50才を過ぎると人間色々とおかしくなる。
ハリウッドスターの名前が思い出せない。
いや日本人タレントの名前もおぼつかない。
頑固になる。自分が正しいと思い込む。
小さなことでイラつく。
物をよく失くす(後日とんでもない所で見つける場合もある)
すぐに喉が渇く。
二日酔いが三日酔いになる。
簡単な暗算をするのが面倒になる。
忘れ物が多く玄関を出るまでに2回は部屋に戻る
そして二重否定が理解できない。
「○○しないのと言うはやめた方がいい」
と言われると
「ふーん○○しない方がいいのか・・・」と
間違えて理解してしまう。
いや、ちょっと複雑なことや漢字ばかりの言葉で
説明されると、もうわからない。
最新家電の説明なんて聞いても無理!
こっちが説明する立場でも理路整然と話ができない。
しどろもどろ。
ワールドカップで選手が入場する際、
小さな子どもと手をつないでいるが、
もっと腰の曲がった老人と手をつないだ方がいいのではないか?
と老人寄りの思考になってしまう。
そして、なにげに遠くの空を眺めてしまう・・・。
しかしカッパさんはもっとひどい。
「僕、晩ごはん食べたっけ~?」
「僕、朝に歯みがいた~?」
「あのーほらーあれー何て言うんかな~ほら~」
いつも自分の不甲斐なさに落ち込む私だが
もっとひどいのが側にいると自分が普通に思えてくる。
私らこんなんで本当に大丈夫だろうか?
独身の頃は映画の試写会ばかり行っていた。
結婚してから試写会に行けなくなったし、
映画館にも行かなくなった。
もっぱらDVDを借りて観ていた。
最近はDVDを借りることもなく、
テレビで放送されているものを録画して観るようになった。
映画好きは今も昔も変わらずだけれども、
うんざりしていることがある。
時間が長すぎるのだ。
最近は120分を越える映画が多い。
昔の映画はもっと短かったはずだ。
いつからこんなに長くなったのだろう。
また長くする必然性がわからない。
なかには面白くてあっと言う間に時間が経ったという映画もある。
でもごく一部だ。
ついつい時計を見てしまうし、
辛抱が足らず、早送りで観ることの多いこと!
私の観る姿勢に問題があるのか。
年がいって気が短くなったのかも。
ディズニー映画が大人にも人気がある理由は、
時間が短いからかも知れないね。
さて、近年の映画はなんでこんなに長くなったのだろう?
そんなにあれもこれもメッセージはいらんだろうよ。
っつーか誰もメッセージなんか受け止めてないだろうよ。
引き込んでくれればそれでいいんだよっ!
少しの時間だけ別の人生を味わいたいんだけなんだよっ!
それに前編・後編って反則ですやん!!
最近はテレビドラマでも映画並みの
クオリティを持つ作品も放送されている。
となれば、お金を払って観るのだから、
テレビドラマ以上のものを要求してしまう。
私のその姿勢が間違いなのかもな。
すっかり映画館から足が遠のいてしまったが、
たまにはポップコーンの匂いの漂う劇場に足を踏み入れ、
おしゃべりで行儀の悪い若者に舌打ちしつつも、
ブザーとともに場の空気が一転し緊張感が走る。
あの雰囲気をもう一度味わってみてもいいかも知れないね。
映画の良さを再認識できるかも知れない。
たまにカメムシの話題が出たりするが、
実は私はその正体をよく知らない。
「洗濯物についているよね~」
「臭い取れへんよね~」
とか適当に相槌を打っている。
そこでウィキペディアで調べてみた。
カメムシ系の昆虫とまとめてカメムシと呼ぶらしい。
俗称『屁こき虫』・・・
子どもの頃、うっかりオナラのような音を出してしまうと、
男子がこぞって
「屁こきよったーー屁こき虫―――」と
はやし立てたものだ。
そっか屁こき虫って架空の生き物だと思っていたが
実存したんだ・・・。
ウィキっているうちにこんなクサムシ(カメムシ)を見つけた。
背中にハートの模様がある。
なんでクサムシのくせに、こんな可愛いマークを付けたのだ。
意味がわからん。
デートの途中で、このクサムシがふと指なんぞにとまったら、
なんかロマンティックな気分になるんじゃね?
運命感じちゃうんじゃね?
ペンダントのトップにしても可愛いかも♪
他にもクサムシの中にはてんとう虫っぽいのいる。
気をつけろ!
可愛い♪なんて思うなよ!
あと、クサムシは自分の臭いで死ぬこともあるらしい・・・。
クサムシは常に「俺は臭い」と想いながら生きているんだろうか?
確かに人間も自分のオナラがあまりにも臭くて
のたうちまわったりするものね。
その後、部屋に入って来た家族が
「クサッ!!」って叫んだりするものね。
なんだ、人間もクサムシと同じじゃん。
きっとハートを背負ったクサムシは
ファッションで言うゴスロリ系なのかもね。
どっちも屁こきには変わらんわ。
スーパーのレジの人と気が合わない。
近所のスーパーが徒歩2分なので
そこのスーパーしか買いに行かない。
我が家のライフライン。
でもレジの人のスキルがどうも・・・?なのだ。
私が行く時間帯はだいたい13時から14時頃。
一番閑散期。
レジの人も緊張感があまりなく、おしゃべりに花が咲いている。
レジを打ちながらも同僚との話を止めないので
私は『お客様の声』と言う紙に文句を書いてやった。
けど改善されず。
店長はよく変わるが、レジの人はずっと働いている。
私が認識している人はA、B、C、D、E、Fさん。
Fさんは少し年配でレジの通し方がスローで丁寧。
気の短い人はレジに並ばないのでいつも空いている。
私はFさんの丁寧な読み上げに、けっこう癒されたものだ。
しかし、どうやらバックヤードに回されたようで
Fさんが商品を陳列している姿をたまに見かける。
Eさんはすっごい美人でレジにはもったいない。
ただ同僚との私語が多く仕事への意識が低いし、
客には愛想がない。
あまりシフトには入ってないようだ。。
Dさんは元気印。一番、好感の持てる人。
カゴが重いとき、カウンターテーブルまで運んでくれる。
Cさんは可も無く不可もなく。粛々と仕事をこなす。
幸薄そうなところが私の中でまあ高感度高い。
Bさんは見かけはコミカルでよく甲高い声で話しかけてくれるが、
顔は笑ってないので、ちょっと怖い。
機嫌が悪いと顔に出る。
Aさん!
来たよAさん。
私の天敵。
レジ袋いりません、つってもカゴにレジ袋乗せてくる。
「あ、いりませんよ」と言うと
イラッとした感じで袋をよける。
全てつっけんどん。
笑顔もへったくれもない。
この間も私が買った野菜に機械が反応しなかった。
Aさんがバーコードリーダーをつかんで
ピッとしようとしても反応なし。
するとバーコードリーダーを投げ付けて
手で数字を打ち始めた。
何?その態度。
私は落ちたバーコードリーダを拾ったのに
お礼もなし。
目も合わさない。
いつも私には冷たい態度で臨んでくる。
もう絶対彼女のレーンには並ばないと決めた。
その矢先。
私は家に戻ってから、買ったはずのふりかけがないことに気付いた。
慌ててスーパーに戻り、レジ前のカウンターテーブルをチェックした。
ない!!
サービスカウンターに駆け寄った。
そこにいたのはAさん。
しまったーー!!
と思ったが仕方が無い。
ふりかけが残っていなかったがと尋ねた。
Aさんはしばらく私を見つめたあと、
「届いてないです」と言いながらカウンターを出てきた。
ふらーっと入口のカートの方に向かい、
「カートに残ってませんか」を私に振り向いて聞いてきた。
カート使ってないし!!
カゴも全然違う場所に置いたし!
何でそこになければないって決め付けるの!
その後、無言。
「ありがとうございます」と言って私は走り去った。
家に戻ってからレジ近くに戻したカゴに残ってたかも・・・
と思い当たった。
Aさんのミスリードで未解決となってしまった。
なんか悔しかった。
嫌いな客であっても、もっと親身に対応してほしかった。
もう二度とAさんのレジには並ばないと心に決めた。
4日は雨が降らなかったので
大阪の鶴見緑地公園に桜を見に行った。
満開・・・うーんちらほら散り始めている。
でも、なんとか今年も桜を堪能できたのでよかった。
でもね4月上旬とは思えないほど蒸し暑かった。
カットソー1枚でも十分だった。
↓鶴見緑地公園のマンホールの蓋。
花ずきんちゃんのデザインでかわいい。
最近、柚木麻子の小説にハマッている。
「あまからカルテット」に始まって
「ランチのアッコちゃん」
そして「終点のあの子」、「嘆きの美女」と続いている。
アラフィフのオバサンがなんで今頃、
ハマッたのかわからない。
理解不能。
もともとはこう言う女の子っぽい健康的な小説は
好きじゃなかったのだ。
どちらかってーーと篠田節子や明野照葉、
坂東真砂子など、どろどろしたオカルト系が好きだった。
いやむしろ、健康的な小説の方が好きで、
オカルトをツマミ食いしたら、そっちに向かったのかも知れない。
だって高田郁の「みをつくしシリーズ」は
大好きな小説だしね。
柚木麻子も高田郁も読み終わると
ホゥ・・・と幸せな気分に浸る。
(ハッピーエンドとは限らないけど)
この、ホゥ・・・と言う気持ちに飢えていたのかも知れない。
油断するとオバサンの心はカラカラに渇ききってしまう。
こうやって外部の刺激も大切なんだな。
最近、カッパさんはマッサンを観てウイスキーに興味を持った。
酒屋に言ってハイニッカを買い求めた。
毎日、少しずつ飲んでいる。
「すもぅきぃふれいばぁーがたまらんなー」
と無理やりほざいている。
カッパさんはお酒が飲めない。
ウイスキーは約半世紀生きてきて初めて飲んだそうだ。
カッパさんもカッパさんなりに
リア充を心がけているようだ。