生ゴミ回収日が店の定休日にあたります。
私が住んでいる家は、
ハウスメーカーが設計した200世帯が集う住宅地にあります。
なのでゴミの収集場が設置してあるのですが
たったの3ヶ所だけ。
おまけに一番近くても家から200mほど離れています。
そしてゴミ収集車がやってくるのが
9時過ぎです。
週に1回の休みなのに
朝の9時には外に出れる戦闘服を
身に着けないといけません。
お化粧もしかり・・・。
ずぼらな私にはきついです。
ゴミを捨てに行くために
休みなのに寝坊も出来ず
きっちり化粧と身支度。
ああ・・・。せめて回収時間をもっと遅くして欲しい。
なんでこの地域がトップバッターなんだ!!
ムカツク!!!
そして悲劇は起こったのです。
たまたま車で外出する予定だったので
早めには起きていたのですが
なんせ用意に手間取って
ゴミを捨てに行く時間がなくなったのです。
私が慌ててとりあえずゴミ捨てだけでも
と思いゴミ袋をつかんで
走り出そうとしたところ
カッパさん
「車に乗せや。ゴミ捨て場まで乗せてってあげるわ。
先に出かける準備済ませよか」
と言ったので、
ゴミ袋を車に積み、
そして他の荷物なども車に積みこんでいるところ
私達の目の前を
童謡のメロディとともに
ゴミ収集車が通り過ぎました。
「ああ・・・!」
もう間に合いません。
別の収集場へ車で回ってみるも
もぬけのカラ・・・。
どんなけ早よ仕事済ませよるねん。
あんのじょうカッパさんは
私を責めます。
でも、私が走ってゴミを捨てに行ってれば
ギリ間に合ったはず。
それを制止したのはカッパさんだ。
二人はお互いキレたまま
ゴミを捨てる場所を求めて
しばらくさまよったのです。
これからも、こんなことがあるやも知れません。
10時ごろでも捨てれそうなゴミ収集場を
探しておこうと心に誓いました。