TBS出水アナがキリマンジャロ登頂に成功「滝のように涙が出た」
TBSの出水麻衣アナウンサー(32)が、今春に番組30周年を迎えたクイズ番組「世界ふしぎ発見!」(土曜後9・00)の企画で、キリマンジャロ登山に挑戦し、登頂に成功。このほど同局で囲み取材に応じた。
同番組は19日の放送で、アフリカ大陸最高峰で5895メートルの高さを誇るキリマンジャロ山の不思議を特集し、山麓に広がるサバンナの豊かな動植物郡、当地の人々の暮らしを紹介し、それらを育むキリマンジャロの恵みについてリポート。出水アナは、ミステリーハンターとしてキリマンジャロ登山に挑んだ。
それまでの東京の高尾山への登山経験しかなかったという初心者の出水アナは、同企画の話を聞いた際の様子について「キリマンジャロと言われても“有名な山”ということしか知りませんでした。のちのち『アフリカ大陸最高峰の5895メートルの山に登ります』と言われたときは、ただただぼう然としました」と打ち明ける。引き受けてしまったことに不安を覚える中、「登山のハードさを知らず、32歳の厄年で新しいものにチャレンジしたいという思いもあり、キリマンジャロに怯む自分もいなくて、やってみたいという思いの方が強かったので、飛び込んでみました」と決意したという。
日本でトレーニングを行ったのち、6泊7日の行程でアフリカへ飛んでキリマンジャロ登山をスタート。事前のトレーニングのおかげもあり高山病にもならず、順調に登り続けることができたそうだが、そんな中で一番の苦労を聞かれると、最終日の山頂へのアタックを挙げ「4600メートルのキャンプ地を夜11時に出発して、暗くて寒くて酸素が薄く、遠のく意識の中で足場を探しながら小さい一歩を重ねているときが精神的に一番つらかったですね」と回顧。「今まで仕事を放り投げたいと思ったことはなかったんですけど、そのときばかりは後悔しました」と告白した。そんな中で見事、登頂を果たした出水アナは「今まで仕事で泣いたことがなかったんですけど、喜びなのか達成感なのか安堵なのか、自然に滝のように涙が出てきました」と振り返り、「私が32年間、生きてきた中で一番印象に残る仕事でしたし、得るものが大きかったです。小さい一歩が積み重なると5895メートルの頂上まで行けるんだという自信になって、これからどんなつらいことがあっても乗り越えていけるんじゃないかなと、単純な私はそう思いました」と胸を張った。
キリマンジャロ登頂に成功して自身の中で変わった点を聞かれると「帰ってきて仕事をしている中で気が付いたんですけど、緊張しなくなりました。肝が据わったんですかね」と告白。さらに、現地スタッフの優しさに心を打たれたそうで「それ以来、人に優しくなりました(笑)。人のために一肌脱げる人でありたいと思うようになったので、この気持ちはずっと大切にしていきたいですね」としみじみ語った。また、今後もし山登りのオファーがあったら「ぜひ登ってみたい」と言い、「まだ日本の富士山に登っていないので、まずは富士山に登ってご来光を見たいなと思いますね」と目を輝かせた。
同番組は19日の放送で、アフリカ大陸最高峰で5895メートルの高さを誇るキリマンジャロ山の不思議を特集し、山麓に広がるサバンナの豊かな動植物郡、当地の人々の暮らしを紹介し、それらを育むキリマンジャロの恵みについてリポート。出水アナは、ミステリーハンターとしてキリマンジャロ登山に挑んだ。
それまでの東京の高尾山への登山経験しかなかったという初心者の出水アナは、同企画の話を聞いた際の様子について「キリマンジャロと言われても“有名な山”ということしか知りませんでした。のちのち『アフリカ大陸最高峰の5895メートルの山に登ります』と言われたときは、ただただぼう然としました」と打ち明ける。引き受けてしまったことに不安を覚える中、「登山のハードさを知らず、32歳の厄年で新しいものにチャレンジしたいという思いもあり、キリマンジャロに怯む自分もいなくて、やってみたいという思いの方が強かったので、飛び込んでみました」と決意したという。
日本でトレーニングを行ったのち、6泊7日の行程でアフリカへ飛んでキリマンジャロ登山をスタート。事前のトレーニングのおかげもあり高山病にもならず、順調に登り続けることができたそうだが、そんな中で一番の苦労を聞かれると、最終日の山頂へのアタックを挙げ「4600メートルのキャンプ地を夜11時に出発して、暗くて寒くて酸素が薄く、遠のく意識の中で足場を探しながら小さい一歩を重ねているときが精神的に一番つらかったですね」と回顧。「今まで仕事を放り投げたいと思ったことはなかったんですけど、そのときばかりは後悔しました」と告白した。そんな中で見事、登頂を果たした出水アナは「今まで仕事で泣いたことがなかったんですけど、喜びなのか達成感なのか安堵なのか、自然に滝のように涙が出てきました」と振り返り、「私が32年間、生きてきた中で一番印象に残る仕事でしたし、得るものが大きかったです。小さい一歩が積み重なると5895メートルの頂上まで行けるんだという自信になって、これからどんなつらいことがあっても乗り越えていけるんじゃないかなと、単純な私はそう思いました」と胸を張った。
キリマンジャロ登頂に成功して自身の中で変わった点を聞かれると「帰ってきて仕事をしている中で気が付いたんですけど、緊張しなくなりました。肝が据わったんですかね」と告白。さらに、現地スタッフの優しさに心を打たれたそうで「それ以来、人に優しくなりました(笑)。人のために一肌脱げる人でありたいと思うようになったので、この気持ちはずっと大切にしていきたいですね」としみじみ語った。また、今後もし山登りのオファーがあったら「ぜひ登ってみたい」と言い、「まだ日本の富士山に登っていないので、まずは富士山に登ってご来光を見たいなと思いますね」と目を輝かせた。
アナウンサーもここまでやるんですね~(やらなきゃいけないの)
イモト なみ