この度富津市関尻で、疫病退散・五穀豊穣。家内安全を祈願する「綱つり」が行われました。大わらじを作成し集落の境に吊るす行事です。今年も昨年同様コロナ禍の影響で2か月遅れの4月第一日曜日・4/3に集落をあげて実施されました。この行事には3年前からツレと見学に行っており、今年も市役所に連絡し開催日を確認し関尻集会所を訪問しました。

大わらじを作成している集会所には午後1時半頃着いたのですが、もう作業は始まっていました。市役所の話では1時半開始と言っていたのですが、早めに開始されたようです。

マスクを着け密にならない様に窓も開けられていました。顔なじみの人もいてとても和やかな雰囲気です。

作業をしているのは15人、この集落の全員が参加していました。昨年から若い人たちも参加しているので、後継者問題もクリアーしているようです。

作業は大わらじを作る班と酒樽等を作る班に分かれて進行しています。

「綱つり」は大わらじを作り、村の境界に吊るすと言う行事で、疫病神に「ここにはこんな大わらじを履く巨人がいるぞ」と思わせ退散を願う行事です。最初は2月の第一日曜日に行われていたのですが、コロナ禍のせいで4月にずれ込んだようです。

この日は他に外せない用事があったので、完成を待たずに失礼させていただきました。後日完成して3か所に吊るした大わらじを撮影に行きましたので、№-2として紹介します。また集会場の庭には、小さな石仏が並び風情があったのでUPしました。(トップの大わらじも後日撮影したものです。)
