アトリエ ここるぴあ

和紙作家 佐治直子のブログです。キンカチョウのことりたちと、工房『アトリエここるぴあ』での出来事を綴ります。

柿渋の香りの中で

2014年09月19日 | 作る
昨日から、漉いた和紙に柿渋を塗っている。

目的は、本やノートを作るにあたり、パーチメント(羊皮紙)のような感じで
表紙に使いたいと思ったから。他にも用途はいろいろ。そのまま塗ったり、
くしゃっとして、しわしわにしてから塗ったりして乾かす。



柿渋がくさーいというのは有名だけど、まあ、これは我慢ができる程度かな。
でも部屋中になんらかの香りが漂っているのは否めない

ぷる(娘)とぴあくん(父)親子も見に来た

先日の製本合宿からがぜんやる気がわいてきて、昨日は竹尾に和紙とケンカせず
作品に使えそうな紙を何種類か発注し、本やノートを作る準備をしています。

  さしあたって、本とノートを作ることは決まっている。というか決めた。
  しかし、依頼を受けて作らなくてはいけない展覧会用の本と
  季節の飾り物は、まだ構想のみで手つかずでいる。内緒だけど


そんな仕事をしながらも、伊那でもらったこの案内を見て、私の心はそわそわ
してしまっている。


行きたい。「安曇野ちひろ美術館」はむかーし行ったけどあまり覚えていないし、
なんたってスズキコージだ。そして、山ドライブ 先日の信州ドライブからの
興奮が冷めやらぬ今、私の心が揺さぶられないわけがない。さすが誘惑展!

でも、遠いしなあ、寒くなる前に行けるかなあ、と独り言を愛ちゃんにメール
したりしてやりすごしている。

とりあえず、28日で終わってしまう清須のブルーノ・ムナーリ展には時間を作って
行こうとは思っています。

製本仲間のみなさん、見ていただいてますか?
私はこんな感じで名古屋で仕事をしています
コメント
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