Lee's Diary

ドラマが好き。
お気に入りのドラマの感想をつぶやいています。

働くゴン!

2009-09-24 | スペシャルドラマ 感想
評判がよければ このまま連続ドラマにすることを念頭において作っていそうなドラマね。
働く母親が抱える問題・母親が働きに出る意味といったことを大きなテーマにしたこのドラマ
権俵よし子が 男性と肩を並べてバリバリ働く姿とコミカルに子育てをする様子のなかに
このテーマを丁寧に描いて ドラマに取り込んでくれたら・・・ 
連続ドラマになってもとても面白そうだし 同じ境遇にいる大人が見ても楽しめそう。

ゴン(篠原涼子)の携帯電話にかかってきた仕事の要請を
子供たちとの遊園地へ行く約束を守るために 一度は断り
その後 春(佐藤誌音)が熱を出しているときに 同様に仕事の要請があったときには
春を置いて仕事に出かけるという流れが とてもよかったと思う。
春が熱があるのに仕事に行くのか?と問う咲(森本慎太郎)に
「ごめん、それでも行かなきゃいけない。」 と答えるゴン。
どうして母ちゃんは働くの?という春の問いに 強くなるため、春と咲を守るためと答える姿や
大変だから(大人になっても)働かない と言い出す春に
働くというのは強く強く生きていくってことだ と答える姿は とても印象に残った。
「母ちゃんじゃなきゃだめなの?その仕事。」
「遊園地に行ったときみたいに休めないの?」
「わかってるよ、働かなきゃなんないってこと。」 といった咲が投げかける言葉と
それに答えるゴンの思いで作られたこのシーンが このドラマが一番伝えたいことだと思う。

児童失踪事件に対するテレビ日本の軽率な報道ぶりは ちょっと呆れてしまうし
海人と鏡秀子(戸田菜穂)の対面シーンをニュースショウとして放送する
テレビ局の貪欲さには 何だか恐ろしさを感じるし
子供を持つ母でありながら この母と子の対面をニュースとして放送することには
なんの抵抗も感じていないように思えるゴンの様子には ちょっと違和感を感じるのだけど・・・
この事件の奥底に隠されていたことが 鏡秀子が海人に投げつけた言葉であったことは
同じく子供を持つ母として とても共感できるエピソードだったし
ここにもまた子供を抱えながら必死で働く母親の姿を見ることができて とてもよかったと思う。



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