SMAP草なぎ ニヤリに違和感
グループ活動終了まで残り2カ月に迫ったSMAP。11月4日発売の「フライデー」(講談社)では草なぎ剛を直撃取材した様子を伝え、「本誌直撃に笑顔『SMAP解散回避!』の可能性」という見出しでグループの現況を伝えている。不仲とされる木村拓哉・香取慎吾の関係が“雪解けムード”であることや、大みそかの『NHK紅白歌合戦』出場について前向きに書いている記事だが、一部ファンはこうした内容に疑問を抱いているようだ。
同誌は10月末、東京・六本木のカフェでドリンクを買って出てきた草なぎを直撃。記者が「SMAPは今年いっぱいで解散するということですが、このまま、何の説明もなく解散してしまっていいんですか?」「25周年コンサートもやらずに、ファンに失礼だとは思いませんか?」などと問いかけたが、草なぎは終始無言だったとか。そのまま車に乗り込み、『紅白』に関する質問はドアに遮られてしまったものの、「記者は見逃さなかった。草なぎは突然の取材にも動じることなく、ニヤリと笑っていた」という。
さらに同誌は直撃時の様子と併せて、10月17日放送の『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)で香取が着用したバングルが、木村の私物と“お揃い”だと話題になった一件や、木村と会話していることを中居正広が匂わせていた話など、メンバー間の雰囲気が変わってきていると指摘している。
記事を読んだSMAPファンからは、「剛に『何の説明もなく解散していいのか』とか質問した『フライデー』の記者、それ全部ジャニーズ事務所に聞いて」「剛のニヤリは『お前にファンの気持ちがわかるか!』って意味では?」「『フライデー』見たけど、剛笑ってないよね。嘘の記事でひどすぎる」などと、内容に疑問の声が上がっている。
また、『紅白』について同誌は「紅白終わりで『CDTVスペシャル!年越しプレミアライブ』(TBS系)の司会をするのが、年末年始の中居のルーティンだった」と説明した上で、TBS関係者の話として「9月から番組関係者が交渉しているのですが、まだYESともNOとも……。年末の予定を決めかねているということでしょう。つまり、紅白出場の可能性はゼロではないのです」と掲載しているが……。
「中居は『CDTVスペシャル!年越しプレミアライブ2010→2011』で初司会を務め、11~12年、12~13年と3年連続で番組を進行していました。しかし、翌13~14年はEXILEに司会が変わり、以降は今年の放送までTBSアナウンサーがMCを担当しています。司会から外れた後もSMAP5人で出演しているものの、“司会がルーティン”とは言い難い。つまり、解散回避に希望があるかのような見出しの記事ですが、具体的な内情はまったく見えてこないんです。直撃時の“ニヤリ”を強調するため、それらしい話をくっつけたという印象を受けます。同誌には『メンバーは一言でも答えたらジャニーズ事務所からお叱りを受けるんだそうです』とあるので、無言の意味を良いように捉えて書いたのでしょう」(ジャニーズに詳しい記者)
また、芸能プロ幹部のコメントとして、「解散に流されたけど木村君を悪者にするつもりはなかった」と草なぎが周囲に漏らしていると同誌にあるが、これも「同様のエピソードを『女性セブン』(小学館、10月13日号)が報じていた」(前出・記者)という。記事を読んだファンからは「記者の妄想と嘘」といった呆れ声まで出ている様子だ。
「ちなみに、同誌の有料制公式サイトのコラムでは取材の裏話をつづっています。直撃したその日の夜にジャニーズの広報担当者に電話し、解散回避の可能性について聞いたところ、真っ向から否定されたようです」(同)
本当にグループ解散を回避できるのか、それとも来年からソロに転向するのかは不透明だが、いずれにせよメンバーの動向を温かく見守っていきたい。
解散したら、SMAP草なぎではなくなるね~
長期休養の可能性が浮上している歌手の華原朋美(42)が、精神バランスを大きく崩し、かつて芸能活動を長期休養していたころに依存していた睡眠薬の大量摂取に手を出す寸前の状態だったことが4日、分かった。昨年12月から交際している7歳年下の男性との結婚を考える過程で、思い通りに事態が進まないことに悩みを深めていたという。
8月にスポニチ本紙報道により熱愛が発覚。その後も交際自体は順調に進んでいた。しかし、華原は結婚を望むあまり男性への依存を深め「それに男性が重さを感じ、ますます悪い循環を生んでしまったようだ」と親しい知人は明かす。先月には、仕事以外の場面では「明らかに不安定な状態に陥っていた」と関係者は証言する。
今回の休養の引き金となったのは、華原の状態を心配した実兄らが、先月17日に開いた「きょうだい会議」。ここで今後の交際について送られた助言が、かえって華原の怒りを買う結果となり、発熱などの変調を招いたようだ。
華原は98年に、当時交際していた音楽プロデューサーの小室哲哉(57)と破局後、同じように精神バランスを崩し、交際男性や睡眠薬の過剰摂取に依存するように。07年から事実上、引退に追い込まれてからは救急搬送されるなどの騒ぎを起こした。それでも12年に芸能界に復帰した後は一切を断ち切り、順調な道のりを歩いてきた。
再び睡眠薬依存に陥れば、契約解除は不可避。「このままでは昔に逆戻り。今度は芸能界には戻れない」と案じた所属事務所や家族は、心の安定を取り戻すために当面休養させ、推移を静かに見守っていくことを選択した。交際相手の男性も華原への思い自体は以前と変わっておらず、心から心配しているという。
華原は入院はせず、付き添いをつけて療養しているという。5日に判明する検査結果を受け、事務所が何らかの見解を発表する見込みだ。
大黒摩季18年ぶりMステ出演へ!復帰後初の生テレビ
歌手の大黒摩季が18日に放送される「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)に18年ぶりに出演することが明らかになった。今年8月に約6年ぶりにアーティスト活動を再開した大黒にとって復帰後初のテレビ生出演となる。
「あなただけ見つめてる」「ら・ら・ら」など数多くのミリオンヒット曲を持つ大黒がテレビの生放送番組に登場する。2010年に病気治療のためにアーティスト活動を休業した大黒は、今年8月に故郷である北海道で開催されたライジングサン・ロックフェスティバルへの参加を皮切りにアーティスト活動を再開した。そんな大黒がテレビ生出演の復帰番組に選んだのが「Mステ」だった。
実は同番組は1997年に大黒が自身初のソロライブ会場からの生中継という形で初めてテレビ出演を果たした番組で、当時「実在しない」という都市伝説さえあった大黒が初めてその姿を見せた縁深い番組でもある。それ以来、約18年ぶりに「Mステ」に出演する大黒は再び名曲を披露する予定だという。
23日にはこれまでの全シングルを収録し、復帰後に書き下ろした新曲も収めたベストアルバムをリリースする大黒。6日には活動休止中の6年間の彼女の思いと復帰後の姿を捉えたドキュメンタリー番組「情熱大陸」(TBS系)が放送される予定だ
KAT-TUN中丸に漂う「不安感」
現在放送中の人気ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)で主演・新垣結衣の相手役を務めるのは、俳優で歌手の星野源。35年間彼女ナシで、恋愛経験ゼロのサラリーマン・津崎平匡(つざき・ひらまさ)を好演している。
だがもう1人、ドラマの原作者で漫画家の海野つなみさんから主演候補に挙げられていたタレントがいたことをご存じだろうか? それが、アイドルグループKAT-TUNのメンバー、中丸雄一(33)である。
海野さんは今から1年ほど前、読者の間ではドラマ化するなら誰が津崎役にふさわしいかと盛り上がっていたといい、その中に、星野、中丸、長谷川博己、及川光博、高橋一生といった名前が挙がっていることをドラマのプロデューサーに伝えたという。もちろん、海野さんは読者の要望を伝えただけで、それ以上の意思はない。また、その「伝言」に、どこまで効力があったかわからない。ただ事実、その中に名前のあった星野が選ばれている。
だが、『逃げ恥』に出演しなくても、中丸のブレークに関しては機が熟している。
毎週日曜朝の情報番組『シューイチ』(日本テレビ系)には2011年の放送開始時より出演し、すっかりおなじみだが、ほかにも最近では『解決!ナイナイアンサー』(同)、『池上彰のニュースそうだったのか!!』『Qさま!!』(テレビ朝日系)、『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』『プレバト!!』(TBS系)などで頻繁に見かけるようになっているのだ。
彼が各番組からオファーされる理由は、どこにあるのだろう?
それはまず、大前提として「身軽さ」にある。現在KAT-TUNは、今年5月から無期限活動停止中。グループとしての露出が続いているのであれば、そこから1人だけ気軽に番組へ呼ぼうとはなりづらいが、それも今のところ、幸か不幸かクリアされている。
もちろん、本人としては常にKAT-TUNの看板を背負って活動しているのであろうが、作り手側としてはなるべく、グループのしがらみにとらわれずにキャスティングしたいのだ。
声のかけやすさは、彼の「たたずまい」にもあるだろう。KAT-TUNメンバーである亀梨和也(30)、上田竜也(33)、さらには嵐・松本潤(33)、関ジャニ∞・錦戸亮(32)、滝沢秀明(34)といったほかの同世代のジャニーズと比べても、中丸は「薄口」で、貫禄はそれほどない。だが、それがかえって、安心して出演依頼ができるイメージを作り上げている。
さらに彼の持ち味は「フットワークの良さ」「使い勝手の良さ」「真面目さ」だ。これは、毎週彼が『シューイチ』で担当しているレギュラーコーナー「まじっすか」でも、幅広く知られている。
このコーナーは、話題のスポットや噂の人物に中丸が直撃取材するというものだが、司会の中山秀征から毎週、生放送後のスタジオに居残りさせられ、取材するネタを言い渡される。もちろん、その際、中丸に拒否権はない。否応なしに、ロケへと向かわされる。この「使いっ走り」感がよいのである。
アイドルだけど、面白い存在です。飾らないところがよいです。