光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

きさらづ語源の地と木更津港・内港北公園

2022年07月28日 | 日記
      

 巣籠中でも少し気晴らしに行こうと、ツレと市内の太田山公園を訪問、ついでに木更津港の内港北公園を散策してきました。太田山公園には、市制50周年を記念して平成4年(1992年)3月に建設された「きみさらずタワー」が建っています。そしてノラネコが多いのでも知られた公園です。

      

 きみさらずタワーは木更津市に伝わる日本武尊伝説にちなんで、建てられたタワー。古の頃日本武尊と妃の弟橘姫一行が東京湾を横断中、防風雨にあい遭難しかけた時、弟橘姫が人柱になって海中に身を投げ難を逃れたと言われています。左が日本武尊、右が弟橘姫の像です。

  その後武尊はこの太田山に上り、海を見ながら「君去らづ 袖しが浦に 立つ波の その面影を みるぞ悲しき」と歌い妃を思った事から「君不去(きみさらづ)」、きさらづの地名が出来たと言われています。(ただ諸説有り)



   

  この公園でツマグロヒョウモン蝶のメスや、ヒメジャノメ蝶等も見かけました。ツマグロヒョウモンの食草はスミレ、元来熱帯地方で見られますが、温暖化で関東でも観察されるようになったとの由。





  この後日本武尊が見ていたと言われる、木更津港に行きました。人の少ない内港北公園です。ここから木更津港が良く見えます。釣り船が沖に向かって出港して行きました。突堤には鵜やシラサギが羽を休めており、のんびりとした光景が気を休ませてくれます。





  牡蠣の養殖場にも沢山の鵜やシラサギがいます。先日TVで東京湾の川鵜の大群を写していました。ここの鵜もその大群の仲間ではないかと思います。海ではいろいろな物が見られて退屈しません。また気晴らしに来てみようと思っています。