発表会 ご挨拶

今日、大きなホールをお借りして発表会を迎えます。

震災の日に、発表会をすることの意味をずっと考えて過ごした1年でした。
講師の1人のご実家が被災し、1年後の事なんて考える余裕はありませんでしたが、
少し先の未来に、何か希望を持ちたかった私は、
震災直後の3月17日、ホールの抽選会に出かけました。

強い何かにその時は押されて。

それで、結構な確立でしたが、1番で当選した時も嬉しかったし、
やるべきことが決まった気がして、とても前向きになれたのを覚えています。

そして、1年。いろいろなことがあり、やはり、とても迷いました。

私は、無謀なことをしてしまったのかな。

誰も何もおっしゃらないけれど、私はその日は未来を支える子ども達の日にしよう
なんて、勝手に思い込み、勝手に走りすぎちゃったかな。

本当は、昨日まで思いは複雑でした。

でも、今朝、起きて変わりました。

今日は、きちんと最後まで、笑顔で、音楽で
想いを伝えよう。

私たちは、生きていかなくてはならないし、
生きて行くなら、しっかり前を向いて、
どんなことも真っ向勝負で受け止めるべきだ。

今日、行うことはちゃんと意味がある。


2012年の今日は、子ども達の日です。
どうか幸せな1日になりますように。


それでは。いざ。行ってきます!