カッパの女房

縁あってASDのカッパさんの嫁になりました。
カッパさんの飼い主・・・いや嫁として日々修行中です。

怖い話を少し・・・

2018-07-25 17:43:35 | 非現実なお話


実家での話。

私が高校二年のときに今の実家である家に引っ越した。

当時から玄関に面する道路側が気持ち悪かった。

よく昼寝(夕寝かな?)をすると、頭の上を大勢の人が歩いていく夢を見た。

寝室が道路側だったので未明に何かが道路を歩いている気配を感じた。

姉は毎晩、寝るのを嫌がっていた。

ま、そんな家だ。

霊感のある友人の弟が

「あの道通ると悪寒が走る」と言っていたらしい。

で、端っこの家は玄関に板を張り、別の道路に向けて新しく玄関を作っていた。

そこまでする?

近所では50代の女性が病気で早逝することが多かったり、

自殺する人や幼子を残して失踪する母親もいた。

女性にとって住みづらい地域だったかも知れない。

霊感がなくってよかったってつくづく思うよ。

もちろん、フクママなどそう言うたぐいに全く動じない人間もいる。

フクママは常に元気だ。



でも、なんであの道路は変なものが通るのかなって思い、

地図で変なものがやって来る方向を調べてみた。

何もない。

古地図を見ないとわからん。

戦場でもあったのかな。

とその時は深く考えずにいた。


つい最近のこと。

実家に行く予定があり自転車で出かけた。

・・・何で今まで気づかなかったんだろう。

実家の道路の反対に伸びた突き当りは墓地だったのだ。

古くからある墓地。

200mも離れていないすぐそば。

私も知ってたんだけど、考えが至らなかった。

目くらましか!?

おそるべし!オカルト!!


もうすぐお盆だ。

きっとあの道を通って何かが行ったり来たりするに違いない。

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海の日の旅行

2018-07-19 16:22:52 | おでかけ・イベント


カッパさんとカッパさんの母ちゃんと3人で1泊旅行に出かけた。

父ちゃんは最近はイベントに参加しない。

どうやら飼い猫のモモが心配で片時も家を出たくないようだ。

それはそれでいい。

カッパさんと母ちゃんにとって父ちゃんは疫病神なのだそうで、

参加しないことを大いに喜んでいる。


今回は母ちゃんが費用を出すとのことで、

私も母ちゃん好みの旅を計画した。

母ちゃんは産地直売と道の駅が大好きだ。

これさえ押さえておけば、大丈夫。

あと長距離運転が苦手なカッパさんのために、

大阪から2時間以内で行ける距離にした。

あとカッパさんは海にも浸かりたいと言う。

その願いも叶えてやった。

和歌山県のとある某所。


まず昼は前から行きたかった満幸商店。

新鮮な魚介類を使った料理をだしてくれる食堂だ。

人形供養でおなじみの淡嶋神社の境内にある。

3連休の猛暑と言うこともあり、海辺は海水浴の客であふれている。

神社の駐車場も満車。

しかし、神社の左手の道に進むと満幸商店の駐車場があり、

無料で置くおことができた!!ラッキー。

ただ行列がすごい!!

20分ほど待ってようやく着席。

中に入ったら涼しかろーと期待したが、エアコンはなかった。扇風機のみ!!

おまけにぎゅうぎゅう詰め。

座っても汗が止まらない。

カッパさんと母ちゃんの眉間が曇る。

だってーーこの店めっちゃ口コミの評判がいいんだもーーーん!

鯛を24時間煮込んで作ったわさび汁とあわしま丼は美味しかった。

店のおばちゃんが冷たいおしぼりを首に乗せてくれたけど、

まさしく焼け石に水で、また汗が流れでる。

案の定ぶーぶーほざくカッパさんをいつものようになだめすかせた。

そして、カッパさんが海でちゃぷちゃぷ遊んでいる間、

私と母ちゃんは喫茶店で時間をつぶした。

ほどなくカッパさんが帰ってきた。海の水が濁っているのと、

クラゲが多いのとで辟易としたようだ。

その後、砲台跡などを軽く散策してホテルに入った。




※砲台跡と近くの見晴らし台の東屋


露天風呂の眺めが最高だし、

夕食の料理もおいしいしで大満足だった。

翌朝のバイキングもクオリティが高い。


※朝食を楽しむ母ちゃんとカッパ

驚いたのは、スタッフの兄ちゃんがみんなイケメン!!

そして親切!!

これは女性客増えるなーーー。

などと思いながらホテルを後にした。

その後予定通り道の駅で魚や野菜を買いこみ、

さっさと帰路に着いた。

家に帰ったのは昼の12時。

洗濯する時間があるのは嬉しい。

一仕事終えたあとは部屋でのんびりした。

食材があるからスーパーに行かなくてすむ。

あーよかった。


意外だったんだけど、

和歌山方面はけっこう美味しいものが揃っている。

道の駅(ギリギリ大阪府なんだけどね)で買った食材も

どれも美味しくてびっくりした。


やっぱ旅は近い場所に限るね。

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今回は下ネタで・・・

2018-07-13 11:25:14 | 日常のあれこれ


ずっと疑問に思っていたこと。

「どどめ色」ってどんな色だろう?

と思いウィキってみた。

桑の実の色らしい!



英語では「マルベリーパープル」だって!!

なんか素敵な色だよね。

てっきり、黄土色や茶色などあまり美しくない色だと思い込んでいた。

どどめは「土を留める」と言う意味から来ているようだ。

昔は桑を植えて河川の土壌を補強していたらしい。

ただ一般的にあまり上品な言葉ではないようで、

日常会話で使うにはNG要素が強いようだ。

だからあまり連発してはならないんだね。


あと、ついでになぜ灰色を「ねずみ色」と言うのかも調べてみた。

私はネズミは茶色か濃茶しかしらないので、

灰色のネズミなんておるのか?と思っていた。

いるんだね。

そういえばトムとジェリーのジェリー(ネズミの方)も灰色だわ。

どうやらネット調べで灰色のネズミは日本にもいるらしい。

うーん、灰色のネズミってかわいいかも!

それにしても日本人の色の名前の付け方って独特だすな。


さて先日、20代の女性と話していたときに、

その女性が

「子どもの頃、車に乗っていてオカマ掘られたんです」

と言った。

「それでときどき首が痛くなるんですよ」とのこと。

「ふーん、そっか・・・。しんどいよね」と返したものの、

え、おかま?掘られた?

それって若い女の子が使ってもいいのか?

ずーっと頭を疑問符が回っていた。

『オカマ掘られる』と言う本当の意味を知らないのだろうか?

知ってて使っていたら相当なツワモノだ。

酒席ではセクハラになるかもだ。

おそらく戦後、車が普及してきたころ、

どっかの好色なおっさんが追突事故を見て(あるいは当事者か)

そう表現をしたのだろう。

それを聞いた人が「うまいこと言うわー」と感心し、

みんなが好んで使うようになったのではないか?


お尻つながりで

「ケツの穴のちっせぇ男」と言う言葉を耳にする。

器の小さい人のことを揶揄していると思うが、

お尻の穴の大きい男はどうなのか?

懐が広いのか? え?

「ケツの穴がでっかいなー」って誉められて嬉しいか?

穴は小さい方がいいだろう。きゅっとしまっている感がある。

男を女に変えて

「ケツの穴のちっせぇ女」って言うと

すっごくいい女を例えているように聞こえる。なぜか小悪魔感さえ漂う。

私は、そう言われてみたい・・・。

そう言えば「小股の切れ上がった女」とか言う褒め言葉があるが、

これはどうかな?言われても嬉しくないかも。小股って・・・何?


最後に・・・

なぜ男は両面テープを「りゃんめんテープ」と言うのだろう。

私は今までそう言わない男性に会ったことがない。

りゃんめん率100%。

りゃんめん楽しいか?

りょうめんでいいじゃん、りょうめんで!!

さすがに女性はりゃんめんとは言わない。

それはお尻をケツと呼びたくない最後の砦のようなものかも知れない。

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うまく行かないもんだね

2018-07-08 16:33:40 | 日常のあれこれ


ようやく長い長い雨が上がった。

今回は空梅雨と思った河童らが、

命がけの雨乞いを決行したらしい。

もちろん河童団体から連絡を受けたカッパさんも余念がない。

昼夜問わずの雨乞いにカッパさんもクタクタだ。

もう、カッパさん、雨はいいからね。

もうやめてね。勘弁ね。

各地で甚大な被害が出てるからね。


ところでショックなことがある。

今度の連休に行く予定だったカッパさんのソロキャンプは中止になった。

カッパさんの母ちゃんに

「鳥取の皆生温泉に行こう」と誘われたのだ。

あいにく私は家でのんびりする計画だったので、

何も予定を入れてなかった。

断る理由がなく、うんと言ってしまった。

言わざるを得なかった。

嫁ごときが「家でのんびりするんで行きたくないです」なんて言えるか?

母ちゃんは蟹がまだ食べれると嬉しそうに言う。

私、蟹はそこまで好きじゃない。

年に1杯食べれば十分だ。

と言う訳で連休はカッパさんと私と母ちゃんと3人で旅行することになった。


しかし、途中で母ちゃんの気が変わり、

皆生温泉はもういい、他の場所をあんたらで探して

と旅行プランを丸投げしてきたのだ。

私、行きたくねーし!!

家でのんびりしたいし!!

え、白紙と言う選択肢はないのか?

と、ぶつくさ思いながらも和歌山の適当な宿をしぶしぶ予約した。

いっちょあがり。


で、もうひとつショックなことがある。

昨日はカッパさんがグラタンを作ってくれた。

このクソ暑いのにグラタンかよーと

みなさん、お思いになるでしょう。

でもね私にしたら、カッパが何か料理をしてくれれば嬉しいので

グラタン、大いに結構!!

と料理ができるまでテレビを観ていた。

すると、カッパさんは初めてホワイトソースに挑戦したようで、

「ほんまにこれソースになるんかな、ずっとしゃぶしゃぶやで」

と呟いた。

見に行くと確かにサラサラしている。

分量をカッパさんに確認すると、問題はないようだ。

弱火だったので、強めの中火に上げて、杓子で混ぜてみた。

1分ほどするとトロトロになってきたので、カッパさんとバトンタッチ。

私が「バターの場所わかった?」と聞くと、

「あ、うん。細かく切ってあったの見つけたから」

あーーーー!!

それはそれは、もしや大事なエシレバター!!

おまけに使い切っとる!!

せっかく、楽しみにしていたのにーーー!!


もちろんこれは全て心の中の叫びだ。




でも、どうせ、一人きりの時間は露と消えたのだから、

バターご飯は食べれなかったのだ。

しゃーない、しゃーない。

うまく行かないのが人生なのさ。

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エシレバター

2018-07-02 09:45:39 | 日常のあれこれ


以前、柚木麻子の「BUTTER」を読んで、

無性にバター乗せごはんが食べたくなった。

それもただのバターではない!

高級なエシレバターを使ったバター乗せごはんだ。

「BUTTER」は、あの連続不審死殺人犯とされる木島香苗死刑囚を

モデルに書いたと思われる小説だ。

当の木島香苗はこの本を読んで怒り狂ったそうだ。

そして、この本でビブリオバトルに参戦した大阪の女子中学生は

みごとグランプリを果たしたのだ。

ま、そういう作品。

で、そこに登場するのがエシレバター。

本には女性死刑囚に面会に来た女性ライターが、

死刑囚から「食に対する考え方が変わるから」とエシレバターのごはんを奨められ、

それを食べた女性ライターが、あまりの美味しさに仰天してしまうと言うものだ。

食べるべし!!

私は決意した。

エシレバターは家から40分はかかる梅田の百貨店で売っている。

買うべし!!

と、私は1月まで待って買いに行った。(夏場は溶けるからね)

値段が高いのは承知の上。

1000円でもいいじゃないか!

と清水の舞台から飛び降りた気になって店員に札をたたきつけた。

可愛らしい小さな紙袋にバターを入れてもらい、

私はわき目もふらず一直線に家に帰る。


さて・・・

欲しいものは手に入れた。

しかし、難しいのはこれからだ。

カッパさんは超健康オタクだ。

私がバターごはんなぞ食べていたら、

さぞブーブー言うことだろう。

「ようそんな体に悪いもん食べるなぁ」

「絶対、糖尿病なるわ」

とかヘチマとか言うに決まっている。

私は、そういう罵詈雑言を浴びながらごはんを食べたくない。

一人で!

こっそりと味わいたいのだ。

でもね、カッパさんの目を逃れて食事するのは不可能に近い。

なんたってカッパは家から一歩も出ないからだ。

カッパが外で一人で食事に行くこともない。

GWの旅行だって私が不在の時に決行しやがった。

結婚して14年経つが、カッパだけが不在なんて、

せいぜい4,5回あるかどうかだ。

これってすごくない?

お願いだから、丸一日外出してほしい。

と、嘆いてもしゃーない。

とにかくエシレバターを食べるべし。

とりあえず朝食にバゲットをこんがり焼いてバターを塗って食べた。

(これについてはカッパさんは何も言わない。私は朝はパン派なので)

めっちゃおいしーいー!

これはいける。

でも、でも、バターごはんも食べたい。

バゲットでこんなにおいしいんだから、ごはんも推して知るべしだ。


そんなこんなで半年が過ぎようとしている。

私が一人で家で食事をする機会は全くやってこない。

もうエシレもあと2切れほどしか残ってないのだ。

かくなる上は、カッパさんと食事をしながら、

こっそり私だけがバターごはんを用意して、

敵に気付かれずに食べることだ。

もう、それしかない。

目ざといカッパさんを欺くことができるのか?

バレたときは、どう誤魔化す?

バターごはん一杯食べるのになぜここまで苦労する?

自分の置かれた境遇が不憫で、つい涙ぐんでしまった。


そんな折、朗報が舞い込んだ。

7月の連休にカッパさんがソロキャンプに行くと言う。

やったーー!

今回は不発に終わらないことを祈る。

さあ、それまでカッパさんのモチベーションを高めるべく

私も協力を惜しまないよーーー。

がんばれー!

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