昨日の続きだ。
さてうどん屋を13時過ぎに出てお寺に向う。
徒歩でね。
何度か行った寺なのに、まだ迷う。
グーグルを見ていても迷う。
私の頭がおかしいのか?
予定より10分ほど遅れてお寺に着いた。
護摩供養を見物しようと思ったら、
なんと祈願を申し込んだ人しか、本殿に入れないようだ。
これもコロナ禍のせいか?なんか世知辛いな。
せっかくお坊さんのよく通るお経を聞きたかったのに残念だ。
いやしかし厄除け祈願を申し込めば本殿に入れるのだ。
悩んだ末、祈願を申し込んだ。ギリ間に合った。
本殿は意外と人がびっしり。
なんかヤンキー率高くねぇか? まあいい。
高僧(?)が入ってくると一転して厳かな雰囲気になった。
太鼓の音、よく通るお経の声、ほら貝の音色。
どれもうっとりと仏の世界へと誘ってくれる。
いつまでも聴いていたい・・・。
周りを見るとヤンキーらも殊勝に手を合わせている。
なんだ真面目じゃねーか・・・。
(※偏見だし、たぶんヤンキーではない)
さて閉会間際には客の持物を護摩供養の煙で軽くあぶってくれるサービスがある。
多くの人はバッグやポーチだが、
身に付けているあれやこれや(時計とかネックレスとか)を
全部差し出している人もいた。
このサービスはお坊さんが客のそばまで取りに来てくれるのだが、
積極的に差し出さないと、素通りされる可能性がある。
必死に見えないよう、さりげなく差し出すコツがいるのだ。
常連はみんな心得ている。
中にはピンクパンサーのぬいぐるみを差し出す子どももいた。
今どきピンクパンサーって!!
それは人形供養に持って行った方がいいのではないか?
さて最後に祈祷してもらったお札(めっちゃ大きいの)を受け取って、
目を付けていたカフェへと移動する。
感じの良いカフェだが客が少なかった。(オヤジが1人だけ)
“本日サービス”のウインナコーヒーを頼んだ。美味しかった。
お土産は特に目ぼしいものがなかったが、
手ぶらだとカッパさんがギャースカ騒ぐかも、と思い
高級食パンを買って帰った。
ネットでは売り切れ必至と言う触れ込みだったが、
メインの商品はほとんど残っていた。祝日なのに?
ネットの信憑性を疑ったが、祝日は意外に暇なのかも知れない。
さっきのカフェもそうだしね。
そんな感じで私の休日は静かに終わった。
祈祷してもらったお札は、
カッパさんには目の届かない場所にこっそりと飾った。