カッパの女房

縁あってASDのカッパさんの嫁になりました。
カッパさんの飼い主・・・いや嫁として日々修行中です。

図書館で迷子

2019-03-18 15:57:18 | 日常のあれこれ


私は本が好きで、よく図書館に本を借りに行く。

でもね、

借りたい本のある場所がわからない。

小説なんかは作家が「あいうえお順」で並んでいるので、

まだ探しやすい。

でも小説と言えども棚をまたいでしまうと、続きの棚が見当たらない。

後ろの棚でもなけりゃ、隣の棚でもない。

おーい、林真理子の続きどこ行ったーー??

ってな感じでくるくる棚の周りをまわる。

そして、大概は意外な場所の棚にある。

たぶん、他の人にとっては意外な場所ではないんだろうけど。

私は脳の思考が独特なのでね。私には意外な場所なんだ。

そして小説ではなく自己啓発本や旅行やグルメのガイド本などは、

図書館に設置されている検索システムを利用する。

でも、これも曲者で・・・。

棚の場所や記号を教えてくれるんだけど、

まず棚の場所がわからない。

「7」とか「B913」とか何?

「7」の棚がないんだけど・・・。

え、社会科学?

なに?なに?

「言論の自由」とか「戦後改革」とかの、そんな棚にあるわけ?

もう、ほんとうにわかんないの。

結局、何やらわからなくて、目ぼしい棚の背表紙を一冊ずつ確認するんだけど、

目も疲れるし中腰の姿勢で腰も疲れる。

何度か検索の端末機に戻ったり、メモを確認したりして、

ようやく本にたどり着く。

本を探すのにこんなに苦労するのって私だけなのかな・・・?

たぶん合理的に陳列してあるんだろうけど、

司書じゃない私はほんと迷走するだけなんだわ。

こう言うときにAIロボットが活躍するんじゃないかな。

ペッパー君だかアッパー君だかが、

お目当ての本の場所まで連れて行ってくれないかな。

もしかしたら、依頼人がメタボな人だと認識すれば、

あえて室内をくるくる回って遠回りさせて、

本の場所まで案内するとか、

ちょっとした健康管理までしてくれたら、なお結構。

じゃ、最初から自分で探せよって話だよね。

私なんかも「このオバサン、頭使わせなきゃダメだ」と認知したら、

「ゴジブンデサガシナサイ」って突き放されるかもだ。

いらないよ、アッパー君。

皆の前でそんな屈辱を受けるんだったら、いらないよ。

自分で探す。

自分で探すけども、もうちょっと本棚は親切な表示にしてくれないかな。

なんか司書の人たちってコミュ力(コミュニケーション能力)が低そうなんだよね。

※勝手な私見です。

気軽に話しかけられないオーラがある。

あんなオーラ、私には出せないな。

いや、私がコミュ力高いって言うより、低く見られるんだよね。

こいつならイケる、ってなもんだね。

実際そうだけどね。おっちょこちょいのオーラまとってるからね。

逆に「本当に質問に答えられるのか?」と言う不安を引き出すけどね。

もうちょっとお高くとまった方がいいかもね。

そんなことはさておき、

わがまま言わせてもらうなら、

銀行のフロアレディくらいに気を利かせてほしい。

フロアレディはすごいよ。

ほんの少し目を泳がせただけで、さっと飛んでくる。

彼女の言うがままに番号札を取って、用意してくれた用紙に記入するだけだ。

若干、介護されている感はぬぐえないけどね。

図書館では手厚く介護されたい。

でも、おせっかいなフロアレディなら、

「あ、その本はお客様向きではないですよ」とか、

「犯人は意外な人物です、身近な人なんです」なんて、ほぼネタバレを

披露しちゃうかもだね。

うんうん、ま、それでもいい。

とにかく図書館にフロアレディを置いてほしい。

なんなら時給900円で私が働いてやってもいい。

本好きの私には持って来いの仕事だ。ぜひっ!!

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一人でハイキング

2019-03-13 15:59:31 | おでかけ・イベント


最近、下見と称して一人でハイキングに行くことが増えた。

下見と言っても、「いつ?誰と?」も全く決まってない一人勝手なハイキングだ。

さて今回は比較的に近場の傾斜の楽な山にした。

近くと言っても交通の利便性がイマイチで、

ハイキングコースの最寄りの駅に着くまでに1時間30分もかかった。

一応、色んなサイトを見てきたが、このコースは楽すぎるのか、

あんまり詳しい情報がない。

なんとかなるかな、といつもの楽観的な気分で駅に降り立った。

駅のロータリーでいきなり固まる。

何せ道が3方に伸びている。

「突き当りを右」ってどこにも突き当りがないんだけど・・・。

私が道案内にと頼ったサイトは、すごく丁寧だし写真付だし、

これで迷うのはアホだな・・・と思ったくらい信頼していたのだが、

いきなりのフリーズ状態。

突き当りってどこよ?と不安になりながら、目の前の道をとりあえず直進。

どうやら正解だったようで、信号が現れた。

そしてその信号を渡って、歩道橋を渡って・・・

歩道橋を渡ったがいいが、どうすんの?

歩道橋を渡るからには、その先に続く土手を進むんだろうなと

勝手に合点し、ズンズンと進む。


※みごとな早咲きの桜。

墓地が出てきたがズンズン進む。

高速道路をくぐり、ようやく写真の場所に出てきた。

大丈夫、合ってる合ってると自分に言い聞かせ、

ズンズン進む。

ようやく登山口が見えてきた。



やったーー!!

でもね「高速をくぐったら5分ほどで登山口」ってサイトに書いてあるのに、

15分はかかったぞ。

まあいい。

さて登山口はご機嫌な山道。


※ご自由にとばかりに杖がある。親切だな。

ウグイスの鳴き声も聞こえ、遠足気分に浸れる。

途中、何度か老人と出会った。

健脚老人だ。きっと100歳まで生きるんだろうな。

いや、もう天狗の域に達しているかもだ。

こまめにサイトをチェックしながら山道を進む。



夫婦岩なるものがあるらしいが、

台風21号の影響で木々が倒れ土砂が散乱しているので

岩がどこにあるのかてんで見当たらない。

どうしても見たいっていう景観でもないのでスルーする。

桜のテラスは見たい!

そろそろかなと楽しみにしていたが、とうに通り過ぎたようだ。

私はどうも視野が狭い。

真正面しかピントが合わないので目の端に映るものは、ほぼ無視してしまう。

あ、目玉を動かせばいいんだな。今頃気付くか?

そうこうしているうちに山のてっぺんに近づいてきた。

最後の50mを上ると頂上だ。

キャッホー!!着いた!見晴らしがいい!




ここにも老人が2,3人いた。

頂上のスペースはそんなに広くないので、

あまり長居できそうにない。

さっさと下山する。

今度こそ桜のテラスを確認するぞ。

それは「なんで見逃すかな」と思うような分かり易い広場にあった。



桜の季節にここのウッドデッキでお弁当食べたら最高だ。

そんなことを想いながら降りて行く。

降り切ってからサイトの夫婦岩をチェックすると、

少し山に入らないと見つからないようだ。

なんだ・・・もう少しだけ入り込めばよかったな・・・と

今来た道を振り返った。

でも、もう戻りたくない。無駄に体力を使うと後が大変だ。

登山口を出て一般道を進む。

一番近い信号で高速道路をくぐることにした。

待てよ、前方に見えるのは来たときに渡った歩道橋じゃねーか?

やっぱりそうだ。

歩道橋を渡らずに直進はできる。車に気を付ければね。

っつーか、車の量がめっちゃ少ないしっ!!

あの歩道橋に上ったせいで、大きく大回りしちゃったじゃねーか?

このサイトはすごく丁寧な部分と雑な部分が多い。

歩道橋渡る説明がやたら詳しいのだが、かえって混乱を招く。

渡る必要ねーしっ!!

などとぶつくさ独り言を言いながら帰路についた。


今日ひとつだけいいことがあった。

昼に食べた電車高架下の怪しいイタリアン。

前から気になっていた店だ。

誰も居ないと思いきや、ドアを開けるとほぼ満席だった。

どのメニューもお手頃価格だが、ワンフード・ワンドリンク制らしい。

賢いやり方だな。

ビーフオムレツと白ワインを頼んだ。

美味しかった!!

オムレツは結構本格的。

パンケーキも好評(食べログ調べ)らしいので、今度オーダーしてみよう。

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やっちまった!

2019-03-06 17:28:59 | 日常のあれこれ


ぎゃーーーっっ!!

どうしませう??

また、高価なカバンを買っちまったよーーー!!


実は家には10個以上カバンがある。

そんな中でいつもの定番が絞られてきて、

最近は年中同じトートバッグになってしまった。

それもキャンパス地。帆布とも言うのかな。

軽くて大容量で使いやすいんだ。

私の家は最寄りの駅は4つあるが、どれも徒歩で30分かかる。

要するに不便な場所なんだ。

だから駅まではチャリ限定。

そうすっとカバンはチャリのカゴに入れる。

かっちりしたカバンはすぐに傷ついてしまう。

柔らかい合皮のカバンでもいいのだが、なんか安っぽく見える。

それなら・・・とキャンパストートに落ち着いた訳だ。


でもね、ちょっとホテルのランチなんかだと、

「キャンパストートってどうよ?」と不安になる。

末席に案内されねーか?

ドレスコードはないだろうけど、

ある程度は高級アイテムを身に着けて、かました方がいいんじゃねーか?

※「かます」・・・関西弁で、敵に対して有利な立場になるよう先手を打つことです。たぶん、知らんけど。

で、帆布の高級トートを探していたら、2万円前後のカバンがあるんだよね。

もちろん大量生産でなく手作りでしっかり作っている。

やっぱり国産で高いだけあってホテルでも見劣りしなさそう。

でも2万円出すならハイブランドでもあるんじゃね?

と思いしぶとくネットで検索していると、

意外とあるんだね。

プラダ、グッチ、エルメスなどなど・・・

さすがに2万円ってぇのはないけど、中古ならメルカリとかヤフオクに

出品されている。

その中で色々と迷った結果、税込み3万円で中古のヴィトンの

キャンパストートにロックオン。

容量よし。サイズ感手ごろ。ホテルのランチにぴったし。カジュアルもOK。

ベージュなのでどんなスタイルにも合う。

これ、いいじゃね?

と1日迷って、サイトの「購入」をクリックしてしまった。


届くまではドキドキだ。

だってカッパさんには報告してない。

カッパさんには内緒だよ。

↑(ハズキルーペのセリフ『謙さんには内緒だよ』風に読んでね)


「本物以外は出品しません」と謳い文句のショップだが、

届いた商品はまあまあ美品で、この値段は安すぎる、パチモンではないか?と不安になった。

最近は本物もコピーも見分けがつかないと言うので、

みんな騙されたのなら、それは「本物」の称号を与えてもいい。

とは言え、じっくりカバンを眺めるチャンスがない。

何せ四六時中、カッパさんと二人羽織の生活なもんで・・・。

写真もカッパさんの目を盗んで必死のパッチで撮った。




さて、私はいつ、ホテルのランチに行くのだろう。・・・?

そんな日は当分やってこないような気がする。

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