レッスン室の近くにインターナショナルスクールがあるので、外国の生徒さんも英語でピアノレッスンをさせて頂いてる私。…と、書くと、さも、英語ぺらぺらのように思われるかもしれませんが、何を隠そう、片言英語しか出来ません…(笑)。なのに、お引き受けしてしまった(んな、無鉄砲な!と家族中に恐れられた^^;)、初めての生徒さんが、今度、シンガポールに帰国する事になりました。最初は2年という事で、期間も短いし、世界共通語の音楽だし…なんて、軽い気持ちで臨みましたが…あまかった…。言ってる事は半分わかるが、やっぱりわからない。。でも、教えねばっっ!ピアノ嫌いにさせたらいかん!!という事で、辞書を引き引き、レッスンしていた最初の頃。つまんなくなると床に寝てしまったり、こらぁ!!と日本語で言えたなら‥(笑)。でも、慣れ とは恐ろしいもので約1年後には、発表会で二人にこにこ連弾していたのでした。そう、途中から、英語と日本語のちゃんぽんにした‥、言葉が出てこない時には、黙らずアクションで理解してもらったうえに、英語だとなんて言えばいいの?と逆に教えてもらう、などなんとかコミュニケーションを取る為に私も体当たりのレッスンが、どうにか軌道に乗り出したのです。
シンガポールではABRSMの試験を受けるのが、必須(?)なんだそうで、しぇんちゃん自身も音楽はお勉強の延長のように捉えていたような感があり、その壁を取り払いたい!とこちらも必死。そんなこんなで、あっという間に5年が経ち、去年から、まだ小さかった弟のいーじぇーもレッスンを始めたのでした(こちらも、毎回バトルです)。その甲斐あってか、去年の発表会では終止笑顔で演奏してくれて、最初の頃よりずっと楽しそうにピアノと向き合えるようになりました。「先生にピアノを教わって音楽の楽しさがわかりました。彼女は、ピアニストにはならないけれど、ずっとピアノは弾いていきたいと言ってましたよ」とお母さまに言われた時は、思わず胸にぐっときてしまいました。。。
2回のABRSMと、ヤマハのグレードテストも受けたがんばりやのしぇんちゃん、将来どんな女性になるのかな。。今度はこちらから遊びに行くね、その時聴かせてね!と最後はしぇんちゃん希望の月光ソナタの譜面を渡しました。
「しぇんちゃん、たくさんいろんな事話せなくてごめんね。また、絶対会いましょうね!」
シンガポールではABRSMの試験を受けるのが、必須(?)なんだそうで、しぇんちゃん自身も音楽はお勉強の延長のように捉えていたような感があり、その壁を取り払いたい!とこちらも必死。そんなこんなで、あっという間に5年が経ち、去年から、まだ小さかった弟のいーじぇーもレッスンを始めたのでした(こちらも、毎回バトルです)。その甲斐あってか、去年の発表会では終止笑顔で演奏してくれて、最初の頃よりずっと楽しそうにピアノと向き合えるようになりました。「先生にピアノを教わって音楽の楽しさがわかりました。彼女は、ピアニストにはならないけれど、ずっとピアノは弾いていきたいと言ってましたよ」とお母さまに言われた時は、思わず胸にぐっときてしまいました。。。
2回のABRSMと、ヤマハのグレードテストも受けたがんばりやのしぇんちゃん、将来どんな女性になるのかな。。今度はこちらから遊びに行くね、その時聴かせてね!と最後はしぇんちゃん希望の月光ソナタの譜面を渡しました。
「しぇんちゃん、たくさんいろんな事話せなくてごめんね。また、絶対会いましょうね!」