カッパの女房

縁あってASDのカッパさんの嫁になりました。
カッパさんの飼い主・・・いや嫁として日々修行中です。

誰が一番悪い?<携帯と鍵とカッパさんの続き>

2019-09-30 11:22:58 | 残念な出来事


私:カッパさんが悪い

携帯があるのに持たない方が悪い。大人ならリスクを常に考えるべきだ。
持たないと携帯の基本料金が無駄やっちゅうねん。


カッパさん:フクちゃんが悪い

「ここで待ってる」と言った地点で待っていないフクちゃんが悪い。


フクママ:伯母ちゃんが悪い

予定していた店が、連休中は予約ができないと言うので、
早めに行って席を取っていたのに、伯母ちゃんが店に着くなり、
「膝が悪くて階段の昇り降りができない。店を変えてほしい」と言った。
最初からそう言ってほしかった。
変更した店が家から遠くなったため、私は歩いて帰れなくなった。


この話を聞いたフク姉:Yちゃんが悪い

友人を連れてくるなら、前もって許可を取るべき。
カッパさんも6人ってわかっていたら送迎の段取りを事前に考えることができた。


この話を聞いたフク姪(フク姉の長女):おばあちゃん(フクママ)が悪い

一人だけ車に乗られないのであれば、おばあちゃん(フクママ)が辞退するべき。
バスで帰る方法があったはず。


この話を聞いたフク姪(フク姉の次女):Yちゃんの友人が悪い

親族の食事会に誘われても普通は辞退するはず。
なぜ参加したのか神経を疑う。


と、まあ6人6様な意見が出た。

食事会に参加した6人全員が悪いと言う結論だ。

今回は色んな不運が重なって悲劇を招いたと思う。

なんかアガサ・クリスティの推理小説みたい。


ひとつ良いこともある。

これに懲りてカッパさんが携帯・財布・カギを持ち歩くようになったことだ。

めでたしめでたし、と言うことにしときましょうか・・・。

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携帯と鍵をカッパさん

2019-09-26 10:42:21 | 残念な出来事


事件です。事件が起こりました。

先日の日曜のことです。

フクママが伯母さんと従妹のYちゃんとの食事会を

うちの近所の店で開くと言うので、

私とカッパさんも参加させてもらうことになりました。

そのときフクママが、帰りは伯母さんの暮らしているK町まで、

カッパさんの車で送ってあげてほしいとお願いされました。

しかし一口くらいはビールが飲みたいカッパさんです。

車で送ることだけは丁重にお断りして、

フクママも納得してくれました。


約束は6時でしたが、フクママから連絡があり

急きょお店が変更になったとのこと。

お店は家から5kmほど離れたところになりました。

さすがに徒歩や自転車では行けず、

カッパさんもしぶしぶ車を出すことにしました。

これでK町まで伯母さんたちを送ることができます。

ところが店に着くと、人数が増えています。

どうやらYちゃんが高校時代の友人を誘ったようです。

見知らぬ人がいる親族の集まり。

ま、これはこれでアリなのかも知れません。


さて食事が済み、配車が悩ましいとこです。

普通乗用車なので5人乗りです。

伯母さんたちは来た時と同じようにタクシーを呼ぶとのこと。

でも、連休中です。なかなか来ないでしょう。

おまけに食事代はYちゃんが支払ってくれました。

K町はお店から車で7、8分ほどです。

なので、私とフクママは残り、

伯母さん、Yちゃん、友人の3人を先に送ることにしました。

カッパさんは携帯を持っていないので心配でしたが、

私は「ここで待っとくから」と言って、車を見送りました。

そしてフクママと私は店にもどってコーヒーを飲んで待つことにしました。

30分、1時間待ってもカッパさんは戻ってきません。

もしかしたら行き違いになったか、と思い自宅へ電話するも、

人の気配なし。

なんどか店の外に出て、車を探しましたが、見当たりません。

2時間も待つと、店も閉店モードになり居づらくなりました。

仕方なくタクシーを呼んでもらい帰ることにしました。

タクシーは割と早く来て、乗り込んだところに私のスマホに着信。

カッパさんの母ちゃんからです。

もしもし・・・と出たとたんにカッパさんの怒号。

「今、どこやねん!」「何してんねん!」

どうやらカッパさんは私たちがお店の駐車場で待っていると、

思い込んでいた様子。

カッパさんにとって、『ここ』とはお店ではなく、

今立っているピンポイントの経度○○緯度××の場所なのです。

しかし携帯さえあればこんな悲劇は起こらなかったのです。

カッパさんは携帯どころか家の鍵も財布すらも持っていませんでした。

店の駐車場と自宅を何度か往復したカッパさんは、

最後の手段で、店から車で30分以上離れた実家まで行ったのです。

とんだ大冒険です。

さてこの事件で一番悪いのは誰でしょう?

不思議と人によって誰が悪いのかが変わってきます。

その話はこの次に・・・。

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非正規社員の何がわるい?

2019-09-19 09:42:13 | ちょっとしたつぶやき


朝晩すこし涼しくなり、ようやく秋の気配を感じる今日このごろ。

季節の変わり目は体調を崩しやすいので注意してね。

ほら、早速カッパさんは風邪気味です。

そんなゆるーい書き出しで始まったけど、

そろそろ本題に入るね。

ま、ちょっとした愚痴?みたいなことなので軽く流してね。

常々思っていたことだけどね、

みんながみんな、正社員になりたいわけじゃない。

大多数の人は、自分の意思で非正規雇用で働いていると思う。

家庭を持っている女性はなおさらだ。

正社員になれば優先順位は仕事になる。

家庭は二の次。

仕事上で何かトラブルが発生すれば残業しなきゃいけない。

後輩の指導。

会社への貢献。(利益を上げたり、コスト削減したり)

会社での仕事以外の活動。(組合活動とかリクレーション委員とか)

取引先の接待。

飲み会や歓送迎会の幹事。

まだまだいっぱいある。

それら込みでの正社員だ。

私の友人は長年銀行に勤めていたが、

母親が病気になり看病のために退職した。

1年後、派遣社員として銀行に復帰した。

派遣社員として働いて20年になる。結婚はしていない。

正社員に戻りたいとは一度も思わなかったそうだ。

ふーん、そんなもんかねぇ。

私も転職を繰り返したあと、

カッパさんと結婚するまでしばらく非正規で働いた。

私の場合、結婚しないと将来が不安なので、

絶対に結婚してやるっ!!と言う強い意思のもと、

退路を断つつもりで非正規を選んだのだ。

非正規で働いていた会社は居心地がよかった。

しかし、若い女性が次々と結婚していく。

いつのまにか「非正規の中じゃ私、独身最年長じゃね?」

とあせりだした。

その時、郵便局に勤める彼にロックオンしていたのだが、

「結婚に興味ない」「このままでいい」と言われた。

見事に撃沈。

時間を返せーー!!って思ったね。

でも、ほどなくして現れたカッパさんとほどなく結婚した。

将来の不安をなくすための結婚が、

カッパさんと結婚して将来不安だらけだ・・・。

人生ってこんなもんだ。ハハ。

でも、あの時結婚していなかったら、今でも私は非正規で働いていると思う。

派遣の友人と花屋でパート勤めの友人と遊んでいたと思う。

それはそれで幸せだろうな。

いや、そっちの方が毎日楽しいかもだ。

だって非正規って居心地いいんだもん!

私は非正規で働くことが、そんなにみじめなことだと思っていない。

ライフスタイルは人それぞれ。

現に非正規の友人たちと遊んでいるときは、

何の悩みもなく充実した日々を送っていた。

企業よ!政治家よ!この状況をなんとかしてくれ!なんて思わなかった。


でも、やっぱり正社員で働きたい人はいるよね。

例えばシングルマザーとか。

家族を介護しながら仕事をしている人にとっては、

福利厚生がきちんと整った正社員の方が安心だ。

そのあたりは政治家さんがしっかり仕事してほしいと切に願う。

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「風と共に去りぬ」を観た

2019-09-10 08:53:55 | 日常のあれこれ


久しぶりに観た。

数か月前にBSで放送されたものを録画していたのだ。

3時間47分もある。

長すぎてびっくりだ。

前もそうだったが、スカーレット・オハラはやっぱり好きになれない。

性格が悪すぎる。

嫌いと言ってもいい。大嫌い!

なんで、レット・バトラーはスカーレットが好きなんだろう?

性格が悪いのを承知で好きになっている節がある。

男ってほんま、ようわからん。

ま、これを描いたのは女性なのだけどもね。

きっと理想の男性を描いたんだろうな、と思う。

スカーレットもいいところはあるんだよ。

情に厚いところとか、責任感が強いところとかね。

もし、それさえも欠落していたら、ただの鬼畜だよね。

サイコパスだよね。


まず、スカーレットが愛してやまないアシュレー・ウィルクス。

彼はスカーレットを愛していないって言っているのに、

「彼は私を愛している」「認めたくないんだわ」

などと思い込んで、

迷惑も顧みずアプローチする。

おいおい・・・。ストーカーかよ・・。


そしてスカーレットは振られた腹いせに好きでもない男性と結婚。

夫が戦死したら、「なんで喪に服さなきゃならないの?」

と毒づく。

夫が死んだことよりも、喪に服すことの方が不幸だと言うのだ。

独身のときのように男が寄ってこなくなるから嫌なんだってさ!

喪服だとモテないんだとさ!

夫が生きていたらもっと地獄だろうが?


そんなスカーレットにレット・バトラーは色々と貢物を寄こすが、

それに対して感謝もない。

当り前のように受けとる。

挙句の果て、彼女はウィルクスにプレゼントする物までレットに無心する。

どこまで厚顔無恥なのだ。

この後もスカーレットは人をコケにするようなことばかりする。

親友(?)のメラニーのことを、無能な女だと蔑んでいる。

アシュレーの嫁であるから憎いのだ。

アシュレーの頼みでスカーレットは色々とメラニーの面倒を見るんだけどさ、

純粋な友情じゃなくて下心アリアリなんだよね。

欲しいものに対する執着が強すぎて、引いてしまう。

最後はスカーレットの周りからみんないなくなるんだけど、

そこで図らずもスカーレットは色んな欲望を捨てることができた。

妙にすっきりした姿が印象的だ。

『ざまあみろ』とは思わなかったけど、

こうなるよねーーー♪と納得はした。

ハッピーエンドだと名作として世に残らないよね。

あーーもしかしたら作者は

欲望にまみれた女が、欲望を捨てる瞬間を描きたかったのかな。

目標を持って人生を歩む彼女を誰もが強い人だと思う。

そういう意味ではハッピーエンドなんだろうね。

でも、やっぱりスカーレット・オハラは好きになれない。


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