竹心の魚族に乾杯

Have you ever seen mythos?
登場する団体名、河川名は実在のものとは一切関係ございません。

24/10/02 戦局を占う

2024年10月02日 | 鮎修行
令和6年鮎釣り19戦目。


このところ連日の暴風。
今日も強風が吹き荒れていますが徐々に弱まってきている気配。これなら夕方には止むだろうと見込んで、やぼ用を済ませ川へ。




到着すると風はまだ強いですが日没後には弱まりそうな気配。それよりも落ち鮎が降って来ているか否か、そればかりが気になるところ。轍が結構出来てますね。これは土日でかなり攻められたか。
このところの秋雨前線乱高下で高活性に至るには積算日照が足りない感じですが、しばらくぶりの夏日ですので今日は腰まで立ち込んでもいいかなと。とはいえ今年の夏があまりにも暑すぎたので立ち込みの寒さに身体がついて行けておらず、昨年のように集中力が持つかどうか一抹の不安もあるのですが…。

濁りはまだソコソコあります。水量もまだ平水位ほどありますのでタイツでないときっちり攻められません。


道糸はクッション性高いフジノナイロン スーパーヤマメ0.5号。良く伸びるんですこの糸。もちろんアタリが分かりにくくなるという側面もあるんですが、適水温で落ち鮎祭り開幕ともなればバクバク喰うはずなのであんまり関係ないかと。それよりもキャッチ率です。先日(9月17日)の轍は踏みたくないんですよ。バラシを少しでも減らしたいんです。

クッション性を最大限活かすため天井糸・先糸通しの3.3mに。天井糸部分は折り返してダブルライン。そして今回も調節器なしでトラブル回避。

天井部分の折り返しですが、ヘラゴムはそのままじゃコワいもんで、3号ナイロンでヤッコくして使用。

とにかくエラい風で今にもすっ飛びそう。仕掛けを組むのが辛くて早くもショゲそうです…

さて、この折り返しでできた輪っかを、

穂先のリリアンに引っ掛けるっちゅこんずら。

こんで長さの調節もできるもんで、夕釣りにゃ調節器要らにゃーだら?

竿はドブ竿10mで穂先トラウトロッド改、#2は旧ブランクスのセッティング。

玉ウキありで上針はナシ。オモリは3号にしたいところですが、いかんとも風が…

捨て糸はナイロン0.2号。取り込み命。


16時半、陽が傾いてきました。

様子見で深場に立ち込み、タイツを水で濡らしひとまず身体を慣らしていく…

水温は24°C。

川の中の方がヌクいよ意外と。

下針に装着するのは前回のアタリ針、

茶熊(藤重)。


道糸3.3mで開始しましたが、立ち込んで操作してみると長すぎてやり辛いためちょっとずつ切り詰め、最終的に3.1mほどに。竿10m+立ち込みではやはりこれぐらいがMaxでしょうかねえ。長ければ長いほど取り込みは有利になるのですが。

常連さんが川の様子を見に来られましたが、サーッと帰って行かれました。ハネがないからなのか鳥が来ていないからなのか。でも昨年もこんな感じで釣れましたので可能性はあるはず。


ここでいったん上がり17時を待って開始することに。濡らしてしまった茶熊は水気を切って乾かしておきます。

17時。期待して竿を伸ばします。風は相変わらず強く、手前の浅場は釣り辛いです。やむを得ず沖へ沖へ。

17時半。突如上流から小鮎がサーッと降りてきたと思った矢先、表層に引き上げた天秤がスーッと下流に持って行かれ、水面上に下流へと走る鮎の背びれが見えました。すかさず竿を一気に下流へ回す…鮎がUターンしたところで上からテンションを掛ける…フッキング成功。竿を矯めて様子を窺います。鮎のサイズを確認したところで流速を勘案して竿を畳んで行きますが、今日は伸びる糸なので取り込みはラクチン。竿をどんどん畳んで一気に引き寄せます。

これなら硬めの竿で充分かも。

毛鉤は茶熊(藤重)。


表層で来ましたので上の方を意識しながら丁寧に釣りますが、これが強風のため思うように行きません。天秤が水面近くまで来ると風で仕掛けがスッと速く動いてしまいどうしてもスローに誘えません。
今日も茶熊で行けるかなと思ったのですが、ハネが出てきたにも関わらずアタリもサワリもありません…なぜなんだ、あまりにも前回と違いすぎる…だんだん焦りが募ってきます。

17時45分。これは変だなと思い毛鉤を青ライオン元孔雀に換えます。


17時52分。違うようです。八ッ橋に換えます。


18時。まだ辛うじてハネは出ています。暗烏を投入。


18時07分暗烏にも反応がなく、秘中の秘白鳳八ッ橋を投入してみます。

仕掛巻に停まっている虫は淡い色調のコカゲロウでしょうか。黒い虫がハッチしてくれると嬉しいのですが…

ハネはすっかり落ち着いています。ボトムからゆっくり丁寧に誘い続けます。

その後、立ち位置を変え、錘を換え、スローに誘い続けましたが、

19時50分。終わりを告げるオイカワが来て、

残念、、、



俺っち、きゃーるっっ




本日の釣果1(リリース)。

遊び鮎だけで、第二波はなかったですね。落ち鮎も入っておらず、このままでは終盤戦ナシ?!



アタリの傾向:
茶熊(藤重) 1
八ッ橋荒巻赤底(藤重) 0
八ッ橋荒巻赤底(白鳳) 0
赤熊中金(藤重) 使用せず
青ライオン元孔雀(藤重) 0
暗烏(藤重) 0
香魚(藤重) 0







[日時]2024年10月2日(水)
[天候]晴れ、強風(タイツ+ラッシュガード着用)
[水温]24°C、平水(5cm)、濁り
[時間]17時〜20時
[スイカの匂い]なし
[コウモリ飛翔]数尾
[釣果]1(16cm)
[バラシ]0
[掛けミス]_
[アタリ]1
[誘い方]なし(表層、1.5m)
[竿]旧オリムピック インストラクターAL鮎 ドブ100(#1φ1.8mmトラウトロッド、#2旧ブランクス、10mで使用)
[毛鉤]上針:なし
    下針:茶熊(藤重)→青ライオン元孔雀(藤重)→八ッ橋荒巻赤底(藤重)→暗烏(藤重)、他いろいろ。ハリス35cm
[天秤]自作片天秤(燐青銅70mm、北陸型)
[天井糸]道糸通し(ダブルライン)  ※調節器なし
[道糸]フジノナイロン スーパーヤマメ(ナイロン)0.5号
[先糸]通し
[穂先から錘まで]3.1m
[天秤から錘まで]1cm
[インジケーター]東邦産業発光玉ソフト6号+東邦産業発光玉ソフト5号+ハヤブサ 発泡シモリ5号
[オモリ]4号(→2.5号)
[小遣い]千円(タバコ、ホットコーヒー他)
[感想]ぼちぼち水生昆虫が増えてきてくれてもいい頃ですね。


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