カッパの女房

縁あってASDのカッパさんの嫁になりました。
カッパさんの飼い主・・・いや嫁として日々修行中です。

カッパさんとあしなが蜂

2022-07-27 09:31:50 | 日常のあれこれ


洗濯物を取り込んでいたカッパさんが、

蜂に襲われたらしい。

翌日もラグを干して、取り込んでいたら、

ふたたび蜂の攻撃に遭った。

「絶対、近くに巣がある」と睨んだカッパさんは

蜂の後を追い、巣の在りかを見つけた。

なんと、うちのベランダに巣があった。

それも、なかなかわからないような場所だ。

 

虫が苦手なカッパさんはもうパニック。もう大騒ぎ。

昼休みにホームセンターに行き、殺虫剤を買ってきた。

あまりにもビビッているので、

「私が退治しようか?」と言うと、

目を剥いて

「フクちゃんにできるわけないやろ!業者が退治してるの観たことあるか?

 あれぐらい大変なんやぞ!!」と怒鳴った。

狼狽ぶりがハンパない。

アナフィラキシーショックで死人も出るんやでっ!!

と唾を飛ばしまくる。  はい、はい。

業者が退治しているのはスズメバチとかの大きな巣だし・・・。

うちのはせいぜいテニスボールより少し小さめ。

YouTubeであしなが蜂の退治方法をチェックしてみると、

そんなに大変でもなさそうだ。

私がそれを言うと、またカッパさんはキレて

「フクちゃんは気軽に考えすぎや!もっと頭使えっ!頭を!」

と叫び散らす。

 

で、カッパさんがネットで調べた情報によると、

退治は夕暮れがいいとのこと。

この時期の日没は7時過ぎくらいなので、

その時間に決行する!と思い詰めた表情で宣言した。

今から禊でもしそうな雰囲気だ。

白装束に着替えたらどうしよう・・・?

しかし怖気づいたのか「やっぱり8時にするわ」と言い、

そのまま階下の店舗へ降りて行った。

絶対ビビッている。

まだ6時半だ。まだまだ時間がある。

私は憂鬱になった。

カッパさんのことだから大騒ぎだろうし、

私にサポートを強要するだろう。

また、この程度を武勇伝として、この先一週間は聞かされるのかと思うと

めっちゃ気が重い。

よし!私が退治しよう!

さっさと蜂退治を終えてシャワーで汗を流してのんびりしたい。

そう決めると、肌を露出させない工夫をして、

殺虫剤を手にベランダに出陣した。

もうすでに暗い。

スマホのライトで巣を確認していると、蜂さんたちはのんびりと

くつろいでいるようだ。

巣から1.2mほどの距離で殺虫剤を噴射した。

10秒噴射した。

暗闇でわかりづらいが、なんか蜂がぽたぽた落ちている気がする。

殺虫剤を半分使ったあたりで止めた。

巣も処理したかったが、暗いので翌朝にする。

 

さて8時になってカッパさんが階下から上がってきた。

私が「もう退治したで」と言うと、

拍子抜けしたようで

「あ・・・そう・・」と小さく返事した。

しばらく呆然としていたが、

「えーーフクちゃん退治したんっーーー???」

「うん、したよ」

カッパさんは椅子にヘナヘナと座り込んで、

そうかぁそうかぁ・・・とぶつぶつ言っている。

もっと感謝してもらえるのかなと思ったが、

それよりも気が抜けた方が大きいようだ。

「僕、今まで20分瞑想してたんや」

どうやら蜂退治に備えて気持ちを随分と整えていたらしい。

そこまで大ごとか!!

 

そんな感じで、私とカッパさんの『あしなが蜂退治の巻』は

静かに幕を下ろした。

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カッパさんと龍神スカイライン

2022-07-21 10:17:52 | おでかけ・イベント


カッパさんが秘境の温泉に行こうと言ってきた。

連休は何も予定がなかったので、付き合うことにした。

高野山~龍神温泉の弾丸日帰り旅行だ。

朝の6時に出発して午後2時頃に帰宅予定らしい。

 

家を出たのは6時半。

カッパさんの歯磨きタイムが20分かかるので、

それが終わってから家を出た。

 

カッパさんとのドライブは全く楽しくない。

音楽も気が散るからと言って流してくれない。

助手席に人がいると落ち着かないと言って

私はいつも後部座席だ。タクシーか?

こんなんで、車内は全然盛り上がらない。

そしてカッパさんはナビを点けていても、

ナビを信用せず直感で走ったりする。

だから遠回りになることが多い。

高野山も2時間で着けただろうに3時間かかった。

 

高野山では滞在1時間ほどで、コソコソと後にした。

カッパさんは相変わらず奥の院では毒づいてばかりいるので、

バチが当たらないかハラハラした。

濱田屋のごま豆腐はもちろん買った。

前回もだが今回も濱田屋までの道を間違えて、

カッパさんに叱られた。

なんかムカつく。

自分も道を覚えてなかったくせに、だ。

 

そっから龍神までまた2時間ほどかかった。

龍神スカイライン・・・。

素敵なネーミングだが、そんなにご機嫌な道でもない。

無言なので退屈だった。

 

龍神温泉でようやくほっこりできた。

すごい山奥なのでパワー感が半端ない感じがする。

最近のカッパさんは弱っていて、

カッパなりにパワーを欲してたのかも知れない。

だからパワースポットに行きたかったのか・・・。

そしてまた2時間ほど山道を走り、

ようやく高速入り口に辿り着く。

もう午後4時。

紀の川サービスエリアで海鮮丼を食べた。

あと岸和田サービスエリアで休憩しようかと思ったが、

岸和田までは30分ほどの近い距離だったので、スルーした。

さすがのカッパさんも運転に飽きたようで、

車内で楽しい話をしようと言うことになった。

私はテレビで仕入れたネタを披露したが、

2つほど喋ったらネタ切れになった。

「食べ物の話にしてくれ」とカッパさんからリクエスト。

今まで生きていて本当に美味しいと思った食べ物の話を

することにした。

私がいくつか挙げて、カッパさんは?と聞くと。

思いつかないのか無言になった。

次は、今まで食べた中で一番おいしいラーメンを挙げようと言ってみた。

カッパさんは近所のよく行くラーメンを挙げた。

それ、適当じゃね?

車内が無言になる。

またカッパさんが「食べ物の話をして!」と言ってきた。

なんで食べ物限定なんだ?

もうないわ。

 

なんか疲れた・・・。

 

家に着いたら午後5時半だった。

長い長い1日だった。

運転が好きじゃないカッパさんだが、

「僕って長距離を1日で走れるんやー♪」て、

自分を見直す機会になったようだ。

 

「次は城崎温泉でも行く?」とカッパさんが言ってきた。

うん、もうね、その辺のスーパー銭湯でいいよ。

なんか楽しくない。

 

濱田屋のごま豆腐は本当においしかった。

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ポジティブな1日

2022-07-15 15:29:20 | 日常のあれこれ


安倍さんの事件から7日が経ち、

ようやく前を向いて生活し始めている人も多いだろう。

とは言え、テレビでは事件絡みの報道が後を絶たず、

視聴するにつれ、悲しい気持ちは蘇ってくる。

でも、悲しい気持ちはだんだん薄れて行くだろうし、

旅立った人もそれを望んでいると信じたい。

悲しみに一区切りをつけても、この悲劇を忘れないことが大切だね。

 

今朝は仕事まで30分ほど時間が余ったので、

台所の引き出しを1か所だけ整理してみた。

計量スプーンが6つほど出てきた。

2つを残して後は捨てた。

割りばしも捨てた。

コンビニのプラスプーンも捨てた。

なんか思い付きで買った100均の器具も捨てた。

あースッキリした。

 

冷凍食品や乾物類をリストにしてみた。

購入時期や入手経路が不明のものが多かった。

乾物類は2020年に賞味期限が切れてたりした。

いやでも、大丈夫。3年は経ってない。

 

カッパさんが株を始めたおかげで、

お金の入出金がごちゃごちゃになっていたので、

ノートに書きだして整理することにした。

それでも何十万か所在不明だ。

どこ行った?

 

郵便局と銀行をはしごして通帳記入した。

 

人参ケーキを焼いた。

 

と言うように、今日は自分でもびっくりするほど、

よく働いた。

それでもまだ冷蔵庫の中を布巾で拭くぐらいの余力がある。

やらんけど。

 

とにかくポジティブな1日だった。

毎日、これくらいやる気スイッチが入ればいいんだけど、

残念ながら3ヶ月に1度あるかないか、

いや半年に1度あるかないか、

いや1年に1度あるかないか・・・

これって単に働きたくないだけだな。

それでいい!

ビバ、怠け者!

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ご冥福をお祈りいたします

2022-07-09 09:51:45 | ちょっとしたつぶやき

あまり悲しいことは書きたくないのですが、

今回はちょっと衝撃的でした。

多くの方の心が沈んでいるであろうと思われます。

私もとても悲しい気持ちでいっぱいです。

好きとか嫌いとかよりも、

長く総理大臣と言う職に就いて、

粉骨砕身されたことは国民が知るところで、

少なからず敬意の念を抱いていました。

 

世界中が長いトンネルにいるような状態で、

さらに悲劇が怒ってしまった。

悲しい気持ち・不安な気持ち・やるせない気持ち、

みんな一緒。

みんな一緒だから。

みんな悲しいから。

 

いつかお迎えが来て天国に行けたら、

安倍さんに会いに行こう。

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大阪いらっしゃいキャンペーン つづき

2022-07-04 17:25:56 | おでかけ・イベント


2日目。

もちろん朝風呂。

6時に大浴場に行ってみたら、意外と客が多かった。

高齢者ばかり。

6時45分に朝食に繰り出す。

ビュッフェなので食べ過ぎないように気をつけた。

カッパさんはモリモリ食べていた。

カッパさんの胃袋が羨ましい・・・。

 

チェックアウトして、駐車場まで20分歩かされた。

カッパさんが一人で車を取りに行く選択肢はないらしい。

次の目的地は舞洲。

ロッジ舞洲の紫陽花を見に行った。

しかし高温と晴天続きのせいで紫陽花は元気がなかった。

まあ・・・これは予想通りかな。

でも人が少ないし、海も見れたし、緑ばっかだし、

心がデトックスされた。

 

お腹が空いてないけど、昼食を取りに北港マリーナへ向かう。

ヘミングウェイと言うカフェでスープカレーを食べた。

ここもQRコードを読み取りスマホで注文するスタイル。

(最近増えたよね)

ボリュームが多そうに見えたが、ペロっと平らげた。

スパイスが効いていて体によさげだ。

ちょっと元気になる。

目の前はヨットハーバー。

金持ちになった気分に浸れる。

「金持ちがワイン片手に、自分のクルーザー眺めに来てんのかなぁ」

「あるいは私らみたいな小貧乏がセレブ気分を味わいに

 来てんのかもなぁ」

など、つぶやいたりたりした。

どうやらカッパさんは“小貧乏”と言うフレーズが気に入ったようで、

やたらと小貧乏を連発していた。

家に帰っても

「どうせ僕らみたいな小貧乏は・・・」

「小貧乏だから・・・小貧乏としては・・・」

と嬉しそうに自虐ネタを飛ばしていた。

“小貧乏”って言いたいだけやろ!

 

家から1時間半ほどの近場であるが、

思ったよりは楽しめた。

小貧乏旅行、ばんざい\(^o^)/だ。

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大阪いらっしゃいキャンペーン

2022-07-02 09:14:32 | おでかけ・イベント


定休日の前日を半休にして、

駆け込みで『大阪いらっしゃいキャンペーン』を

堪能することにした。

宿泊費が5000円安くなるのとクーポン2000円もらえる、

ってんでカッパさんが浮かれまくり、

ほぼ独断で決めた。

私には事後報告だ。

っつーか事前に相談されても、

カッパさんはYES以外は受付けないので、

私はまあいいけどね・・・って感じなのだ。

大阪いらっしゃいナントカ・・・って銘打っているけど、

有馬温泉とか城崎温泉も行けるらしい。

そっち方面かなと思いきや、

まさかのホテル京阪ユニバーサルタワー!

USJ行かないのに?

まあいいけどね・・・。

 

まず駐車場選びでカッパさんは頭を悩ませた。

※ホテルの駐車場は1泊で3500円もするので秒殺で却下だ!

私は多少高くても近くにしよう!

って言ったのに、ホテルまで徒歩20分の駐車場にロックオンだ。

「大丈夫!フクちゃんをホテルで降ろして、僕だけ駐車場に行くから」

って言ったのに、当日は駐車場まで直行して

「やっぱりホテルまで歩いて」って言われた。

恐れていた通りだ。

炎天を20分歩かされた。

私は黙って歩いていたのに、

「なんやねん!不機嫌になりやがって!」

「たまには運動しなあかんねん!」

などと勝手なことを言って、私の神経を逆なでする。

自分の方がご機嫌ななめだ。

こういう態度がホント腹立つ!

 

ホテルに着いてびっくりしたのは、

なんと高齢夫婦の多いこと!

まあ平日だし、USJに年齢制限はない。

私たちは早速31Fの大浴場に入る。

眺めがいい!

部屋で少しくつろいで、5時半に夕食を食べに行く。

ビュッフェスタイル。

結構おいしかった。

せっかくなのでビールを飲んだ。(私だけ)

その後、ユニバーサルシティウォークを散歩する。

USJの余韻をまとった客でいっぱいだ。

ハリーポッターのグッズに魅かれた。

菓子缶が素敵で、アクセサリーケース用に欲しくなった。

でもカッパさんがいるので買わなかった。

他にも色々欲しい物があったので、また買いに来ようと思った。

その後他のホテル内を巡り、海辺まで歩いた。

 

ホテルに戻り、31Fの浴場に行きジュースを飲みながら

夜景を眺めた。(椅子とテーブルがあるの)

 

そんなこんなでプチ旅行1日目は終わった。

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