「音みる(音のみるふぃ~ゆ)」ブログ...♪

100名を超える音楽教室「音のみるふぃ~ゆ」のレッスンノート。また3人娘の子育て日記。

私の足跡...教える始まり#3〜

2025年01月05日 | 私の足跡…
見出しの写真は、25年前の看板です。。
お教室を持って、1年で30人の生徒さんが通ってくださるようになった、、
と2つ前のブログで書きましたが、なぜそうなったかというと。。

私、まるで先生っぽくなかったから

だと、今でも思ってる笑

練習してこない子には、叱るよりも
共感しかない

「・・・だよね〜」と、私の経験談を語っては、安心させていた。。

それを聞いて、やる気になったかは別として、それでも十分うまくなるんだ、という
安心感だけは与えてあげられていたってことなのかな・・と。

紹介が紹介を呼んで、30人になるのなんてあっという間だった。

もちろん、積極的にポスティングもしたりして、個人情報が漏れる恐怖とか、そっちのけ。
(まぁ、時代もそんなにうるさくなかったが)
若かったのだ。エネルギーに満ち溢れていた。。

断っておくと、私は「練習しなくていいよ〜」と言っていたわけではなく、
練習しろよ、とも言わないが、
私はいつもここを気にしていた↓↓

その子にとって適度に弾きやすく、適度に難しい、、
そんなちょうどいい教材を渡すこと。


なので、そんなに時間かけなくても1週間で弾けるようになるのだ。
練習するのが苦にならなかったはず。

なんでそんなことができたのか??
私が、音楽畑出身にも関わらず、ピアノよりも人間に興味があったから。

要するに、「対人」に関してピアノを弾くより一生懸命だった。
功を奏したその経験笑
生徒さんの性格やら、好みやら、を分析するのが楽しかったので、
それに合わせて渡していたのだと思う。

それから、私自身が、コンクール志向ではなく一つずつ段階を踏んでいく習い方だった、、
ということも大きいだろう。
40年前、大人顔負けの難易度の高い名曲を弾く小さな子はたくさんいた。
私は、それとは真反対の、その月齢の理解力に応じた課題を渡す先生に習っていたのだ。
ピアノ椅子によじ登るほどの小ささでコンクールに出して、小さな手に無理をさせてしまう・・
そんな先生がたくさんいた時代である。
(だからこそのコンプレックスもたくさんあったが、その話はまた今度)

上達しないのに、ダラダラと通わせる親はいないだろう。

練習量がそんなに多いわけでは無いのに、ちゃんと弾けるようになっていく

という、そこが、どうも生徒さんが集まった理由だったらしい。

当時通っていた生徒さんが、今では30代後半になるのだが、それを大人になってから教えてくれた。

30人に到達したその年に、私は結婚し、そして、すぐに子どもを持つのでした。
(前回の記事と話が前後してますね、ごめんなさい。)

かれこれ25年も前の話。。








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