錦織、ジョコビッチ戦10連敗…完敗で初の決勝進出ならず
男子テニスの今季最終戦、ATPツアー・ファイナル第7日は19日、ロンドンのO2アリーナで行われ、シングルス準決勝で世界ランキング5位の錦織圭(26=日清食品)は、大会5連覇を狙う世界2位のノバク・ジョコビッチ(29=セルビア)と対戦。1―6、1―6のストレートで敗れ、初の決勝進出はならなかった。
第1セット、錦織は第2ゲームで4度のデュースの末にブレークを許すと、第4ゲームもブレークされるなど4ゲーム連続で失う苦しい立ち上がり。第5ゲームでブレークバックしたものの、第6ゲームでもブレークされ、1度もサービスゲームをキープすることができず、このセットを1―6で落とした。
続く第2セットも錦織は第1ゲームでいきなりブレークを許すと、第3ゲームでもブレークされ、またも4ゲーム連続で失う展開に。第5ゲームでようやくサービスゲームをキープ。第7ゲームは40―0とリードしながらブレークを許して1―6。わずか66分で完敗だった。1時間これでジョコビッチ戦は2014年の全米オープンで勝ったのを最後に10連敗、通算成績は2勝11敗となった。
大会は年間成績上位8選手が出場。1次リーグは4人ずつ2組に分かれて総当たりで争われ、ジョコビッチは3戦全勝のB組1位、錦織は1勝2敗のA組2位で準決勝に進出していた。決勝は世界1位のアンディ・マリー(29=英国)とジョコビッチの“新旧世界1位対決”となった。
そんなときもあります。
これをバネに、またこれで前に一歩進めるかも