年末年始は思いのほか休みが長くなり、
正月の集まりもほぼないので、
一念発起しておせち料理でも作ってみようかと思っている。
思っているだけでやるかどうかはわからない。
大掃除を適当に仕上げて、料理の支度にがんばりたい。
先週は楽しみにしていたジャズコンサートに一人で行ってきた。
初めて行くホールなので緊張した。
最寄駅には直結した大きなショッピングモールがある。
まあ人の多いこと！カップル、ファミリーなどなど。
コロナ大丈夫か！コロナ！！
みんな気を付けろ！！
などと心の中で叫びつつ、買い物をしてしまった。
それからコンビニでペットボトルのホットコーヒーを買いホールに向う。
座席に着いて、さあコーヒーで一息つこうと思ったら、
まさかの飲食禁止の場内アナウンス。
くれぐれもマスクは外すな、と美しい声で諭してくる。
開演５分前で座席に着席しろとも言っている。
げ、外に出ることもできん。
振り向くとドア付近でスタッフの女性が目を光らせている。
そうこうしているうちにコンサートが始まった。
うう・・・喉が渇く・・・・
ダメだ飲もう！持病の人もいるはずだし、飲むだけならいいだろう！
と勝手に判断しコーヒーをゴクゴク飲んでやった。
これでやっと純粋にライブに没頭できる、よかったよかった。
コロナ禍ではライブ会場で飲み物すらタブーになりつつある。
肝に銘じた１日だった。
さて先日イザベラちゃんと久々にランチした。
人気のあるフレンチで１１月から予約を入れていたので、
コロナ禍がピークではあるが決行した。
店に入るとアルコールジェルがなかった。
店主がおしぼりを出してくれた。
アクリル板の仕切りとかはなく、カウンターの席も結構客が座っている。
私たちはボックス席だ。
一応店内は８人くらいに制限しているようで、
それを超える客が来たら、入店を断っていた。
ちょっと予防対策がゆるく感じてドキドキしていた。
おそらく大丈夫だとは思うがこれからの２週間が感染したかどうかの勝負だ。
全て私の免疫力にかかっている。
がんばれ、私の免疫力！！
毎年のクリスマスの風物詩である中之島のイルミネーション。
今年は行かなかった。
クリスマスは家で、普通の食事を食べた。
一応、イブにチキンは食べた。チキンと言っても手羽元の中華スープだ。
２５日はカレーだ。
ケーキもなし。
その変わりカッパさんが漬けたきゅうりや茄子があった。お盆か？
さみしいクリスマス。
それでいい。
その分、来年は派手に過そう。
メリークリスマス。いや違う。
よいお年を！！
来年もよろしくね。
さて今年一年の総括だ。
カッパさんの今年の漢字は「遊」
河川敷散歩が楽しみなカッパさん、
今年は人が少なくてキャッホー♪だったらしい。
人出が少ないと言うことで、郊外にも出向き
つつじ
あじさい
高山植物
ひまわり
コスモス
紅葉
と、四季折々のさまざまなお花畑などを満喫したもよう。
例年はこんなに出かけないからね。カッパさんだけコロナラックだ。
巣ごもり需要と言うことで、
人とのコミュニケーションが苦手なアスピーやヒッキーにとっては
このコロナ禍は福音となったようだ。
家にいても誰にも煙たがられない。
どうどうとズボラに過ごせる。
私はせっかく旧交を温める約束をしていたのに、
全部キャンセル。
ミシュラン店でバイトしている友人の店に行く予定が
パアになったのは悔しい・・・。
後輩たちと楽しいランチの予定も中止。
中止、中止、中止・・・・あーーーイライラする！
と言っても仕方ない。
残念なのは私だけじゃないし、
もっともっと大変な人は沢山いるんだ。
コロナに感染しなかっただけでも御の字だと思おう。
ってか、すでに感染済みかも知れないけどもね。
いやいや、都心部には近寄らなかったし、
外食も少なかったので大丈夫！たぶん・・・。
現状では私の周囲ではコロナに感染した人はいない。
ただ、最近見かけなくなると「感染したんちゃう？」と
勝手に憶測されてしまう。
なので、たまに外の空気は吸わないとダメだね。
コロナ禍で世間のライフスタイルがずいぶん変わったと思うが、
カッパさんだけは変わらない。
もともと外に出ない。
家での仕事。リモートワーク関係ない。
友だちいないので食事会もない。
何にも変わってない。
強いて言うならカッパさんの父ちゃん母ちゃんと会う機会が減ったこと。
よきよき♪
そんなカッパさんの新しい趣味は漬け物だ。
アマゾンでビギナー向けのぬか床セットを購入し、
昨日からきゅうりとなすびを漬けている。
たぶん、すぐ飽きると思う。
まあ、機嫌よく過ごしてくれることが何よりだ。
よきよき♪
今朝、カッパさんの母ちゃんから、正月は来なくてよいとの電話があった。
ちょっとだけ嬉しかった・・・。
なんか得するっつーか、お金がもらえる？
みたいなマイナポイント事業？
とにかくマイナンバーカードを作らにゃあな！
と一念発起して申請したのが９月上旬。
家のＰＣで申請した。
スマホで適当に撮ったカッパさんと私のポートレート。
面倒だが私が二人分手続きをした。
（カッパさんはＰＣの作業が苦手）
その後、市町村からうんともすんとも連絡がなく、
総務省へ連絡した方がいいのかなーーなどと焦り始めた１０月下旬。
ようやく市から申請手続きの封書が届いた。
でも手紙には、１１月中頃以降に受け取りの予約を取ってください、とのこと。
そっかーーいきなり市役所に出向いてもすぐにはもらえないのかー。
なんだかなーー。
マイナポイントどうでもよくなってきたなーー。
もういいかなーー。
なんてつい気持ちが後ろ向きになってしまった。
でも、ここまで来てずっと保留の訳にもいかんだろ。
電話で予約すると、
なんと！！
１２月５日以降だって！
ハードルの高くねっ！？
でも気を取り直して、予約を入れて、ようやく市役所に出向いてゲットしたぜ！
カッパさんは当日老眼鏡を忘れて、
記入のするのも、端末機の画面見るのもおぼつかなくて、
手取り足取り私がフォローしてやった。
絶対、役所に人にカッパさんが頭の悪い人だと思われている。
「奥さん大変だなーーー」って思われている。
ま、それはどうでもいい。
現にそうだし。
それよりマイナカードの写真の人相が悪いし顔がすごく大きい。
写真修正すればよかったと後悔した。
（詐欺師の夫婦みたいな写り方だ。悪いことしたのに開き直っているツラ）
で、次のステップ。
マイナポイントの申し込み。
迷いに迷って、スーパーの電子マネーとイオンのＷＡＯＮチャージに決めた。
でもね、
これお年寄りは申し込みできないんじゃないかな。
期間限定の事業であるから、「暫定的に機能を追加しました」感が強い。
まずＷＥＢで確認した。
最寄りのスーパーの電子マネーは、
ＰＣにマイナンバーを読み取る機械がないとできないらしい。
でもセブンイレブンの機械で申し込みができるようだ。
カードリーダーに置くだけで簡単にできるのでは？と思ったが、
実際は電子マネーの数字１６桁やセキュリティーコードやら
そのほか何やら色々と打ち込む手作業が多い。
少しパニくりかけたが、なんとか平静で操作を終えた。
さて、次はイオンだ。
イオンもＷＥＢで予習済み。楽勝！
インフォメーションセンターで
「マイナポイントの申し込みをしたいんですけど、どこで？」と尋ねると、
不慣れっぽい女性が後ろの人に聞いて
「ここです」とフロアマップで教えてくれた。
あれ、マルチコピー機でできるってＷＥＢに載っていたけど。
ここのイオンはないのかな？と思いながら指定の場所に行った。
そこには机にポツンとタブレットが置いてあるだけ。
説明書があるので、説明書通りに進めるが、
もうねややこしい！
字が小さい。
テンキーが画面から消えない。あれこれいじくって消したけど。
指示通りに打込んでもエラーになる。
オマケに椅子がないのでずっと中腰。タブレットが据え付けで外せない。
何度やってもエラーになるのであきらめた。
ぶらぶらしているとイオン銀行が目に入ったので、
そこでやり方を聞くことにした。
するとマルチコピー機の場所を教えてくれた。
ＷＡＯＮの申し込みはタブレットではエラーになることが多いとのこと。
何じゃそれ！
そうかインフォメーションセンターでの私の聞き方がまずかったのか。
最初からマルチコピー機の場所を聞けばよかったんだ。
コピー機での操作はびっくりするほど簡単で、
１分もかからなかった。
やれやれ。
早速２万円チャージした！
家に帰ってカッパさんに、私がいかに偉業を成し遂げたかを語ると、
「フクちゃん、うちの母親にもやり方教えてやってな」
とほざいた。
めんどくさいんじゃーーっ！！テメエが教えろーーっ！！
ボケーー！！
※原則マイナポイントは本人が申し込まないとダメです。
私はカッパさんに委任されて申し込んだよ。
生協の配達員さん。
しょっちゅう届ける食材を間違える。
連続３回って多くね？
私が「あれ？○○がないような・・・」と指摘すると、
「あーすみませーん」って感じでシレっとして探しに行く。
食材を受け取って、一旦家に入って確認して、
間違った食材が入っていたり、明細書より足りなかったりで、
玄関から飛び出して慌てて車を追い掛けること２回。
最近は配達員さんの目の前で確認している。
私が！確認しているっ！！
でも、彼女を責めたりしない。
自分もきっと間違うもの。
昨日も散歩がてら図書館に本を返しに行ったが、
途中で本を忘れたことに気づきＵターン。
結局、自転車で図書館まで行った。
５０才過ぎたらこんなもんだ。毎日がミスのオンパレード。
カッパさんも買い物に行く度にマイバッグを忘れ、
両手に抱えて帰ってくる。
そのうちスーパーの段ボールの中に食材を入れて帰ってくるんじゃないかと思う。
段ボールはタダだからね。
阪神タイガースについて熱く語る客を応対しているカッパさん。
「あかんなぁ、阪神。最後に逆転されたわ」と
客は悔しそうに語っている。
その話をしばらく聞いていたカッパさんは最後に
「あ、もしかして○○さんは、阪神のファンでしょ？」と叫んだ。
あほか！
当り前やろ！
ファンでもないのになんで阪神タイガースについて熱く語んねん！
カッパさんはスポーツに興味がないので相槌の打ち方を知らない。
今は「鬼滅の刃」に夢中で、先日も映画を観てきたカッパさん。
とても興奮していた。
私が「号泣する内容なん？」と聞くと
「そう言えばチラホラ鼻をすすっている人がおったで」と言っていた。
翌日、客に片っ端から「鬼滅の刃の映画、観ましたか？」と
尋ねていた。
ま、客層が微妙なので、ほぼ空振り。
それでも「観に行くつもり」と言う人もいた。
するとカッパさんは「めっちゃ号泣しますよ！僕、涙止まりませんでしたもん」
おいおい・・・『チラホラ鼻をすすっている人がおった』って、
テメエのことかよ！！
なんで私に自分が泣いたこと隠そうとするかなぁ。
どうしても私に弱みを見せまいとしている。
愚か者め・・・。
とまあ、こんな感じでみんながグダグダになる季節なんだろな。
カッパさんは年中であるが・・・。
そうそう、担当が変わったのか生協の彼女は見かけなくなった。。
１２月４日は中村哲さんの命日だ。
銃撃事件から１年になる。
中村哲さんのことを私はうっすら知っていた。
亡くなってからその偉業に感銘した。
ただ、私は数十年前にパキスタンのペシャワルで働く、
日本人医師の存在は頭に残っていた。
近年に名前を頼りに書籍を調べて、井戸も掘っていることも知っていた。
いつか図書館で本を借りて読んでみようと思っていた。
その矢先の訃報だった。
下の新聞の切り抜きは、私の心に響いたコラムで、
切り取って手帳に長年挟んでいたものだ。
もう何十年前の記事かわからない。
宝物と言っていい。
彼が生存中に授与されなかったことで、
ノーベル平和賞そのものが、嘘くさく思えた。
結局は（授与対象者は）白人・黒人優先かよ！と思ったのは私だけか？
もう少しアジア人にも目を向けて！
あそこまでの偉業を成した人って他にいたか？
２０１７年は核兵器廃絶国際キャンペーンって言う団体が受賞しているけど、
全然、廃絶してないし！何のムーブメントも起こってないけど！
２０２０年は国際連合世界食糧計画が受賞。
なんか国連がやるべきことをやったってだけじゃん！
個人の受賞者も、中村哲さんの業績には遠く及ばないわ！
って、みなさんを置いてけぼりにして一人で熱くなってごめんよ。
私が中村哲さんがいかに偉い人かを、
カッパさんに話しても、
カッパさんは全然興味を示さない。
上の空で話を聞いている。
まあ、そんなもんだろう・・・。
中村哲さんはクリスチャンらしいが、
イスラム教にもきちんと寄り添った。
住民のためにモスクも建てたと聞く。
宗教って何だろ？
神って何だろ？
って素朴な疑問だ。
私は無宗教だが、宗教にまつわるイベントは好きだ。
お祭りは楽しい。
お祭りには愛があふれている。
あ、
もしかしたら神は「愛」か？
だとしたら、色んなところに愛がある。
もちろん自分の中にもだ。
万物に神が宿るとされる日本人の考えは間違ってない（かな？）
唯一神とする宗教は、強いリーダーを求める人種が崇拝する。
神様は唯一だと考える方が統率は取れるよね。
上下関係も明確になるしね。
でも、いっぱいいてもいいじゃないって言う日本人の宗教観の方が好き。
イスラム過激派の人たちも、もっと柔軟な考えを持ってほしい。
こんな悲劇はもう二度と起こさないでほしい。
