックビール」とは所謂「自然発酵ビール」と言い、醸造段階で酵母を加えず、
空気中の微生物の力を借りて発酵を行うという非常にクラシカルな製法に基づいて造られるビールです。
世界広しといえども、ランビックビールはベルギーのブリュッセル近郊でしか造ることのできない貴重なビールです。
また、ランビックにチェリーやフランボワーズ等の果実を漬け込んだ「フルーツランビック」は
まさにワインを思わせる瑞々しい味わいとなります。
数多あるベルギービールの中でも異彩を放ち、その強烈な個性ゆえ、
飲む者の好き嫌いがはっきりと別れるランビックビールですが、ビールを求めてベルギーを訪れたのであれば、
ランビックの醸造所は絶対に立ち寄らなければいけなかった場所でもあると思います。
ちなみに「自然発酵」というくらいですから、醸造所はさぞや田舎の森の中にひっそりと佇んでいるものだと
勝手に想像しておりましたが、実際訪れてみると、醸造所の凄んご~い近くに普通に電車が通っておりまして…。
…正直、ちょっとしたショックも受けましたね(-_-;)
ブーン醸造所のビールは当店でも「グーズ」「クリーク」「フランボワーズ」の3種類御用意があります。
醸造所近くの風景。朝9時を回っていたと思いますが霜が降りています。
思えば、ベルギーは非常に寒いという印象を持って出発したのですが、東京に比べて寒いと感じたのは
後にも先にも、この日のみでした。ちなみに、日本の冬との大きな違いですが、
ベルギーは日の出がかなり遅いです。8時過ぎにやっと明るくなってくるような感じです。
広く浅いお風呂のようなクールシップで麦汁を冷やし、ここで野生酵母を取り込むそうです。
ちなみに、いくら「自然発酵」と言っても、夏場は空気中に様々な菌が繁殖し過ぎていて
条件がよくないそうで、醸造は主に冬場に行われるんだそうです。…やはりデリケート。イメージ通りです。
熟成樽には話しに聞く通り、蜘蛛の巣が張ったままになっておりました。
これはブーン醸造所に限らず、多くの醸造所で見受けられましたが、現在は使用されていないような、
昔ながらの機材が、そのまんま保管(放置?)されているところが多いのが、面白いですね。
…実は当店にも、オープン当時(94年)の、店の写真入りパンフレットが密かに保管されております。
「大都会にオアシス登場!!」…みたいな…。
バブル末期の匂いがプンプンする、今見ると、ちょい恥ずかしの内容でございます(*´艸`*)
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ベルギーレストラン シャン・ドゥ・ソレイユ
東京都千代田区内神田1-10-6
TEL 03-5281-0333
FAX 03-5281-0334