失恋保険告らせ屋 第１０話 ＊感想＊

＊　四つ葉神社ウラ稼業　失恋保険告らせ屋　「余命3ヶ月の恋」＊　番組ＨＰ

今回のストーリーも楽しめたわぁ。
“心の闇”と聞くと　人には見せたくないドロっとした感情や悪意　消したい過去などといった刺激的なものを
ついつい想像してしまうけれど　こういう秘められた想いというのも　時にはいいわねぇ。
心に押し隠した恋愛感情を描いた物語は　第２話でも見ているけれど　
ドラマとしての面白さは　今回の方が断然感じられたと思う。

今回は　余命３ヶ月の諒子（西田奈津美）へ告白したいと　失恋保険に加入する翔（瀬戸康史）の物語。
「とにかく時間がないんです。」　と　やたらと焦る様子や
ルーク（城田優）とぶつかった時に見せた険のある表情など　
初っ端から　何だか胡散臭さタップリな翔の様子を描いておいての　思わぬ展開は面白かった。

ルーク同様　バーでの翔の様子を見たアタリから　こりゃあひょっとして・・と気付かされてはしまうのだけど
それだけでは終わらずに　そこに諒子の想いも加わって　想像していた以上に深みのある物語となっていたと思う。
生きる資格がないと思い続ける諒子を　何とか前向きにさせようと保険に加入した翔自身も
実は　自分には愛する資格がないとネガティブな思いを抱き続けているというのが面白いし
諒子に生きる気力を持たせるためには　ただ　“ありのままを彼女に伝えていればよかった”　のだというオチもいい。
恒例の失恋保険の補償内容からも　強い愛の力を感じられて良かったし
心の闇を暴くというお馴染みの形式をとりながらも　今までにはない純愛ドラマが描かれていて
その新鮮さを楽しむことができる物語だったと思う。　　
　　

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失恋保険告らせ屋　第１話　　＊感想＊
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アスコーマーチ！ 第５話 ＊感想＊

アスコーマーチ！～明日香工業高校物語～　番組ＨＰ
「さよなら２５人の男子女子１人・・・最後の日！！涙サプライズ」

え～っ！？　せっかくやる気になっているクラスメイトに　それをいっちゃあダメでしょう・・だとか
チョッと～っ！　クラスメイトの個人情報を気軽に人に教えちゃあダメでしょう・・・などと
直（武井咲）の軽率さが目立ってしまっていた気がする前半のストーリー。
今までにも何度となく見せられてきた軽はずみな直の行動の中でも　これはチョッと度が過ぎるんじゃ・・・
ヒロインがこんなんで大丈夫なの？などと　少々不安にかられながら見ていただけに
その後の思わぬ展開には　かなり驚いてしまったわぁ。
いやぁ・・・直のクラスメイトたちは　思っていた以上に大人だったのね。
思いもかけない素敵なサプライズプレゼントにゃあ　直と一緒にウルッとさせられてしまうわぁ。
優しくって　思いやりがあって　お馬鹿な工業男子たちがいい♪　
クラスにたった一人の女子を支える男子たち・・・という構図も　なんとも魅力的ねぇ。
クラスの女子を肴に男子トークを繰り広げるという　あの年代にありがちな様子を見せておいて
実は・・・というオチも楽しめたなぁ。　肴にされていたのは直じゃなくって　巨乳の歴子ちゃんだったのね(笑)。

大好きな有人（松坂桃李）からも　「お前のそういう空気読めないとこ、ウザいから。」　と
いたってごもっともな意見をいただいてしまった直が　
クラスメイトたちの置かれた厳しい家庭環境を改めて知ることで　自分を省みるというのも良かった。
魅力的な男子たちから支えられる様子や　有人とデートシーンなど　乙女心を刺激する萌え要素だけでなく
ちゃんと　直の成長物語にもなっていて　大人が見ても楽しめるストーリーだった。

さてさて　どうも興味が沸いてこない有人と母と父のエピソードは　やっぱり予想どおりだったなぁ・・・。
１年A組のメンバーとして直を支え　ともに活動する有人を　もっとたくさん見てみたいんだけどなぁ。　

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アスコーマーチ！　　第１話　＊感想＊
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アスコーマーチ！　　第４話　＊感想＊

犬を飼うということ～スカイと我が家の180日～ 最終回 ＊感想＊

＊　犬を飼うということ 「一生懸命、生きるということ」　＊　　番組ＨＰ

何だかイロイロ残念だったなぁ・・・というのが　最終回を見終わって　まず感じたコト。
ペット禁止の団地で犬を飼うという設定は　視聴者の間で様々な物議を醸し出しそうだし
ひょっとして　そんなコトも狙っていたのかしら？　などと好意的な見方もできなくはないけれど
どうしても　その設定を十分に生かしたストーリーを見せてもらった気にはなれないし
幸子（水川あさみ）の同級生の堀田くんや　眞子（久家心）と同級の静香のエピソードは
いつもストーリーから浮き気味だったように思えてならないし・・・。
堀田くんなんて　最終回では　大（山崎竜太郎）の「ヘイ！タクシー！！」の掛け声にあわせてのご登場(笑)。
まあ　これくらい投げやりに彼の登場シーンを作り出してくると　むしろ清々しさを覚えるほどでもあるけれど。
登場人物を勢ぞろいさせる　お決まりの最終回らしいっちゃあ　らしいわねぇ。

さてさて　文句を言いつつも　最終回も楽しませてもらった　このドラマ。
今回は　大の活躍が印象的。　　　
動物病院からの帰り道で　大が眞子のランドセルと帽子を持っている時点で　
ああ　なんかいいなぁと思っていたのだけれど　　家に帰るなり黙々とスカイの供養の準備を始める様子や
「母ちゃんも聞いてたけど、なんかダメっぽかったみたい。」という言葉や　
その後　勇次（錦戸亮）の言葉をきっかけに泣き出す様子などなど　とても素敵なエピソードだったと思う。
自分がしっかりしなくてはと　泣くのを我慢して　眞子の手を合わさせる様子からも
大の成長ぶりが　しっかりと窺えて　その健気さに泣けてくる。

父親の会社が倒産した静香に向かって　「食っていけないじゃん。」　と　意地悪なコトを言う男子に
「お父さん、頑張るんだよ、いつだって。」
「お父さんって、すっごい頑張るんだから。」　と　眞子が言うシーンも良かった。
かなり狙った　チョッとあざとさを感じる台詞とも言えるトコロではあるけれど
なに言ってんの？あんたたち。こんな当たり前のコトも知らないの？と言わんばかりの表情で　
憤る素振りも見せず　淡々と言う眞子の様子は　かなり良かった。

そして　生まれてきた子供が双子だったことに驚きつつも　（それにしても　デカかった・・・あの双子・・・。）　
「やった、やった。２倍頑張る。」　と　明るい笑顔を見せ
眞子の言うとおりの　頑張るお父さんっぷりを見せてくれた勇次。
毎回　魅力的な父親像を見せてくれた勇次が　最終回でもその魅力を存分に見せてくれてことに満足な最終回だった。

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犬を飼うということ～スカイと我が家の180日～ 　第１話　＊感想＊
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