光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

木更津・八剱八幡神社の例大祭③-町内巡行から宮入へ

2022年07月14日 | 日記
     
    

 3年ぶりに開催された八剱八幡神社の例大祭は、コロナ禍の為大神輿の町内巡行が2日間から1日に短縮されています。朝の宮出しから夕方の宮入までが7/9(土)に行われました。

  私たちは、朝午前7時55分頃の宮出しから、神輿が富士見通りを進むまでは、神輿についていたのですが、いったん自宅に戻りました。夕方の宮出しを撮影する為の休憩です。そして私たちは16時30分頃八剱八幡神社の境内に入りました。

      

 境内は参道を挟んで、両側に出店が所狭しと並んでいました。親子ずれがゲームをしたり、食べ物を買ったりして楽しそうです。新型コロナは何処に行ったのかな?と言う程の賑わいです。そんな中、猿田彦の大神が参道を通り神輿と合流する新田引継ぎ場所に向かいました。猿田彦の大神の後には神官や巫女、そして役員も急いでついていきました。





  神輿が通る街道(昔の房総往還)には、沢山の見物人が座って席をとっていました。何時もよりは見物人は少ないようですが、皆楽しそうに神輿や行列が来るのを待っています。





  17時20分位になると、舎人の曳く太鼓がやって来ました。一足先に神社に入るようです。



  

  17時30分頃になると神輿や祭の人達が見えてきました。やはり先頭は猿田彦の大神です。





  その後は各組の提灯を持った人たち、大きな御幣を掲げる人と続きます。





 その他旗指物や軍配の付いた棒のような神具を持った人が通過し、次いで獅子頭が2頭乗った山車が現れました。山車は子供たちが曳いて、周りには若衆が笛でお囃子奏を奏でていました。



  最後は神輿です。そして神輿と一緒に神主や巫女と役員一行が、神社に向かって厳かに進行していきました。


木更津・八剱八幡神社の例大祭②-宮出しから町内巡行へ

2022年07月13日 | 日記
   

  境内での神輿担ぎが一段落し、盛年会会長の挨拶で休憩に入りました。境内では神輿との記念写真等が行われていましたが、午前7時55分頃神輿が鳥居を潜って宮出しです。





 まず神輿は右に向きを変え、神社の前の古道・房総往還を北に向かいました。先頭は道案内の猿田彦の大神です。





  房総往還を北に約120m位進むと木更津駅からの道、富士見通りにぶつかります。その信号を港方面に進みました。神輿には舎人の曳く太鼓が続いています。普通なら観客が見守っているのですが、コロナ禍の中見物人は殆どいませんでした。





  神輿一行は片道2車線の富士見通りを港方面に約60m位進み、駅方向に戻ってきました。横を日東交通や京急の高速バスが通過して行きます。バスの乗客が何だろうと珍しそうに見ているのが面白かったです。



  これから神輿は各町内を巡ります。途中で神輿を担ぐメンバーは交代になり、その待機場所に役員や若衆が休憩していました。中にはツレの知人もいて懐かしそうに挨拶を交わしていました。


木更津・八剱八幡神社の例大祭①-3年ぶりの開催に興奮

2022年07月12日 | 日記
   
      

  今月9日に木更津総鎮守・八剱八幡神社の例大祭が3年ぶりに開催されました。しかしコロナ禍の中、だいぶ簡素化されており、通常土日の二日間市内を神輿が渡御するのですが、9日(土)一日に短縮されています。ツレと八剱八幡神社に着いたのは午前7時頃。もう神輿は蔵から出て社殿の前に置かれていました。神輿の前には猿田彦の大神も鎮座しています。





  7時05分を過ぎると本殿の扉が開き、神主や神官と裃を着た役員が白い布に隠された御霊を守って出てきました。





  神官と役員の持つ御霊は神輿の正面に向かい、神輿の中に収められられました。境内には3年ぶりの例大祭のせいか各町内の氏子や役員が勢揃いしていました。





  次にお神酒が配られ、乾杯の儀式が行われました。





  乾杯の跡は猿田彦の大神を先頭に、神輿が社殿中央に移動してきました。

       

  高い段に盛年会会長が乗り挨拶の後、掛け声が掛けれられ、神輿が動き出しました。各町内の若衆が神輿を担ぎ境内は熱気で溢れています。3年間のブランクを振り払うように迫力がありました。




      

カルガモ親子の接近④-ヒナの鳴き声も初めて聞きました。

2022年07月11日 | 日記
    

  7/7(木)早朝何時もの様にツレと木更津市郊外・自宅近くの田んぼを散歩していました。この日は風が強く湿度も幾分低い様で,珍しく富士山が見えました。雲の合間に黒い裾野を広げており、写真では分かりにくいのですが、山頂も確認することが出来ました。そして低空をシラサギが飛び、田んぼにはカルガモとシラサギが仲良く餌を捜していました。のんびりとした光景です。

     



  そしていつもの農業用水に差し掛かり、用水を覗いてみると合計5羽のカルガモ家族が、用水路を泳いでいました。



  最初はヒナと親が離れていたのですが、私たちの姿を見ると5羽が接近し並んで泳ぎ始めました。





  1度私たちに背を向けて遠ざかったのですが、途中から引き換えしてきました。





  5羽の親子は私たちを怖がらず、すぐ側までまで接近してきたのです。驚きました。今までこんな事は一度もなかったですから。




  
  そして近くを泳いでいたので、ヒナの鳴き声が初めて聞こえてきました。「ピヨ ピヨ」とニワトリのヒナのよう鳴いて、とても可愛かったです。


木更津の風物詩-旧安西家住宅の七夕飾り-見学記念品もいただきました。

2022年07月08日 | 日記
         

  7/2から7/9まで、太田山公園の旧安西家住宅で年中行事の「七夕の笹飾り」が行われています。この頃天候が悪く、ようやく日が射して来た7/7(木)にツレと太田山に出かけて来ました。



  この旧安西家住宅は、江戸時代中期(18世紀初め)に建てられたと言われる、上総地方でもっとも大きな民家です。安西家の先祖は鎌倉幕府を開いた源頼朝の家来で、木更津市草敷に土着したと伝えられ、江戸時代には組頭を代々務めていました。大きな建物です。桁行(一棟の家の長さ)が23.978m、棟高7.95mもある茅葺の農家です。





  七夕の笹飾りは建物の前に飾られています。建物の中にいたボランティアの人に、短冊を書くように勧められたので、「元気で過ごせますように」と書いて笹に結んできました。笹には沢山短冊が結んでありました。皆の願いが叶うと良いですね。





  土間を見学して来ましたが、昔の農機具や竈があり懐かしかったです。昔ご飯を炊くのに祖母が、竈で火をたいていたのを思い出しました。懐かしいですね、





  帰り際にボランティアの人から、旧安西家住宅見学記念と手作りの小さな土偶をいただきました。見学記念と言うのは、一本歯下駄(別名天狗下駄)でした。3㎝位の大きさのミニチュアの下駄。安西家にゆかりのある源頼朝は、弟の義経供養の為、義経が京都鞍馬山で修行した一本歯下駄を作り続けたと言う伝説によるものとの由。


カルガモ親子が行く③-カルガモ親子の子育て日記

2022年07月07日 | 日記
     

     

   今年になって木更津郊外でカルガモ親子を見たのは今回で3回目、6/27(月)の事でした。何時もの様にツレと自宅近くを散歩して農業用水に差し掛かった時でした。「グェ・グェ」と用水路から、カルガモの声が聞こえてきました。覗いてみると親と8羽の子カルガモが列をつくって泳いでいたのです。(6/29には、長須賀で4度目のカルガモ親子を見ています。)





 上空には4羽のオスが群れをつくって飛行していました。カルガモのオスは抱卵や子育ては一切せずにオス同士で、群れをつくるのが特徴で、あまり役に立たない存在です。





 子カルガモも最初に見た、6/13から比べると大分大きくなってきました。どれが親か分からないぐらいです。





 最近田んぼの稲も大分育って、カルガモの背と同じかそれ以上になってきたので、田んぼや草むらに入ると頭だけが出たりしてお面白い光景です。もう少したつと頭も見えなくなり、何処にいるのか分からなくなってきます。


千葉公園の世界最古の花・大賀ハス②

2022年07月06日 | 日記
      

  千葉公園のハス池を訪問するのは3年ぶりです。以前は毎年撮影会や友人と来ていたのですが、コロナ禍ですっかり足が遠のいてしまいました。上の蓮華亭のカットはモノレールの窓から、撮影した物でガラスの反射が見られますが、ライト・ルームで補正してあります。





  この大賀ハスは昭和26年(1951年)千葉県検見川の東京大学検見川厚生農場だった泥炭地で、大賀一郎博士と地元小中学校の生徒によって3個のハスの実が発見されました。検査の結果この実が、約2000年前(縄文時代)の物と鑑定されたのです。

  この3個の内1個だけが成長し、その蓮根は検見川農場、千葉公園、千葉県農業試験場の3か所に分けられました。千葉公園では順調に育てられ現在に至っています。



  大賀ハスは他の食用のハスと違い、濃い紅色が特徴。古代人もこの美しいハスを見ていたのかと思うと、感慨深いものがあります。ハスの花を持った古代人が、葉陰からヒョッコリと姿を見せるような気がしました。





  ハス池の淵にある蓮華亭は、千葉市の花である大賀ハスが市民に親しまれるように建てられた大賀ハスの展示資料館です。午前9時から午後5時まで解放されています。その前には千葉市のゆるキャラ「ちはなちゃん」の人形も置かれています。この「ちはなちゃん」は大賀ハスの妖精をイメージして生まれたそうです。

  



  ハス池には、アマチュアカメラマンが沢山来ていました。バズーカ砲のような望遠レンズを付けた人が池の側から撮影し、木道では広角レンズを付けた人たちが熱心に大賀ハスを撮っていました。何れも中高年の人たちです。熱心に撮影していましたが、傑作がとれると良いですね。





  私はワクチンの接種があるので、40~50分で引き上げましたが、久々に美しい大賀ハスに魅了されました。モノレールに乗るのも3年ぶりです。早くコロナが終息して、大賀ハスをゆっくり見られるようになればと思いながらモノレールに乗り込みました。


千葉公園の世界最古の花・大賀ハス①

2022年07月05日 | 日記
     

   7/3(日)ワクチンの接種に行ったついでに、千葉公園の大賀ハスを見てきました。千葉駅からモノレールで1駅の千葉公園駅で下車。そこからゆっくり歩いて10分位の場所に、ハス池と宇宙船のような形の建物、蓮華亭(れんげてい)があります。





  ハス池に着いたのは、午前7時50分頃です。ハスの花は早朝から開花し、昼頃には閉じてしまいます。私が着いた頃には20~30名位の見物人がいました。この美しい花を見ようと早朝から沢山の家族連れやアマチュアカメラマンが勢揃いです。



  千葉公園のホームページによると、ハス池の木道は6/13~7/3まで午前6時から解放されています。そして7月1日現在711輪の開花が確認されているとの由。朝から警備員が2名も配置されていました。

      





  栄枯盛衰ではないですが、花が散って小さな実の部分だけになった物も多数ありました。しかしこれから咲く、ツボミも多く見られ、まだまだ楽しめそうでした。





 大賀ハスは、昭和26年(1951年)千葉市で発見された世界最古の花で、千葉県の天然記念物に指定されています。ハス池の側を静かにモノレールが通過して行きました。古代ハスと現代的なモノレールのコラボがとてもフォトジェニック、何回もシャッターを切ってしまいました。

 

木更津の海-見立て海岸と木更津港周辺

2022年07月04日 | 日記

      

  6/28(火)ツレと久しぶりに木更津の海とその周辺を散策してきました。最初は見立て海岸です。アクアライン近くの潮干狩りで知られた海岸ですが、平日と言う事もあり観光客の姿はまばらでした。それでも家族ずれがテントを張ったりして楽しんでいました。





  次に向かったのは木更津内港北公園。中の島大橋が良く見えます。この赤い橋は鳥居崎海浜公園と中の島公園を結ぶ歩道橋。高さは約27m、長さが236mという日本一高い歩道橋です。





   現在は木更津内港を釣り船やプレジャーボートが沢山航行していますが、アクアラインが出来る前は、川崎や横浜に行くフェリーが日に何便も出て活況を呈していました。また港内ではカキの養殖場も出来ており、そこに海鳥が良く翼を休めています。





  そして最近リニューアルした鳥居崎海浜公園に行ってみました。八剱八幡神社から一直線に海に向かうと、公園入り口の石の鳥居に突き当たります。公園の名前もこの鳥居から来たといわれています。そして鳥居の側には「木更津港築港の碑」が立っています。昭和7年(1932年)に行われた港の起工式の様子を今に伝えており、その時に沈められた「基礎石」が置かれています。





  さらに海に近い場所には木更津甚句記念碑が煌びやかに立っています。この像は江戸時代に流行った木更津甚句を、大正時代に再び蘇らせた、芸者の若福さんとそれを引き継ぐ現代女性を表現しているそうです。この近くの貝殻状の滑り台もカラフルに塗り直され、子どもが楽しそうに滑っていました。


長須賀地区のセイタカシギ②とカルガモ親子そしてシラサギ

2022年07月01日 | 日記

      

   1週間前に行った長須賀地区のセイタカシギが気になり、6/29(水)午前6時頃ツレと再訪問しました。使われていないハス田に行って見ると、4~5羽のセイタカシギが餌を捜していました。私たちが近付くと空中に飛び上がり、大きな声で威嚇してきました。



   周りにヒナの姿は見えないのですが、私達を警戒していました。もう少しヒナが大きくなるまでは、あまり近くに行かない方が良いようです。





    次は長須賀地区を流れる巾3~4mの用水路に行ってみました。するとここでは見た事が無いカルガモ親子が、整列して泳いでいたのです。

     



  用水路にはこの所の暑さの為か、藻が沢山生えています。それを物ともせず親子が岸に向かって泳いでいきました。順に土手の中に入り姿が見えなくなりましたが、元気そうなカルガモ親子の写真が撮れて良かったです。土手には雄と思われるカルガモ3羽がいて、カルガモ親子を守っているようです。





  また使用されていないハス田にはシラサギが来ていました。カルガモの横で餌を獲っていました。はやくセイタカシギのヒナの姿を見たいですね。天敵等に負けずに元気に育っているのを祈るばかりです。