光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

絶景・千葉フォルニアの終焉-袖ヶ浦市

2022年04月18日 | 日記
 
  何気なくネットのニュースを見ていると今年の3/30から袖ヶ浦海浜公園入り口の直線道路、通称千葉フォルニアに異変が在ったようです。約100本のヤシの幹に黄色いシートが巻かれ、シートには「駐車禁止」や「路上撮影禁止」と言う文字が書きこまれたのです。

 こんなものがヤシに巻かれていてはインスタ映えスポットもかたなしですね。NHKのニュースでも報じられたようですが、この一帯はインスタ映えする写真を撮ろうと車やバイクが押しかけ、車線を2台の車が並列に駐車して通行の妨げになったり、路上で寝転びながら撮影する不届者まで出てきたようです。袖ヶ浦市役所ではこの為、ヤシの木の伐採まで考えたそうですが、とりあえず黄色いシートを巻くことになったとの由。





  4/12(火)早速ツレと千葉フォルニアを訪ねてみました。平日の午前10時頃なので殆ど乗用車やバイクは通行していません。大型トラックの交通量が多いだけです。法定速度でこの直線を通行しました。やはり黄色シートの「路上での撮影禁止」が目立ちます。私たちは海浜公園の駐車場に停め、この光景を撮影しました。



  ヤシの間から東京湾を見ると、アクアラインや海ほたるがクッキリと見え素晴らしい眺望です。この光景にヤシの木が加われば本当にインスタ映えしますが、シートや看板が残念です。少し前まで日本のウユニ塩湖と騒がれた、海中電柱の江川海岸の二の舞ですね。





  参考までに黄色いシートが張られていない3/30以前の千葉フォルニアの写真もUPしてみました。大体同じような角度で撮影しましたが、下が昨年撮影したカットです。





  当ブログも南房総周辺の珍しい景色や、祭り、行事を捜して紹介してきましたが、こんなニュースを見るとガッカリです。大事なものは、あまり紹介しない方が良いのではな~んて考える今日この頃です。(笑)



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