ごめんね~。
カッパさんの話じゃなくって!すみません。
まだ小説キャンディ・キャンディについて
お話させてね。
引きずるねぇ~。
今回はストーリーとは関係ないの。
小説の中にはお花の種類がいっぱい出てくるので
それでちょこっと抜き出してみたよ。
どれも聞いたことのない花の名前ばかりで
ネットで調べたりした。
ルピナス
なんか鶏頭みたいな花なのね。
いかにもイングリッシュガーデンとかに咲いていそう。
ブラックアイズ・スーザン
名前はいかついてけど、ごく普通っぽい花だった。
レースフラワー
これは私も好きな花。
カウパセリ
ブルーベル
ホリホック
バターカップ
スノードロップ
などなど
あとラッパ水仙やひなぎく、きんぽうげなど
和名のある花も出てきたりした。
お花畑ってなかなか行かないけど、
こんな環境に囲まれて暮らしたら
イライラすることもなさそうだね・・・。
ハイジとかもそうだけど、
なんで女子って言う奴は
お花畑をかけまわって寝転んだりしたいんだろうね?
そう言えば私も河川敷でシロツメクサを摘んで、
花かんむりとか作ったりしたな。
シロツメクサだから地味に仕上がる。
でもね、やたら花かんむりを上手に作る子とかがいて、
教えてもらって作ったら、
職人が作ったようなしっかりした花かんむりが
出来上がった。
花かんむりと言うよりリース?
しばらく枯れなかったな。
今なら犬のオシッコとか気にして、
摘むこともままならないだろうな。
今でもカッパさんとたまに河川敷まで散歩するが、
必ず家に入る前に靴の裏を水で洗えって言われる。
・・・そこまでしなきゃダメか?
アラフィフのバイブルコミックと言えば、
キャンディ・キャンディ、エースをねらえ、
ガラスの仮面、生徒諸君など・・
少女の成長を描いた自己啓発要素の強い内容だ。
とくにキャンディ・キャンディは苦難をのりこえて
幸せを掴む珠玉のシンデレラストーリーとなっている。
そんなキャンディ・キャンディに続編の小説があったなんて!!
中古で買って読もうかと思ったが、絶版になっているらしく
めっちゃ値段が釣り上がっている。
あきらめていたところ、図書検索システム「カーリル」で
検索してみると、地元の図書館に置いてあった。
すぐに借りに行って読んだ。
内容はほぼコミックと同じ。
っつーか、コミックを読んだ前提で書かれている。
最初からストーリーはすべてキャンディの思い出話として
語られている。
しかもキャンディが看護師になるあたりからは
キャンディが書く手紙の内容で報告されているにとどまっている。
その合間に現在のキャンディが最愛の人と幸せに暮らしていることを、
ほのめかしている。
そしてキャンディは最愛の人を「あのひと」としか表現しない。
作者はあとがきであえて、アルバートさんかテリィかあるいは別の誰か
特定されないようぼかしていると説明している。
私は小説でも映画でもラストを自分の想像にまかせられるのが
一番きらいなのだ。
ハッピーエンドで終わった大好きなコミックなのに
あえて不透明にして読者を混乱させている。
なんかやるせなくなった。
ただ「キャンディ・キャンディその後」については
色々と考察しているサイトがあり、
それを読むと、最愛の人のヒントは小説にちりばめられている、
と言うのだ。
うん、うん私もなんとなく気付いていた。
たぶん・・・ニールだね・・・。ふふふ。
そう言うパターンってゼロではないよ。
(↑ごめん、真に受けないでね)
ま、興味があったらコミックと小説、両方呼んでみてね。
やっぱり、ニールだ!!
タレントの北斗晶が乳がんを公表し、
全摘出の手術を受けたことは記憶に新しい。
テレビや雑誌が急に乳がん特集をやり始めた。
しかし私達としてはそっとしていて欲しいと
言うのが本音であったりする。
さて、すったもんだの末、
妹もようやく手術にこぎつけた。
当初、妹が希望していた病院ではなく、
母ちゃんのツテで紹介してもらった病院に強制的に転院した。
ここでも妹の意見は却下し、母ちゃんのワンマンぶりを発揮した。
おかげで半月手術が遅れた。
でも母ちゃんの言うことがすごい。
「4ヶ月手術するのを遅らせてよかったなー。だからこそ名医に巡りあえたんや」
その病院はとっても古く汚い。
いくら名医がいてもねぇ・・・。
もうね、妹は母ちゃんに不信感しかないよ。
すっごく親子関係が悪化しちゃったよ。
母ちゃんはカッパさんにもそうだが、
妹にも過干渉がすごすぎる。
ガンのできた場所が悪かったのか、
結局、妹も乳房を全部摘出した。
リンパ節にも1個転移が見つかったとのこと。
それを知った母ちゃんは、
今度はスープだけでなく、もう色んな民間療法を調べ始めた。
○○療法でガンが治った!!と聞くや、
遠方でも話を聞きにいく。
もうお金はいくら出してもいい。
とにかく試せるだけ試したいと言う気持ちだ。
そんな母ちゃんは毎日妹を見舞いに行っている。
1日も欠かさずだ。
母親っちゅうもんはそこまでやらなきゃダメか?
もし私が妹の立場なら、
母ちゃんの愛情は重すぎる。
妹から「母親をなんとかしてくれ!」と泣いてすがられた。
さすがに妹がかわいそうだ。
治るガンもひどくなる。
私とカッパさんは父ちゃん母ちゃんに
あまり妹にストレスを与えないでって言ってやった。
するとこうだ。
「親が子どもの心配して何が悪い?」
「でも、その心配が重いねん。そっとしておいて欲しい」
「フクちゃんは子どもがおらんから、親の気持ちがわからへんねん」
「でも、子どもとは別人格だから。」
「いーや!親と子は一心同体や!子は親のもんや」
もうあきれて物が言えない。
完全な毒親だわ。
妹よ、すまん。私はどうにもできないよ。非力だ。
さて、妹はなんとか退院して現在自宅療養中だが、
たまにHELP ME!のメールが来る。
そして今も毒親の干渉と、そしてガンと戦っている。
次回は妹の抗ガン治療についてだよ。