光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

木更津港から久留里への道・田面通り③-木更津のレトロな建築

2020年02月25日 | 日記
 
 2/21ツレと木更津港から久留里まで続く田面通り(久留里街道の木更津寄りの道)を散策。レトロな建物を撮影しました。本当にこの通りは大正、昭和の景色が色濃く残っています。

 昭和4年に建てられた安室薬店の向かい側は木更津岡埜栄泉堂。大正7年(1918年)創業の和菓子店、東京本店からのれん分けして開業。木更津独自の美味しい和菓子を作っています。




 そして田面通りを左折すると、さかんだな通りと呼ばれた通りに出ます。中程に蔵店造りのヤマニ綱島商店が見えてきました。慶応2年(1866年)創業の乾物屋、建物は国登録有形文化財に指定されています。



  また隣には海苔ヤマニと書かれた古い店があります。そして田面通りに出て、暫く駅方向に歩くと綺麗に整備された蔵が見えてきました。浜田屋呉服店の蔵の様です。







  隣りは紅雲堂書店。明治元年に干物の卸業から本屋に転向。今も創業当時の店舗で営業中です。



 角の古びた店舗は金田屋です。明治時代後期に「金田屋洋品店」として開業。その後、昭和7年(1932年)に建て替えられ現在のような看板建築の建物になっています。平成27年から時計の修理やアンティークの専門店「金田屋リヒトミューレ」として元気に営業中です。