「音みる(音のみるふぃ~ゆ)」ブログ...♪

100名を超える音楽教室「音のみるふぃ~ゆ」のレッスンノート。また3人娘の子育て日記。

いくつになっても…。

2006年10月04日 | ある日のレッスン風景
 90歳からピアノを習い始めて、今97歳、毎年、ピティナのステップに参加してピアノを楽しんでいらっしゃるという方の記事を読んだことがある。
舞台の上で演奏されてる写真が、なんとも素敵でかっこいいなぁ..と思いました。

 自分がおばあちゃんになって、そういう風に趣味を持って生きられるのは羨ましいです。

 私は、実はいつか三線を習いたいな…と秘かにもくろんでおります。高校生の頃、がりがりとピアノを弾いていた頃ですが、なぜか沖縄地方の民謡にはまってしまい聴いていた時期があって、それが、昨年、奄美の祖父を訪ねたときに、あらら、これだったんだわ、と妙に納得がいったのがとても心地よかったんですが、高校生の頃は、祖父が奄美で生まれ育ったとは知らずに、「なんだかいいなぁ」と思っていたわけです。血、というか、ルーツ、というか…。

 音楽は、理屈抜きでダイレクトに体に入り込んでくるので、いつも感受性のアンテナをピーンと鋭くしておかなくては、と思います。

 その点、子供たちの感覚は、さすがにすごい!「先生、この部分は前に○○で弾いたことあるよね?」とか「○○の曲に似ているね」とか、どっから引っ張り出してきたの~っ?と感心させられることが多いです。

 おけいこは、技術うんぬんよりも、「感じて、聴く耳を育てる」ってところに、いつも焦点を合わせてないとな、と改めて思います。