ハンバーグをこねていて、
薬指の絆創膏が無くなっていることに気づいた。
えっと・・・。
いつ、指からはがれたんだろう・・・?
と、ボウルの中のミンチを見つめてしまう。
慌ててミンチを少しずつつまんで、絆創膏がないか確かめてみた。
でも見つからなかった。
仕方なく丸めて行くことにした。
私は絶対的な法則を知っている。
この場合、絆創膏入りのハンバーグは、
私でなく、カッパさんの方に行ってしまうことを。
2分の1の確率ではなく、100分の99位の確率でカッパさんが食べるのだ。
ああ恐ろしい・・・。
どうか、気づきませんように(←そっちか)
もしかしたら、もっと前に外れていていた可能性もある。
顔を洗ったときとかね。
そう思って気持ちを切り替える事にした。
しばらくして、新しい絆創膏を指に貼ることにした。
その時、私は知った。
そもそも、絆創膏を貼ってなかったことに。
絆創膏を薬箱から取り出したのは覚えている。
しかし、包装から出して指に貼った記憶はない。
今、初めて指に貼ったのだ。
な~んだ、もともと無かったんだわ~。
って私、かなりボケてないか・・・?
とりあえず、「絆創膏inハンバーグ」をカッパさんに食べさせずにすんだ。
よかった。
では、最初に出した絆創膏はどこに行ったのだ。
それは見つからなかった。
まあどうでもいいけどね。
次、本題。
大丈夫タイトルは合っているからね。
先日「大阪府民の森」にある【あじさい園】に行ってきた。
前から行きたかったので、カッパさんを誘った。
1、5kmものあじさいのプロムナードで素敵だよねー!
生駒山を登るのだが、傾斜が緩いので楽勝だと思っていたが、
甘かった。
最初はごきげんな山道。
中間地点だと思っていた額田展望台。
ここはまだ序の口だった。
双子塚に着いた。
ここで半分の行程だと思っていたら、大間違いだった。
そこからさらに30分ほど。
もう限界・・・と思ったら道しるべが!
「あじさい園まで45分」って書いてある。
ここが中間地点か!!
その後はもくもくと修行僧のように山道を登っていくのみ。
すれ違うハイカーはみな軽い足どりで降りて行く。
見るからに高齢者。
元気だな・・・。じじいのくせに・・・。
すごいスピードで降りてきた天狗のような高齢女性もいた。
もしかして、ここは妖怪の聖地かも知れない。
いやもう何でもええわ。早くあじさい園に着かんかな。
と思っていたら、ようやく分岐点に着き、あじさいがちらほらお出迎え。
そこからは平坦なコースなので助かった。
5分ほど歩いてあじさい園に到着!
まだ6分咲きとのことで、数は多いがしょぼく感じたのは私だけか?
※ハート型、例にもれず探したよ。でも意外にたくさんある。
山を下る気力は私もカッパさんも残っていないので、
生駒山上まで登って、ケーブル&近鉄電車で駐車場まで帰ることにした。
これは正解だったのだが、
近鉄額田駅から駐車場までの登り坂が
その日もっともつらかったことを書き足しておこう。
さて、今朝、洗面台の排水口を掃除したら絆創膏が出てきた。
シール部分が白いので洗面台に落ちていたのを気付かず流したようだ。
どうでもいいことでも見つかると嬉しいもんだね。
先日、うちに50代でダメージデニムを履いた客が来た。
50代!!
ダメージデニム!!
それもすごく大きな穴(縦20cm以上)が2つあいていて、
両方の太ももがあらわになっている。
セクシーと言うより、エッチな服だ。あ、同じ意味か?
50代!!
何度でも言う。
私の頭が固いのか。
もしかして、とっても貧乏で着古して敗れたデニムしか持ってないとか?
いやいや、違うと思う。
それならトップスもヨレヨレのはずだが、
キャミソールにヒョウ柄のカットソーを重ねている。
これは狙って着てる。
めっちゃ攻めている。
もし私がゴスロリのワンピースと
ダメージデニムとヒョウ柄のシャツしか持ってなかったら、
迷わずゴスロリを選ぶ。
なんてたって露出が少ない。
そしておばちゃんだとエロい服より黒い服の方が、
周りも安心するだろう。
海外では高齢の家政婦も着ているしね、違和感ないよね。うんうん。
周囲の苦笑は承知の上さ。
さて50代のカジュアルな服装ってなんだろう。
デニムはOK。
でも足が細い人限定にさせてもらうよ。
太いと象足に見えちゃうからね。
あと、膝下のスカートなんかが上品でいいじゃないかな。
ワイドパンツならなお良しかも。
トップスはチュニックでもいいけど、やっぱりダサいんだよね。
それなら膝上のワンピースにレギンスの方がいいだろうね。
私は白いブラウスをデニムにインして、
ロングカーディガンで体型をカバーするって言うのが、
50代の定番スタイルかなと思う。
足元はもちろんパンプス。
これが理想。
ただ個性がない。つまらない。
バルーンタイプのワンピースなんかも良さそうだ。
雑誌をめくると「ていねいな暮らし」みたいな感じで、
中年女性がリネンのワンピースをきて、花に水をやったりしているが、
無理だからっ!!
専業主婦じゃあるまいし、そんな恰好で過ごせないから。
そこで私の提案。
50才過ぎたら男性も女性も、普段着は作務衣にするべし!
法律で決めてほしい。
ダメージデニム禁止っ!
作務衣サイコー!
これでいいべし!!
マスクのように色んな柄の作務衣で個性を主張してほしい。
あーそうなると、ダメージ作務衣っつうのが出てくるのか?
50才をずいぶん過ぎても頭痛は治まらない。
もう、頭が痛いのはイヤだ。
助けて・・・
とワラをもすがる思いで大きな総合病院の脳神経外科をたずねた。
もうずいぶん前の夏のことだ。
朝、9時に行ったけどやっぱり混んでいる。
1時間以上待ってようやく診察だ。
思った以上に年配の医者だった。
でもニコニコしていて優しそうな好々爺だ。
スターウォーズのヨーダに似てなくもない。
私はA4の用紙に年間のカレンダーをコピーし、
頭痛のした日を○をつけて持って行ったのだが、一瞥もくれなかった。
まあいい。
そして私が若い時から頭痛に悩まされていること、
ひどい時は倦怠感がハンパなくって、
嘔吐や胃もたれ、眼精疲労、肩こりのオンパレードで、
一滴の水すら飲むと吐いてしまうことなど、
A4用紙を握りしめ涙ながらにトツトツと語った。
好々爺はうんうんと優しそうな眼差しで耳を傾けてくれ、
「とりあえずCTスキャンを撮ろか」と言った。
「CTは予約しないとダメなんだけど、トップダウンですぐ撮れるよう指示するからね」
と好々爺はニヤリと笑った。
どうやら病院内では高い地位のようだ。
言葉通りすぐCT室に案内されCTスキャンを撮った。
しばらくして私は好々爺の診察室に呼ばれ、
脳のCT画像の前に座らされた。
「うん、問題ないね」と好々爺はきっぱり言う。
よかった。
「じゃあ、お薬だしておくからね」と言ってから、
「最後にもう一度確認するけど、○△%$#*+?*※●◇#・・・やね?」
と私に聞いた。
私はつい「はいっ!」と返事したものの、
「え、何て聞いたんやろ?」と不安になった。
なんで患者はこうも医者に弱いかなー。
「え、なんて言いました?」と聞けばいいのに・・・。
でも、症状は細かく説明したから大丈夫やろと
自分に言い聞かせた。
さて、その2か月後に強烈な頭痛が襲ってきた。
1日目は市販薬で抑え込もうと試みた。
でも、全然収まらない。
吐き気も襲ってきた。やばい!
とうとう伝家の宝刀を抜くときがやってきた!!(大げさな)
処方してもらった頭痛薬を飲むべし!
その薬は非常に小さいものだった。
1回1粒でいいらしい。
半信半疑で服用した。
すると!!
なんと言うことでしょう!!
2時間もすれば、みるみる頭痛が引いていくではありませんか!
吐き気も倦怠感も眼精疲労、肩こりも・・・
その全てが静かにゆっくりと波が引くように遠のくではありませんか!
恐るべし!頭痛薬!
恐るべし!ゾーミック(薬の名前)
あまりに効いたので狐につままれたようだ。
でも、その数か月後、同じ奇跡を体験する。
薬の力ってすごいなーーー。
本当に研究、開発してくれた人たちに感謝だよー。
もうほんとにね、会って花束渡してお礼を言いたい。
魔法の薬は、本当にしんどい時にしか服用しなかったんだけど、
処方してもらった6錠は2年を待たずに使いきった。
総合病院に薬をもらいに行くとなると、何時間も待たされる。
近くにできた内科に行くことにした。
「片頭痛がひどいのでゾーミックください」と言ったら、
「オッケー」ってな感じで、診察は3分ほどで終わった。
「なんならロキソニンもだしまひょか?」と言ってくれたので、
「オフコース!!」ってな感じでロキソニンも処方してもらった。
今回はゾーミック10錠、ロキソニン20錠を手に入れた。
(※実際にはジェネリックにしてもらったけどね)
頭痛を感じた時にまずロキソニンを飲んで、
次の日も頭痛が続いていたらゾーミックを飲む。
いきなりハルマゲドン頭痛が来たら、ロキを飛ばして迷わずゾーミック。
これで、なんとか頭痛に悩まずに済みそうだ。
本当に本当にありがとう、ゾーミック!!
みんなも、頭痛がひどい時は内科で薬を処方してもらってね。
(もちろん診察の上でだよ)
人生、変わるよ!!
大阪はコロナウィルスの感染者が連日ゼロだったりで、
なんとなく『嵐は過ぎた』的なムードになっている。
スーパーもマスクをしない人がチラホラいたりする。
行楽地は例年通りの賑わいを取戻している。
恐くてまだイオンとかは行ってないが、客が多いのではないかと思う。
カッパさんも浮かれだしたのか、
しょっちゅうマスクを忘れる。
先日、私はニトリで買ったばかりの夏用のラグをリビングに敷いた。
なんと、サイズが小さいではないか!
どうやら小さいラグを間違えて買ったようだ。
ディスプレイされていたラグは185cm×185cmだったので、
棚に陳列してあるラグは同じサイズだと思い込んでいた。
ビニールの包装を見ると135cm×185cmと書いてある。
なんと中途半端なサイズ!
需要があんのか?
(あるんだろうよ・・・)
そう言えば、この間財布に入っているレシートを捨てた・・・
と愕然としたが、
ゴミ箱を漁ってみると、奇跡的に見つかった。
その日がゴミの日だったので、翌日以降にラグを敷いていたら完全にアウトだ。
「小さいな・・足がはみ出るな・・・」とか
カッパさんに毎日、いや毎年文句を吐かれる地獄を回避できた。
ほんとうに大安堵だ。そんな言葉ないけど、使いたい。
で、二人で車で出かける予定があったので、
(これもカッパさんの父ちゃんと母ちゃんがカッパさんの誕生会と称して
寿司をご馳走してくれることになったのだ)
帰りにニトリに寄って交換してもらうことにした。
カッパさんが家を出るときにラグを車に積んでもらうよう頼んだ。
私がいざ車に乗ってみると、ラグにテープで貼っておいたレシートが
見当たらない。
カッパさんに尋ねると
「そう言えばさっき紙切れが風で飛んで行ったわ」
と、とぼけたことをぬかす。
「バッカじゃないの?」と言いたい言葉を飲み込んだ。
カッパさんはアスピーだ。
そんなことを言えば「なんでテープで貼ってたん?」と反抗してくるだろう。
ここでケンカしている暇はないので、おたがい周辺を探しまくって、
なんとか見つけることができた。
本当にちょっとしたことも頼むこともできない・・。
使えない奴だ。
さて、車が走り出してしばらくすると、
分かれ道でウィンカーを出すカッパ。
「寿司屋は直進やで」と私が言うと、
カッパさんは「あ、そうか」と言って慌てて本線に戻った。
「ところでマスクは持ってきたん?」と私が聞くと、
「あ、忘れた」
これだ!!
食事の後、ニトリでノーマスクではしゃぎまくるカッパさん。
マスクをめぐって誰かとトラブルにならないか、
私は不安全開で気が気でなかった。
ラグを交換したあと、目覚まし時計も買い、ご満悦のカッパ。
※カッパさんの戦利品の目覚まし時計
ここが日本でなくフィリピンだったら、射殺されてるかも・・・
と空を見つめる私であった。
そしてそれを願っている私がどこかにいた。