年内で解散となるSMAPの香取慎吾(39)が、来年9月に引退となることが突如報じられ、世間にさらなる衝撃を与えた。木村拓哉(44)との確執や、前担当マネージャーであったI氏(58)の退社で、芸能活動そのものへのモチベーションが大きく下がってしまったのが理由とされている。しかしここへ来て、中居正広(44)が香取慎吾の引退を食い止めようと動いているのだという。
中居といえば解散騒動当初、ドラマの打ち上げで「もしかしたら自殺するかも」とまで語った香取を励まし、現在まで支え続けていたとされている。香取の心境がこれからどう変化していくかは、本人の精神状況次第といったところだが、そんな香取を引き留める理由もどうやら他にありそうだ。
11月7日に、木村主演の映画『無限の住人』のキャスト情報が解禁された。福士蒼汰(23)・市原隼人(29)・戸田恵梨香(28)・市川海老蔵(38)など、その豪華キャストが注目を集め、同日は各局の朝のニュースで取り上げられた。ところがこのニュースをTBSだけは取り上げず、ジャニーズファンの間で「TBSが木村無視だ!」と騒がれていた。
これについて一部メディアで、TBS一部派閥内の中居派が動き、木村を排除しようとしているのではと伝えられていた。中には、その木村に対する宣戦布告として、中居がTBSに対して働きかけたのではという噂もあがっているほどだ。
「中居は、TBSの五輪キャスターも務めるなど、TBS内部で力をもっていることは確かです。解散後、ジャニーズを離れる可能性がある中居が、その際ジャニーズから圧力を掛けられることがないよう、まずは自分の力を見せつけたかったのではないでしょうか。中居は今後も木村に対して、4人での団結力を見せつけるつもりのようですから、香取に対して芸能生活続行を望んでいるのも、そのためではといわれています」(芸能記者)
その木村は、年明け1月からTBSのドラマ枠『日曜劇場』での主演が決定しているが、SMAPの肩書がなくなった木村が数字を持ってこられるかは疑問視されており、木村の力は局内でも急速に低下している。それだけに中居も、今がチャンスと思っていることだろう。解散までのカウントダウンが進む中、木村対中居の構図はいよいよ白熱していきそうだ。しかし、香取の芸能活動が引き続き継続されるかどうかは懐疑的だ。
■香取の画家転身を阻む!?
一部では、香取はメンタルへの影響も囁かれ、休止後は元マネージャー・I氏を頼って裏方への転身や、画家活動をするのではとの声もある。しかし、画家活動を並行して活動している芸能人も数多く存在するだけに、その“枠”は限られている。中でも不安視されているのは、木村の妻である工藤静香(46)の存在だ。
「油絵の才能もある工藤は、有名な絵画展である『仁科展』で20回入選し、会友推挙にも芸能界で初めて選出されるなど、絵画界でも顔が利くようになりました。もし香取がこの業界に参戦してくれば、工藤が圧力を掛けてくる可能性は高い。SMAP解散の“黒幕”として、木村ジャニーズ残留に働きかけたともされる工藤だけに、香取の躍進を阻止しに来るでしょうね」(芸能記者)
木村の力が弱まっても、その黒幕である工藤の力はまだ各方面に健在ということだろうか。このような力を見せつけられれば、香取のモチベーションはさらに低下していくことになるだろう。
そんな香取のメンタルに影響しないよう、中居は今後、木村ではなく工藤にもその力を見せつけることが必要になるのかもしれない。
なぜ、香取慎吾の躍進を喜んであげれないのか