開校当初、1周年を記念して初めて作ったバッグは、青色とピンク、そして生成でした。
まだ1歳だった子が16歳になって、
昨日、このバッグを持って、とことことレッスンにやってきました。
久しぶりに出会った当時のバッグに思わず目頭が熱くなった私。
(マスクしてて良かった笑)
写真まで撮らせてもらって、
「これまだ普通に使ってるの?」と聞くと、
「学校のサブバックとしても使ってるよ。すごく頑丈なの。」と。
あれからずいぶん時間がたちましたね。
何せ15年前ですから。
今、その子は高校生最後の発表会に向けて、ラカンパネラを練習しています。
リスト作曲のパガニーニ大練習曲より、
言わずと知れた難曲です。
いつも思うのですが、すくすくと育った、なんて言いますが、みんなちゃんと紆余曲折あります。
結果だけお伝えすれば、まるでその子がいつもいつも成果を上げ続けてきてるように聞こえるのかもしれませんが、そんな事はなくて、成長する過程で、いっぱいつまずきやいろんなことがあったのです。
私は、娘3人がとっくのとうに大きくなってしまいましたが、当時はその成長記録みたいに、こちらのブログでもいろんなことをお話ししてきました。
長女のお姉ちゃんはしっかりモノで、三女のあーちゃんは、ちゃっかりちゃん、真ん中っ子のまるちゃんが、とっても不思議ちゃんだった話など、楽しそうな風に書いてきましたからね。
みなさん、その当時は想像もつかなかったかもしれませんが、私だってたくさん悩んで、たくさん泣いたこと、あります。
開講してから今までの16年間、
数々の失敗含め、楽しい思い出があるからこそ、このバッグを見て「じ〜ん」としてしまいました。
ちなみに。
このバッグを持ってきてくれたその子は、
音のみるふぃーゆに出会うまで、いくつか他のお教室を実際めぐって、なかなか合うお教室がなくて、最後にたどり着いてくれたのですが。
16年前はSNSなんて、ブログくらいしかなかったなぁ、、
今と数年前とでは、事情が全く違いますね。。