竹心の魚族に乾杯

Have you ever seen mythos?
登場する団体名、河川名は実在のものとは一切関係ございません。

20/11/22 管釣り状態?

2020年11月23日 | 番外編「海」
今日はわりと早く用事も片付き、前倒しの20時釣り場到着っ!

すげえ爆風…。さすがにこの風では長時間がんばる釣り人は少なく、開いたスペースにサクッと入って20時半釣り開始っ!


とはいえ潮回りは芳しくなく、ゴールデンタイムの回遊は今夜もないだろうと。
かろうじて2時ごろには潮が動く可能性があるので、この前後が唯一チャンスタイムかなと。


爆風で飛ばないため、実質的にバイブ一択!

28gで飛距離が出ないので途中から34gバイブに替えましたが状況はさほど改善されず…


21時半頃、餌でF3級が揚がります。

そこで釣り座を移動。実は今日、ある試みを思いついていたのでした…
それは2012年2月4日の出来事。真冬の根回りでとあるリグを試してみたところ、奇跡的ともいえるヒットを得ることができ(バレてしまいましたが)、ずっと頭の片隅に引っ掛かっていたんですよね。
(その時のリグはこんな感じ↓)

その日の状況を思い出しながら再現してみることに。


今日用意したロッドはアレスドリームズビジオ8フィート半。これにラインはPEの0.6号、ワームはランカーシティスラッグゴーの4インチ半、ジグヘッドは8gをセットしてみました。

遠投して軽くシャクって糸ふけを取り、その時にジグヘッドが下を向いてくれると「クッ」とリグが止まる感触があります。ようは糸ふけを取る操作と誘いを入れる操作を兼ねさせようという魂胆ですね。
ワインドとちょっと似ていますけど、もっとスローに誘いたいんですよねえ。あんまり蛇行してしまうとどうしてもミスバイトが増えちゃいますし。特に居着きヒラメの場合、たとえ1回のミスバイトでも致命的ですので(フッキングミスさせると浜の常連さん達に嫌な顔されたり、最悪の場合嫌がらせを受けるようなことも)、絶対に避けたいんですよ。

さてシャクリを入れた時にジグヘッドが軽くローリングを起こしてくれれば最高なのですが、やはり無理なようで、現状ではジグヘッドがバイブレーションプラグのようにブルブルと震えてくれるようなセッティングになっています(これだとスレた魚には厳しいですが)。


テストの方はまずまず成功で、やはりPEを細くすればするほど操作しやすくなる印象でした。今日使ったスラッグゴーは高比重タイプでいくらか柔らかいのですが、その分水流を受けて反発する力が足りない感じですね。ジグヘッドが水平姿勢になった時のテールのピロピロを出すにも中途半端な柔らかさです。やっぱりリブを付けたり、ピンテールにするしかないのかなと思いました。


0時半、急に寒くなってきたためいったん休憩。


1時、爆風の中、バイブで砲撃開始。



1時40分、なんとなんと、それまで吹いていた風がぴたりと止みます。水面まったり、まるで別世界!
それまでの時化模様が嘘のよう…

嵐の後の静けさとはこのことですね…


こんな展開になるなんて…
まったく予想できておりませんでした!

やっべぇ…
天気予報では強風となっていたので…
当然フィネスの用意なんかしてきてるわけもなく…
一番柔らかい竿が先ほどのエギングロッド(ソリッドティップ)という有り様!


タックルボックスを探すと、かろうじて幾つかシャッドテールが有る…

そこで結んだのはエコギアグラスミノーLに3Dシグヘッドの7gというオーソドックスな組み合わせ。もちろんカラーは#032ミッドナイトグロウ。

時刻は2時頃、やはり開始して数投目でココンとバイト。やる気のないアタリです。おろしたてホヤホヤのワームでコレですからね…


こういう時ってワームのカラーとかジグヘッドとか何かを変えないとヒットに持ち込めないわけですが、強風で釣りにならないだろうとの読みからローテするワームを持ってきていません!

仕方なくフォールとかリトリーブの変化で食わせに持ち込もうとしますが、、、テクが…

ドリームズビジオでは足元のショートバイト拾うのは厳しいのかもしれません。


するとおっと!
2時50分頃、隣の方がワームでF3級を掛けます。他の釣り人は誰一人釣れていません。


いやぁ〜それにしても、先週のもそうなんですけど、遠投してフリーフォールから糸ふけを取らずにリーリング開始、というパターンのようでしたね。他の対象魚、シーバスとか小型青物とか、果ては管釣りのトラウトでもこの手のパターンって意外とあるんですよねえ。

もちろんルアーフィッシングのセオリーに反する、っていうのもあります。

ですが、相手が気まぐれで有名なタチウオとは言え、さすがに2週連続でこういうのを目撃してしまうと、インパクトでかいです。自分の中に培われた信念みたいなものがぐらぐらと揺らいでくると言うか…

14g位のジグヘッドのようでしたが、こんなに重くてもこの釣りパターンが成立すると分かったことは収穫でしたね。自分の中ではせいぜい7gまでだと思ってましたから。フックもがっちり掛かってましたからけっしてフロックではないと思います。もしかすると、表層で釣れる時ほどフォールを早く、ボトムで釣れる時ほどゆっくりにするといいのかも知れません。

個人的には、この手の釣りスタイルには取り組みたくないというのがあるんですよね。狙って釣りにくいというか、釣れても嬉しくないですしね。釣れたタナがよく分からないですし。かなり根気を要する釣りスタイルであることは確実です。
そもそもPE使う意味ないぢゃんっていうのもある。透明度高くて活性も高い場合、フォール中にタッチしてきて一発でスレてしまうケースも。


でも、やるしかないかな。食わず嫌いはいけませんからねえ。


3時半、仕事あるんでこれにてギブアップ。撤収でした。



さて…、ルアーロッドあと何本要るんだろう?




[日時]2020年11月22日(日)
[天候]晴れ、強風
[水温]不明、澄み
[時間]20時〜3時半
[釣果]0
[バイト]1
Rod: Uzaki-Nissin ARES Dreams VISIO DRV806S
Reel: SHIMANO 2006 Sephia 2500SDH
Line: Berkley FireLine Original 2/0.5lb (4ポンド0.6号)
Leader: 東レ トヨフロンスーパーL EX 2号1.5m
Jig: エコギア 3Dジグヘッド7g(逆付け)
Worm: エコギア グラスミノーL #032 ミッドナイトグロウ
[小遣い]2千円(タバコ、コーヒー、牛丼他)
[感想]全然釣れてない。ボウズで帰る人がほとんど。


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