大雪のため、一時、合わせておよそ250台が立往生した鳥取県の山陰道と国道9号線は、除雪作業の結果、12日朝までに立往生はほぼ解消しました。しかし周辺では引き続き、車の渋滞が起きています。

鳥取県では大雪の影響で自動車専用道路の山陰道の湯梨浜町から鳥取市の間で、車やトラックなどおよそ100台の車が立往生しました。

また、この影響でう回路の国道9号線にも車やトラックが流れ込んで大規模な渋滞が発生し、11日午後3時半現在でおよそ150台が立往生しました。

国土交通省では山陰道と国道9号線の一部を通行止めにして除雪作業を進めた結果、これまでにいずれの区間の立往生もほぼ解消されたということです。

しかし、山陰道ではこのあと通行止めを解除したところ、開通を待っていた車が流れ込み、午前5時の時点で鳥取市の青谷インターチェンジ付近では、鳥取方面に向かう上り線が大渋滞となっていてほとんど車が動いていませんでした。

このほかにも国道9号線の周辺で渋滞が起きているということです。

国土交通省は車がスムーズに動けるよう引き続き、除雪作業を進めています。