竹心の魚族に乾杯

Have you ever seen mythos?
登場する団体名、河川名は実在のものとは一切関係ございません。

22/12/19 サッパパターン?

2022年12月19日 | 番外編「海」
令和4年太刀魚7戦目。


現着16時半。本日の潮が動く時刻も16時半頃のはず。間に合いませんでした。
微風の予報だったんですが、着いてみると西風が結構強いです。
地合い真っ最中?かと思いきや、誰の竿も曲がってません。


今日もシンサレートのハーフコートを着用、重ね着で寒さを凌ぎます。

現在、干潮に向かって潮位はどんどん下がっています。陽も沈みかけたところです。
いずれにしても、早めに勝負を決める他ありません。


17時。風が強く飛距離が稼げませんので、ドリフトアックス12g+パワーダートミノー105の組み合わせで沖をサーチします。カラーは#032ミッドナイトグロウ。

反応なし。

17時15分。ドリフトアックス8g+パワーダートミノー90にチェンジします。カラーは同じく#032ミッドナイトグロウ。


すると左手のカケアガリ付近の中層でココンとバイトあり。

これは意外。沖合での反応はなかったのですが、すでに足元に寄っているのでしょうか!?
数投ごとにワームをローテーションさせながら探って行きます。


ところが見事なまでに反応がありません。

手前の方はそれほどでもないですが、沖の方は結構強い横風が吹いていて、ルアーが途中で失速してポチャンと落ちます。どう投げても潮目まで届きません。
潮目まで届いてくれれば、もしかしたら反応があるのかも知れません。


ここまでで表層での反応が全く無いため、レンジが深いのかもと思い、ドリフトアックス15gとマナティー90の組み合わせでボトムからシャクって来ます。

実のところマナティーなんて持ってても使うことあんまり無いんですよね。
ワインドが効く時間帯って大体ポイント入れませんから。
というわけで、今ごろになって防寒着着てワインドという不思議な釣りに。
11月頃ですとポイントの空いてくる21時ごろ釣り開始ってパターンが多いんですけど、さすがに12月も中旬となると夕方でもポイント入れますね♫

17時20分。ドリフトアックス15g+マナティー90でシャクって来ると手前のカケアガリでプチナブラ発生!

そのままスローリトリーブでナブラの出た付近を通しますが無反応!
マナティ90はMT-07ピンクグリッター。辺りはすでに真っ暗ですので、カラーが合っていないのかも。

17時25分、ナブラが断続的に出るため水面を凝視していると、なんと、足元の水面がギラリと光り良型の太刀魚が水面下で反転
反転の瞬間、口には小魚をしっかり咥えているのが見えました!!
そして小魚を咥えたままスルスルーッと沖合に泳いで行きました!

太刀魚のスイッチは入っているはずです。
(咥えていた小魚はサッパっぽかったです)

そういえば2020年10月18日もこういう状況で、ミノーでヒットに持ち込んだんでしたっけ。
すかさずZBLシステムミノー90Fにチェンジ!

ダメです!喰ってくれません。

アイルMG DB 120 Dietも試しますが無反応!

そこで3Dジグヘッド+パワーシャッドを投げ込みます。

パワーシャッドに反応はなく、いよいよ本命◎ドリフトアックス8g+パワーダートミノー90(#032ミッドナイトグロウ)にチェンジして曳いてきます…

ところがいくら曳いても全くの無反応。

足元では時折小魚のハネが…
追われた小魚が水面を割って逃げ惑う様子です。

群れは来ているし、活性も上がっているはず。ドリフトアックス8g+パワーダートミノー90 #032ミッドナイトグロウで開始直後に反応がありましたので、カラーはそう間違っていないはずなんですが…


なぜなんだ…


18時30分。そこで奥の手。ソリッドチェイサーS803L/F-Sにドリフトアックス6g+グラスミノーL(#032ミッドナイトグロウ)をセット。

デッドスローで巻いてくると足元でココン!乗りました!なんだかよく分からん、という時は、とりあえずルアーを小さくしてみる、これ、鉄則ですね。
元気の良い引きです!先ほど反転していった個体と同サイズでしょう!しばらくやり取りしていましたが、足元のヘッドシェイクで外されました!(歯形なし)

沖に走らせようとしたのですが、太刀魚が言うことを聞いてくれませんでした。やはり、こちらが動いて横から引っ張るしかなさそうです。
フックはがまかつSPMの#12だったんですが、やっぱり小さすぎですね。#10にしておけば良かったかもです。


その後、ボイルがすっかりなくなり、シーンと静まり返ってしまいました。

19時30分。そういえば、さっきワインドの後でナブラ出たよな?と思い、ドリフトアックス8g+パワーダートミノー90(#032ミッドナイトグロウ)でただ巻きではなくダートを試してみます。

そろりそろりとゆっくりダートさせます。
するとなんと一撃でヒット! あれっ、軽くなった? そのままダートを続行…また乗った!やや小振りのようなのでそのまま抜き上げ!と思ったら足元で落ちました。

いやーびっくりです。
この一番釣れない時間帯に、こういうパターンで喰ってくるとは。

凄いぞドリフトアックス8g+パワーダートミノー90。一軍に昇格確定です。


ロッドはセフィアXR S86M-Sでしたが、こういうゆっくりダートなら83MLかメバルロッドでもいいかなと思いました。


さて、風が止む気配もないですし、場荒れさせてしまったのでこれにて終了です。


結局この日は足元まで回遊があったもののレンジが深く、表層での反応は皆無でした。沖からやって来た太刀魚はカケアガリ付近でステイして、ストラクチャーに逃げ込んでいる小魚を待っているような印象を受けました。イワシが抜けてしまったので、サッパでしょうかね。
ナブラが出ていたので小魚が上方向にも逃げていることは明らかなので、まだまだ表層で釣れる可能性はあるでしょう。

今日は蓄光直後のバイトがなかったですね。明らかなバイトは3回でしたが、いずれも発光が落ち着いてからのバイトでした。


【総括】
これまでの釣査で、取りあえず「反応を得る」という面ではホワイト系のワーム(#032ミッドナイトグロウ等)だけで充分だということが分かってきています。そういう訳で前回、今回と、カラーをレッドヘッド中心にして試してみたのですが、そこから一歩進んで「食わせる」ということになると、何か別な要素が必要なのかなと感じました。そうすればショートバイトやバラシを減らすことにも繋がり、地合いも長続きするのではないかと。
ようするにカラーに応じた「使い分け」も必要になってくるのではないかと感じた次第です。

また、波動に訴える釣り方ですと、どうしても2尾目がなかなか来ない感じもありますね。


水の中はまだまだアツいです!




[日時]2022年12月19日(月)
[天候]晴
[水温]16°C。澄み
[時間]17時〜20時
[釣果]0
[バイト]3(足元バラシ2)
[ルアーロスト]0
[カウント]—
[胃の内容物]—
Rod: SHIMANO Exsence S803L/F-S ; Sephia XR S86MS
Reel: SHIMANO 2006 Sephia 2500S
Line: Fireline Original 1/.25lb (3ポンド 0.5号) ; 2/.5lb (4ポンド 0.6号)
Leader: タカミヤ リアルメソッド エギングリーダー(フロロカーボン) 2号(1m)
Bite leader: なし
Jig: Cultiva Drift AX 6g ; Cultiva Drift AX 8g
Worm: Ecogear® Grass Minnow L #032 Midnight Grow ; Power Dart Minnow 90 #032 Midnight Grow
[小遣い]千円(定食他)
[感想]それにしても寒過ぎです…


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